2004年09月10日

Day55 実りの秋

バクハ滞在2日目。
しかし、今日もマーケットはないので、近くの山沿いに入って棚田を見に行くことにする。まずは市場で朝食。昨日のフォー2000ドン店のおばさんはとてもいい人で、ぼらないし、お茶を入れてくれたり、酒をちょっと勧めてくれたりする。滞在中、ほとんど全ての食事をこの店ですることになる。

さて、食後、パンを2つほど買って散策開始。こっちの方に行ってみたらと、公園にいたおっちゃんが言ってたので、それに従って適当に山のほうへ向かって歩く。一応GPSもONにしていった。 15分くらい歩くと舗装道路が切れ、家の間隔も広くなってくる。さらに行くとけっこう大きな学校があり、子供達が家路についているところだった。
一人の男の子がハローと声をかけてきたので、ちょっと話すがハローとワン、ツー、スリー…くらいしか英語はできないらしい。俺のベトナム語よりダメじゃん。
12歳の彼は学校で英語の授業があるらしく、ちゃんと英語の教科書を持っていて、それを見せていろいろ指差して見せた。しばらく一緒に歩いていたが、じき彼の家に着いた。じゃあな、と言おうと思ったら、家によんでくれた。母、兄、妹がいたが、笑顔で迎えてくれたので、遠慮なく家にいれてもらうことにした。彼の家はこの辺では普通の農家らしい。土間がそのまま部屋になっている。寝るときしか靴脱がないのかな???
家でもまた英語の勉強の続き。といっても、彼は教科書を指差してるだけで、読むのは俺。これで勉強になっているのだろうか???彼らの習う英語は耳で覚えるだけらしく、アルファベットをどう読むかなんか分かっていないようだ。これじゃ教科書を使う意味がないような気がするが…おそらく、先生も大して英語なんかできないんだろう。さすがに、ずーっと英語を読まされているのにも疲れたので適当なところを見計らって脱出。
さらに先に行ってみたが、この集落はもうおしまいらしく、犬に吠えられ、引き返さざるをえなかった。バクハの町は放し飼いの犬が多く、たまに吠えかけられる。なんで僕だけ吠えられるのか分からない。犬にもローカルとガイジンの違いが分かるのだろうか???
犬は好きなんだけど、さすがに過去2回も噛まれた経験があると、ちょっと怖い。日本なら噛まれてもしれてるけど、こんなところで噛まれて狂犬病でも持っていたらシャレにならない。まだ1時間くらいしか歩いていないので、別の脇道へ入り山へと向かう。
こんどの道はちょっと本格的に山へ上がっていく感じだ。途中、水牛が道に寝そべってじーっとこっちを見つめていたので、急に起き上がって突進されたらどうしようと思い、脇を通るのが怖かったが、幸い寝そべったままでいてくれた。アフリカでバッファローはライオンより危険だと言われていたが、水牛はおとなしいらしい。
さて、道を登るにつれ、だんだん美しい棚田が見えるようになってきた。棚田はちょっと離れて上から見ないとその美しさが分からない。近くだとただの田んぼだからだ(笑)。このあたりに住んでいるのは花モン族らしく、美しい衣装を着て鎌で草刈りをしている姿がポツポツと目に入る。道を歩いているとはいえ、ある意味勝手に彼らの生活エリアに入ってきているので、気を悪くしているのじゃないかとちょっと気になったが、道であった数人の花モン族は手を振ったら笑顔で振りかえしてくれる人が多かった。
期待した以上の景色を見ることができ満足したので、町へ戻ることにする。来たときと別の道を通って下っていくと、稲刈りをしている人たちが見えてきた。稲刈りや田植えを近所みんなで一緒にやるのはどこの国でも同じらしい。
ここにはトラクターなんてものはないので、鎌で刈った稲を担いで庭に集め、穂を叩いて米を落とす。庭におじゃましてしばらく作業を見せてもらった。「せんばこき」はベトナムにはないらしい。昔ながらの手作業が行われているが、つらい労働をしているようには見えなかった。作業しているみんなとてもいい笑顔だ。きっと豊作なのだろう。実りの秋を実感。
そういえばもう9月半ば近いんだなぁ。日本でもそろそろ稲刈りが始まるのかな。

↓バクハの棚田
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Posted by kimkatsu at 2004年09月10日 20:25 | トラックバック
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