2004年10月14日

Day89 寿命が長い?

今日は大理から20kmほど北にある白族の町「喜州」に行ってみる。
バスで約30分(3元)の距離、道はガタガタだが、けっこうなスピードで進んでいく。今日も晴天で周りに広がる田んぼと山(ツァンシャン)が美しい。まずは市場で食事。ローカルが食べているぶっかけ飯を頼む。2元の割にショボイ。前のおばさんが1元しか払ってなかったのでぼられてると思い、1元だろ?と言ったら、小椀だからだと言い返される。同じお椀だと思うんだけど…。
市場は小さく、食料品中心。大したものはない。商店街を通って町の中心広場へ出る。ここで喜州名物(大理でも普通に売ってるが)大餅を食べる(1元)。分厚いホットケーキみたいなものだ。これ1枚でけっこう腹いっぱいになる。
広場に面して厳家大院という白族建築の代表的な家があるが、入場料10元というので、外から眺めるだけにする。白族の建築物はそこら中にあるし、金払って見ることもないだろう。
白族の家は白壁に瓦屋根、壁上部には絵や文字が描かれている。また、塀は高く、門は寺のように立派な造りをしている。門の内側にさらに壁があり、内部が見えないようになっているところも多い。立派な門の写真を撮りたいのだが、ほとんどの家で門が通りに面しておらず、通りから分かれた小さな路地に面していて撮影に十分な距離がとれない。残念だ。
喜州中心部から東、湖の方へ歩いていく。町のあちこちで刈入れた稲から穂を摘む作業が行われている。いい季節に来たもんだ。田んぼゾーンを抜けて、沙村というエリアに入る。ここにある寺にばあちゃんがたくさんいたので、入っておまいりをしたらご飯を勧められた。腹は全然減ってなかったが、せっかくなのでいただく。中国で見ず知らずの人から親切にされるのは珍しいので、非常にうれしかった。
今日は宗教的に意味のある日らしく、門前に巨大な線香を立てている家が多い。ばあちゃん達も寺に集まって皆で食事を作ってお供えをしていたようだ。それにしてもこの辺り、見事に年寄りばかり。現役世代は皆、畑に出ているからだろう。僕の自説では、農業等体力を使う仕事をずーっとやってるとやっぱり電池が切れるのも早く、寿命も短かくなると思っていたのだが、ここは80過ぎと思われる年寄りがたくさんいる。どうも自説を修正する必要があるようだ(笑)。
ずーっと歩いて農村を抜け湖のほとりまで行ってみたが、景色を見るに適したところがなく、また別の道を通って沙村に帰る。丸坊主にしてから2ヶ月以上たってだいぶ髪も伸びてきていたので、ここで散髪をしてみた(3元)。
喜州の町まで戻ると何やら各家の前で草を焚いていて、煙だらけになっている。これも何か宗教行事なのだろう。ばあちゃん達が子供を連れてある広場に集まっていくようなので、行ってみるとそこも小さな寺になっていて、お供えしたりお祈りしたりしていた。ここも年寄りだらけ。
そのうち、路地のあちこちで爆竹が鳴らされ、煙の中から神輿のようなものを担いだ一団が現れ、さっきの寺へ向かっていった。これで行事は一段落らしい。僕はこの小さな町でいぶされたウサギのようになっていた。貴重な経験だ(笑)。

↓寺に集まった白族のばあちゃん達
喜州.JPG

Posted by kimkatsu at 2004年10月14日 21:30 | トラックバック
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