石宝山にも行ったので、沙渓を出て麗江へ移動することにする。
昨日見せてもらった本で「欧陽家」という白族邸宅が紹介されていたので、そこを見てから出発しようと思い外へ出ると、村では市の準備が始まっていた。金曜はここで定期市が開かれるらしい。知らなかったが、たまたま滞在中にあたるなんてラッキーだ。
ここの市はゆっくりらしく9時の時点ではまだまだ店も少なく、最高潮に達するにはしばらく時間がかかりそうだった。村を一回りして市の様子を確認してから「欧陽家」を探しに行く。しかし、これが意外と大変だった。こんな小さな村なのに知らない人が多い。しかも、知らないのに適当なことを言うので、あっちに行ったりこっちに行ったりという状態になる。結局、少し英語を話す若者に家まで連れて行ってもらった。彼女はここの欧さんの知り合いだったようで、欧さんにいろいろ説明してもらうことができた(もちろん意味不明だったが…)。
欧陽家を出て再び村へ。メインストリートは出店でいっぱいだ。白人観光客も数人見かけたので、金曜に市が立つことはロンプラ等英文ガイドブックに載っているのかもしれない。白族ではない派手な民族衣装の人も数人来ていた。おばあさんは写真を撮らせてくれたが、小姐にはどっから来たの?と聞いただけで逃げ出されてしまった。
さぁ、そろそろ出発しよう。食事をして剣川行バスに乗り込む。1時間で剣川着。剣川から先、麗江行バスが1時間後しかなかったので、町をぶらぶらしてみる。剣川県の県城の割には小さな町だ。新しい建物は少なく、大通り沿いから少し入ると古い瓦屋根の家が並んでいる。ここは木彫で有名らしく、銀行等も綺麗な木造になっていた。また、バスターミナルのすぐ隣では彫りかけの仁王(?)像があった。今では大きな木が手に入らないようで仁王像はたくさんの角材を貼り付けたものに彫りこまれていた。
麗江行バスは予定時刻を少し遅れて出発。途中半分以上寝ていたが、麗江の標高はかなり高いようで登り坂が多い。2時間ほどで麗江到着。思ったよりずっと大きな町だ。バスターミナル周辺を見る限り、ここに世界遺産に登録されるような古い町並みがあるとは思えない。
まずは宿探し、旧市街(古城エリア)へ行く前にしばらく歩いて相場を調べてみよう。4,5軒目で新しく綺麗な宿が20元で見つかったので、とりあえず今日はここに泊まり、明日以降古城エリアへ移るかどうかこれから決めよう。
荷を解いて早速古城へ向かう。目の前の獅子山を越えていけば古城エリアまでは5分もかからない。しかし、この山越えの小道、宿のおばさんは歩いたことないらしく、古城にへ行けないと言っていた。アフリカ人もそうだったが、自分の毎日の生活で使う道以外は全然知らないのだ。
古城エリアに入ると道は石畳になり、雰囲気ががらっと変わる。しかし、観光客だらけ(><)。大理以上の大混雑だ。圧倒的に多いのは中国人ツアー客、白人もたまに見かける。また、ここは中国人バックパッカーの人気ポイントになっているらしく、今まであまり見かけなかったカラフルなNORTH FACE等のマウンテンジャケットに身を包んだ中国の若者が目立つ。路地が狭いのにあまりに人が多いので写真を撮ることもできない。
撮影は明日以降早朝にすることにして、地理感を養うべく地図を見ながら入り組んだ路地を歩き回る。反り上がった瓦屋根を持つ納西族の家と道沿いに流れる水路は確かに魅力的でこの町が人気スポットになるのもうなずける。
しかし、訪れるには遅すぎたという気がしなくもない。古城中心部は10軒に1軒が客桟(民宿)となっており、通りは土産物屋が軒を連ねている。
石畳の小道に水路、そして白壁瓦屋根の家々といった絵は喧騒の中でその魅力を失っている。残念だ。
↓沙渓マーケットに来ていたおばさん(イ族?)
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