今日は鳥葬で有名なディクンティゴンパへ行く。まだ星が輝く6時半に起床、洗顔、パッキングを済ませチェックアウト。荷物預かりは無料だったが、朝早く起こされめちゃめちゃ機嫌が悪そうだったので、この宿ももうやめようと思う。
7時に連れの日本人(女)と待ち合わせのバス停で会い、15分ほどバスターミナル行ミニバスを待つが、来ないのでタクシーを使う。ディクンティゴンパ行バスのチケットを買おうと窓口に並ぶが待てと言われて20分。切符を買わないままバスに連れて行かれると既にほぼ満席になっていた。
さらに数人が乗り込み満席+数人で8時半頃出発。客は僕ら以外は全員チベタン。車内は寒いが、道は舗装道で快適に東へと進む。1時間ほどでメルドグンカルの町に到着、その先ディグン・ゾンで食事休憩をとって2時過ぎにディクンティゴンパ到着。
谷沿いにずーっと進んできたが、ゴンパの少し先にある村でこの道も終わるようだった。地の果てに来たような寒々しい景色が広がる。ゴンパは斜面に建てられていて、見晴らしは最高だ。ただ、寺自体は入口に大きなお堂があるくらいであまり見て回るようなところはなかった。
まだ時間が早いので、10数キロ離れたところにあるテルドム温泉へ行ってみる。寺併設の旅館に荷物を置いて下の村(門巴)まで、近道を下り、そこから温泉方面への分岐点まで歩く。風が強くて耳がちぎれそうに痛い。分岐に着いてヒッチトライ。数分すると公安の車が来て無料で乗せてくれた。こんな幸運は滅多にない。しかも、彼らも温泉に行くところだったので、休憩部屋も一緒に使わせてくれた。
そして楽しみにしていた温泉へ。まさに天国、超気持ちいい~(^^A お湯は澄んでいて、下からぶくぶく湧いている。少し温めだが深いので肩までゆったりつかれる。チベタンの親子がいたが、子供は風呂に慣れていないからか湯につかるのを嫌がって泣いていた。習慣というのは面白いもんだ。僕には天国のように思えるこの温泉がイヤでたまらない人もいるのだから。
中国人に付き合って長湯をしてしまい、風呂から上がったら、くらくらっと意識が遠くなってその場にしゃがみこんでしまった。少しのぼせることはあってもこんな体験は初めてだ。周りの人に介抱され、ベンチに座らせてもらい、毛布を体に巻きつけた状態で落ち着くのを待つ。あ~カッコ悪い日本人…。吐き気もあって、時間がたてば元に戻るのかすごく不安だった。しばらく休んだら、何とか歩ける程度になったので、部屋へ戻りそのままの状態で横になって休む。公安の人たちはとても親切で薬や水をくれ、休んでろと言ってくれた。
1時間くらい休んでようやく回復。また彼らに送ってもらいヒッチした場所に戻る。もう6時で少しくらくなりつつある。寺に向かって歩いて帰っていると、トラックが来たのでまたヒッチ。今度もタダで乗せてくれた。今日はとてもラッキー日だ、それとも女の子がいるとこんなもんなのだろうか???
門巴の村から寺まで近道(急登)を通って歩く。しかし、連れの足どりは重く、あっという間に日が暮れてしまった。たまたま持っていたマグライトが役に立った。僕も最初は普通に連れを引っ張って登っていたが、だんだん意識が遠くなるような感覚と吐き気が出てきた。標高4400mくらいで高山病になるなんて…さっきの温泉が体に影響しているのだろう。
何とか8時過ぎに寺に到着。ベッドにへたりこんでしまった。
↓温泉のある村
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