今日は9時頃起床して洗濯、写真現像等雑用を済ませてからパボンカ寺、チュプサン尼僧院に行ってみる。前にセラ寺に行った帰り寄ってみようかと思いつつ、見るからに遠そうだったのでやめたところだ。
ミニバスを降りて、寺へ向かって歩き始める。村を越え、山の中腹にあるパボンカ寺までの道をゆっくり登る。今日は雲が多く、あまり日差しは強くないが、歩いていると汗がにじんでくる。40分ほどでパボンカ寺到着。思ったより早かった。
ここの見所は大きな岩の上に建てられた寺(パボンカ・ポタン)とソンツェン・ガンポ王が瞑想したお堂だが、内部は他の寺とあまり変わらない。パボンカ寺から右上に見えるタシ・チューリン寺までまた坂道を上がっていく。今日は寺巡りというよりもハイキングだ。パボンカ寺の標高は約3800m、タシ・チューリン寺はちょうど4000mくらいあり、さくさくとは歩けない。周囲には荒涼とした風景が広がり(ラサ郊外はどこもこんなだが…)放牧されたヤクがのんびりと草を食んでいる。タシ・チューリン寺までは約30分、そこからチュプサン尼僧院までは巡礼道を外れ、直線ルートを通って20分ほどで到着。遠めに見るより小さい尼寺だ。長髪の男を見て女と見分けがつかなくなることはまずないが、女が坊主頭にすると一見男に見える人も多い(ように思う)。チベタンだから???
1時過ぎに着いたのだが、坊さん(男)が説教をしていたので、入るのを遠慮していた。説教も終わり、読経になったので、尼さんの視線を集めながらいつものように堂内を一周してお参り。出ようとしたら、一人の尼さんに「ドコカラキマシタカ?」と聞かれた。その時点で向こうは日本人と見当がついているわけだが(笑)、日本と答える。そしたら、英語でバター茶を飲みますかと勧められたので、尼さんが並ぶ端っこの席に座らせてもらい、お茶をいただく。トリンレィという尼さんが英語を話すので、彼女としばらくこそこそ会話をする。その間も他の尼さん達の視線がこっちに集まっているのを感じる。
期せずして昼食時間になり、一緒に末席で昼食までご馳走になる。本日のメニューはご飯に麻婆春雨みたいな具をかけたぶっかけご飯。ベジタリアン用と肉入りと2種類が作られていて、肉を食べられますかと聞いてくれた。なかなかおいしく、勧められるままおかわりしたら、隣の尼さんがくすっと笑っていた。髪を剃ると年齢不詳になってしまうが、笑顔はかわいかった。さすがに三杯目は遠慮してチベット語で「もう結構(デクソン)」と言ったら周りの数人に受けたので、ちゃんと通じたようだ。食事中はみんな静かで、ワイワイ話をしながらという雰囲気はないので、僕らもこそこそ話す。こういったところは尼寺の方が普通の(男)寺より統制がとれているように思える。
食後、またバター茶をご馳走になる。感謝の気持ちをこめて、旅人(ワンダラー)名刺の裏にチベット語で「ありがとう」と書いてトリンレィに渡した。トリンレィもメアドを持っていて(!)僕に渡してくれた。みんなの食事が終わるとまた読経が始まったので、お礼をいって失礼する。とても楽しいひとときだった。
帰りにバルコルの露店で数珠を購入(12元)。香格里拉で買ったやつはぱっと見きれいだったが、実は白い石に塗装してあるやつで塗装がはげてきたうえ、昨日糸が切れてしまったのだ。数珠を買うときは壁など硬いところで表面を擦ってみて塗装モノじゃないかチェックして買いましょう。
↓岩の上に建てられたパボンカ・ポタン
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