マッチェルモ→ゴーキョ(所要2時間半)→ゴーキョ・ピーク(往復約2時間)
7時過ぎに起床。昨夜はなかなか寝付けなかった。標高4500mくらいなので高度のせいかもしれない、少し不安だ。相変わらずコンロの気化が悪く何度も点けなおしてるうちにカンボジアで買ったライターが壊れた(涙)。ま、火花は飛ぶのでコンロへの点火は大丈夫そうだ。
ラーメンに加えオムレツを食べてから8時半に出発。昨日通った道をまた歩いて30分ちょっとでパンガへ。今日も快晴だ。
ここからGPSをONにして川沿いに続くルートを登る。急登というほどではなく、歩きやすい道ではあるが高度はかなりあるので足の行きたがるペースで歩くと息が切れてしまう。
ゆくりと先に見える川の流れ口を目指して上がっていく。石段を登り切って橋を渡るとゴーキョまでの登りはほぼ終了。
賽の河原みたいに積み石が見え、その先には1つ目の小さな湖がある。こんなとこにも鴨がいるというのはオドロキだ。この湖の右を通り過ぎ20分ほど歩くと2つ目の湖に出る。この手前にチョラパス方面への分岐があるので、偵察に行ってみる。その間にも5~6人が峠へ向かっていった。現在のところ峠越えに際して問題はないようだ。
偵察を終え、元のルートに戻る。2つ目の湖は大きく、ほとんど凍っていた。西の湖岸はチャドテンから切れ落ちている崖で歩けないので右岸を通っていく。前方左にはゴーキョピークのルートがくっきり見えている。ゴーキョのロッジはその真下にあるのだろう。
2つ目の湖を越えまた川の右岸をしばらく進むと3つ目の湖ドゥード・ポカリに出て東岸奥にロッジの屋根が見える。タルチョのゲートをくぐって11:25ロッジ着。この時期でも営業している宿のほうが多いようだが宿泊客は少ないみたい。付近はかなり風が強い。
しばらく部屋で休んで2時過ぎに外へ出て様子を見る。相変わらず風は強いが雲は出ていないようなのでゴーキョピークへ上がってみることにする。遠目にはほぼ一直線に道がついているように見えたが実際歩いてみると細かいつづら折れの連続。かなりの急登だ。特に上り始めの傾斜はきつい。
しかし、空身なので楽勝(笑)。ゆっくり息が切れない程度に上がっていくだけでどんどん高度を稼げる。一息ついて振り返ると湖がだいぶ下になていた。45分で標高5000mを超える。ルート周辺には積み石がたくさんあり道に迷う心配はないが、ある意味ちょっと不気味な光景だ。
休憩もなし85分でピーク着。山頂にはやはりタルチョが張り巡らされている。風が強くじっとしてると体温を奪われるのでヤッケを着る。落ち着いてから眺めを楽しむ。雲もなく360度ヒマラヤの山々の連続。まさに「世界の屋根」だ。見ていると今までの疲れもふっとぶ。改めて地図を見て山の位置を確認。初めて見るエベレストは思ったより近くにあった。手前(西側)斜面には積雪はなく、イマイチ絵にならない(笑)。1時間ほど山を眺めて過ごしてるうちに西の峰に日が沈んでいった。まだ、エベレストを含む東の峰は明るかったが時間が経つにつれ赤味を増していく。本当に刻一刻と色が変わっていく幻想的な風景だ。東の空は徐々に赤から深い青に色を変えていく。その移り変わりも素晴らしい。
写真をたくさん撮りたかったが寒すぎてカメラのバッテリーが消耗状態になってしまう。高所対策を考えなければ。
5時過ぎに下山開始。下りながらも何度も立ち止まってエベレスト、チョオユー方面を眺めてしまう。色彩の変化から目が離せないのだ。空が闇の一歩手前、深い群青色に変わり道も見づらくなってから急いで下る。帰りは40分で下りてきた。
↓ゴーキョピークから夕日に染まるエベレストを眺める
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