2005年01月25日

Day192 パハルプール遺跡

今日はボグラから50kmほど北西にあるパハルプールという8世紀頃の仏教・ヒンドゥー教寺院を見に行く。可能であればその手前にあるマハスタン遺跡もあわせて見たいので8時前に出発。バスターミナルまでリキシャで行き、そこからバスを乗り継いでパハルプールに着いたのは11時過ぎ。バスの料金を他の乗客に確認したにも関わらず、車掌はかなり執拗にボッてきた。この国は旅行者だからぼるというよりも、もともと運賃というものをきっちり決めていないようだ。法外な金額でなければ普通の乗客もある程度言い値で払っているように見える。
そして、今日もまた親切さんが現れた。途中のバスで一緒になったおじさんはバス代を出してくれたうえ、遺跡まで付き合ってくれた。
パハルプールはレンガで造られた寺院とその周辺の僧坊跡が残っており、出土品を展示した博物館も併設されている。入場料2タカ(約4円)。外国人観光客が大勢来るような国ではないので外国人料金はない。しかし、外国人と見るや、勝手にガイドがついてきて説明をする。金はないよと念を押したにも関わらず、"Up to you"と言ってついてきて同じような話を何度も繰り返す。正直為になるというよりはうざったい。
博物館に展示してある石像は予想以上に精緻な出来で感心。10世紀以降に造られた像の大半はヒンドゥー神。ここはもともとは仏教寺院で外国からも多くの僧侶が学びにきていたところだが、徐々にヒンドゥー教に席捲されてしまったらしい。中心にある寺院は3階建てで、3階部分だけ屋根がついていたとのこと。もっとも今では崩れかけたピラミッドのようにしか見えない。寺院跡を見たところで連れてきてくれたおじさんは帰り(というか一緒にいると気を遣ってゆっくり見れないので、帰っていただいた)、ガイドにもわずかなチップを払ってお引取り願った。それから、さらに1時間くらいゆっくり遺跡全体を歩いて回る。残っているレンガの部分で大体の構造は想像がつく。かなり大規模な寺院だったのだろう。時代も場所も宗教も全く違うが、赤レンガの廃墟という点でパラグアイのトリニダー遺跡を思い出した。
1時頃ここを出て、もと来た道を戻る。もうマハスタンに行く時間はないので、途中の町で食事をし、茶店のオヤジに茶をごちそうになったりしながら帰る。帰りのバスでもまたぼってきたが、もうほとんど相手にしない。ここのボッタクリストは口調はかなり強いが、ベトナムのようにどうしても金をとるというのではなく、バスを降りるときには「お前もなかなかやるな」といった感じの苦笑をしていた。
ボグラの町に着いたらもう夕方。近くをぶらぶらして食事。今日はバングラ名物壷入りヨーグルト(ドイ)を食べてみた。表面だけが茶色なのかと思っていたが、中もコーヒー牛乳みたいな色だった。かなり甘いが美味しい。バングラは甘味類が非常に充実している(というより何でも甘い…)。これは(酒を飲まない)イスラム国に共通した特長といえるだろう。

↓パハルプール遺跡
パハルプール.JPG

Posted by kimkatsu at 2005年01月25日 19:17 | トラックバック
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