2005年01月18日

Day185 トイ・トレイン

6時過ぎに起きて外へ出てみるが、雲が多くヒマラヤは全く見えない。幸い昨日ほど寒くはなさそうだ。コーヒーを飲んでから早朝の町を歩いてみる。昨日は荷物を解き、体を洗って一休みしたらもう暗くなっていて近くまで食事に出ることしかできなかったのだ。
ダージリンは山腹にへばりつくように町が広がっていてとにかく坂道だらけ。雲南の元陽を思い出した。1時間ちょっとかけて一通り歩くが、多くの店が開くのは9時過ぎのようなので朝食をとってから一度宿に帰り洗濯をすませる。ダージリン滞在予定は今日だけなので行くところを決めて再び町へ。
まずは、チョウラスター広場から展望台・ヒンドゥー寺院に寄り、ヒマラヤ登山学院、動物園へ行く。山の斜面には名産の茶畑が広がっているが、茶摘の時期ではないらしく人影は見えない。動物園入口に着いて入場料10Rsを払うと100Rsだと言われる。よく見ると窓口の脇に外国人は100Rsと書いてあった。高すぎ(><)、学割もないというので入らず。インドも外国人料金を設定してるのかぁ、先が思いやられる。100Rsを日本円にすれば250円だが、宿代と同額を動物園と博物館に払う気にはならない。
動物園の先を大回りしてチベット難民センターに行ってみる。チベタンのおばあちゃん達が糸を紡いだり、カーペットを編んだりしている。タシデレと声をかけると皆笑顔で返事してくれるのでうれしい。写真も快く撮らせてくれた。英語ができるお姉さんに話を聞くと、このエリアで約600人のチベタンが住んでいるということだ。ここの公用語はチベット語、2月9日がチベット暦の正月(ロサール)でここでもお祭りをするそうだ。何も買ってあげられなかったがお礼を言って退出。続いてブータン寺に寄り、町の中心部へ帰ってくる。
もう1時近くなっていたので昼食をとり、郵便局や銀行をチェック。それから市場を回ってバススタンドへ行き、明日のガントク行の料金を確認しておく。
2時過ぎに駅へ行ってダージリンとシリグリ近くを結ぶ小さな登山鉄道「トイ・トレイン」のチケットを購入。この列車、小さいだけでなく歴史も古く世界遺産にも登録されている。こんなものも世界遺産になるのかぁ。
ダージリン発は1日2本、午後発の方がずっと安い。牽引車は蒸気機関車とディーゼル車があり、15時の列車は蒸気だった。おかげで初めて蒸気機関車に乗ることができた。客車は2両で車両間の行き来はできない。そして検札もなかった。列車は定刻に出発、ディズニーランドの列車並みのスピードで町を抜け道路の右を行ったり左を行ったりしながら進む。1日2往復なので踏切もない。歩くよりは速いが走るよりは遅いくらいのスピードなので、道路からいきなり少年が走って乗ってくるなど列車の常識を覆す列車だ(笑)。45分ほどで次の駅グームに到着。ここで下車し、この町にあるチベット仏教寺院を2つ訪れてから、ダージリンへの帰路途中にある日本寺に行ってみる。途中の道から夕焼けで赤く染まったカンチェンジュンガを見ることができた。立ち止まって美しい世界第3の高峰をしばし眺める。
日本寺には大きな仏塔があり、日本人のお坊さんもいた。少し話をして、ちょっと太鼓を叩いていきませんかと誘っていただいたが、もう暗くなりつつあり帰り道が不安だったのでお断りしてダージリンへの道を急ぐ。
久々にめいっぱい観光したような気がする。以前はこれが普通だったのに、いつの間にかスローなバックパッカーになっている。インドは見所が多いのでハイペースで進まないと時間がいくらあっても足りなくなりそうだ。

↓トイ・トレイン牽引の蒸気機関車
2005_0118画像0051.JPG

Posted by kimkatsu at 2005年01月18日 20:01 | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?