2005年02月14日

Day212 インド音楽体験

夜行列車は予定より30分ちょっと遅れてブバネシュワール着。窓&扇風機全開なので朝方はちょっと寒かった。ガイドブックに載っている宿に行こうと思っていたがリキシャのオヤジがあまりしつこくついてくるので5Rs払って彼の勧める宿に行ってみたが、オヤジの言ってた値段より高いので、オヤジをもういいと追い払って自分で宿を探す。バックパックを背負ってるとなぜかよく犬に吠えられる。リキシャのオヤジは「Indian dog is probrem」なんてのん気なことを言ってるが、旅行者を金づるとしか思ってないあんた達の方がもっと困った存在だよ。「Indian humans are much more probrem」と言ってやろうかと思った。独力でちょっと予定より高いが新しくてきれいな宿を見つけチェックイン。金を払ってからこの宿が24時間制(チェックインから24時間滞在可)だということを知った。早朝チェックインの場合は翌朝早く部屋を出なければならないので不都合だ。
さて、1時間半ほど休んで洗濯を済ませて町へ。ここはカルカッタ以上に暑い。これで2月なのだからスゴイ、後で寺院であったオヤジに聞いたら夏は余裕で40度を超えるらしい。
10時くらいまで仮眠してから街へ。まずは観光案内所に行ってここに来た目的である「ラージラニ・ミュージックフェスティバル」の情報を聞いてみる。幸い、チケットはここで購入できた(10Rs)。そのまま旧市街を歩き、フェスティバル会場であるラージラニ寺院を覗いてみる。無料なら明るいうちに寺院を見ておこうと思ったが、入場料は外国人料金設定があり100Rs!もちろん入らず。
ブバネシュワールにはかつて多くの寺院が建てられ、今でもかなりの数が旧市街に残っている。いちばん大きなリンガラージ寺院はヒンドゥー教徒以外の入場を禁止しているが、一応門まで行ってしれっと入ろうとしてみる。が、すぐ警備のオヤジに「Get Out!」と棒で追い払われた。俺は犬か(怒)!インドの役人、警官達は本当に横柄な奴らばかり。権力を笠に着たブタ野郎だ。Public Servantという言葉を教えてあげてほしい、ねぇ田中知事。
昼食をとってから、街に点在する古いヒンドゥー寺院を何箇所か見て回る。インドに来て初めて見るヒンドゥー遺跡だ。砂岩でできているところは違うが、塔の形状などはアンコールワットを思い起こさせる。彫りこまれたヒンドゥー神も美しい。新しいヒンドゥー寺院はどこも味気ないものばかりだが、いつ頃から寺院の装飾性が失われていったのだろうか?これから各地で見るヒンドゥー遺跡が楽しみだ。
さて、猛暑の中散策を終え一度宿に帰る。途中、初めて「ラッスィー」を飲んでみた(10Rs)。ちょっと高いので、しょっちゅう飲むわけにはいかないが、冷たくてウマイ。ちなみにインドの飲み物価格は、ミルクティー小カップ 1Rs~、水1リットル 10Rs、コーラ300mlビン 8Rs、ビール大ビン 40Rs~といったところ。
1時間ほど休んでからフェスティバルへ出かける。着いた頃にはもう暗くなっていて、ライトアップされた寺院が美しい。ファンタスティックな雰囲気でとてもGood!フェスティバルは6時半定刻に開演。最初は女性ボーカルのグループ。ボーカルは非常に伸びやかな声で歌詞があるんだかないんだかよく分からない歌を歌い上げる。1曲は長く15分くらい。この後、男性ボーカルのグループが2つ続く。歌は民謡調という感じ、アコーデオンみたいなハルモニウムがいい味出している。これらのグループの中でいちばんすごいなぁと思ったのが「ターブラ」。手で叩く片面太鼓なのだが、打楽器とは思えない脅威の表現力を持つ。太鼓なのにメロディを奏でることができるのだ。演奏には相当の技術が要求されると思うが、これができたらストリートミュージシャンで食っていけるのではないだろうか。僕なら桜木町駅前でこの演奏してたら100円投げるね。
それからバイオリンと両面太鼓のコンビ。バイオリンなのだが旋律も音もオリエンタル。中国の二弧に近いように思った。そして最後に、インド音楽の華シタールの登場。シタールとターブラのコンビは今日のハイライトだった。シタールの早弾きは圧巻。あれだけ広く長い指板を押さえるのはギターの数倍大変ではないか。彼らの演奏が終わると、前のバイオリニストを加えたジャムセッション。しかし、シタールの存在感は際立っていて、バイオリンと一緒に弾くとバイオリンがかすんでしまうので、弦楽器は交互に演奏されていた。
フェスティバルは4時間で終了。初めて聞くインド音楽だったが、とても楽しめた。西洋音楽とは大きく違うが、中国の(劇のバックで使われていたりする)音楽にちょっと似ているところがあるなぁと思った。

↓ムクテーシュワラ寺院の彫刻
0214mukteshwara.JPG

Posted by kimkatsu at 2005年02月14日 20:20 | トラックバック
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