ダッカ発の夜行列車はわずか10分の遅れで7時にチッタゴンに到着。やるじゃないかバングラ鉄道。チッタゴンの駅は町の中心にあるので便利だ。リキシャの群れを無視して屋台のオヤジに昨夜駅で会ったバングラ人に勧められた安宿の名前・住所を見せると、そこ閉まってるよと言われた。しかたなくガイドブックを取り出し、近くの宿に入る。120TKを100TKに値切って決定。夜行着なのでまずはシャワーを浴び、続いて洗濯、そして仮眠。
今日が晴天ということもあるがチッタゴンはダッカよりかなり暖かく、朝から水シャワーでも平気だ。しかし、ここの水はちょっと濁っている。バングラデシュの宿はどこもペットボトルに水を入れて置いてある。最初に泊まったランプールの宿では熱湯を冷ましていると言ってたのでずっと飲み水として使っていたのだが、ダッカの宿で水がなくなったので、兄ちゃんに「水いれてくれー」と頼んだら、「ミネラルウォーター?」というので、そうそうとボトルを渡すと、廊下の隅からジャーと蛇口をひねる音。まさかと思い見に行くとやっぱり水道水をそのまま入れている。どこがミネラルなんだ(怒)。
「この水道って部屋の水道と一緒だよね?」
「Same, Same」
「飲んでも大丈夫なの?」
「No Problem(笑顔)」
「…」ということがあったので、それ以来置いてある水は飲んでいない。もっとも飲んでいた間でも腹をこわしたことはなかったが…。
目覚めたらもう11時近くなっていた。チッタゴンはバングラデシュ第二の都市だが見所は少なそうだ。観光の前にランガマティ村へのパーミット取得手続に行く。道を聞きながらDCオフィスに行き所定事項を記入。それを現地のオフィスへFAXしてもらい終了。しかし、入域が許されるのはそれから72時間後と何だかよく分からないシステムになっている。
とりあえず、やらなければならないことは終わったので、町をぶらぶらする。今日は青空に美しいウロコ雲が出ていて気分爽快だ。歩いてるのは気持ちがいいのだが、この町本当に見所がなく、見所として紹介されているところがことごとくショボイ。しかもまだ3日間のハータルが継続しているらしくバザールは閉まっている。
チッタゴンは暖かく過ごしやすいからかホームレスが多い。駅を出たところから数人歩道で寝ていたし、街角でちょくちょくホームレスを見かける。あまり物乞いされることはないが、やっぱり気持ちいいものではない。特に子供が目立つ。子供がゴミをあさっていたりするのを見るとやっぱり悲しくなる。
今日とてもショックだったのは、幼児に母親が小石を投げつけたシーン。母親は石を(しかも女の子の額に)当てておきながら、泣いている子供を抱いてどこかへ行ってしまった。自分が見ていたものが信じられず呆然としてしまった。気狂いだ。どういう理由があるのか知らないが、まともな人間がやることじゃない。
そういうチッタゴンの町なので、明日午前中歩いてから次の町へ移動することにする。
↓ウロコ雲
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