タトパニ→ガーサ(所要5時間)
7時過ぎに起きて温泉の写真を撮りに行ったらもう営業していて入浴している人がいた。この温泉は村でいちばん営業時間の長い施設だろう(笑)。朝、村でいろいろ雑用を済ましていると出発が9時になってしまった。
今日からアンナプルナラウンドルートに入るので、このトレッキングも(亡き長介調で)「後半出発!」という感じなのだ。タトパニの村を出て川沿いに15分ほど歩くと吊り橋があり「Narcheng, Danda」と書いてあったが、向こう岸に渡ったところでおじさんにDanaへ行くなら渡らんでいいぞと言われて引き返す。
このルートは隊商がとても多い。すれ違う人より馬の方が多い(笑)。途中にあるトゥクチェ村は交易で栄えたところらしい。橋から1時間くらいやや登り気味に歩いていくとダナの村に入る。点々と家が数軒集まっている所がだいぶ先まで続いている。西の山から流れてくる沢を越えてもまだダナの村らしい。沢からさらに30分くらい進むと今まで河原のある広い川だったカリガンダギがいつの間にか渓谷になり、向こう岸の道がはるか上になっている。大丈夫かな?どこかで橋を見落としたかなと不安になったが問題なしだった。
しばらく進むとルクセチャラの集落に入る。集落を抜けたところにルクセチャラの三段滝がある。滝の下の川を渡ると少し急登になる。一段落ついて少し行くと道が上下に分かれるので下に伸びるルートを進み、先に見える吊り橋を渡って渡って東岸に出る。
少し進むとコプチェパニの村に入る。村を抜けて登りに入ったところで昼食。
山腹を左に巻いていくとまだコプチェパニ村の続きがあった。これを過ぎると今日一番のきつい急登がある。崖崩れゾーンを高巻きすること約30分、登りきったところがバイロタプラの集落、ここからムスタン郡に入る。ここで迷彩服にマシンガンの軍人約20人とすれ違う。一瞬マオイストかと思いあわててGPSを隠したが、ネパール国軍でほっとした。彼らがここにいればしばらくマオイストに会うことはないだろう。彼らの身に危険がないよう、すれ違いながら"May The Force Be With You"と心の中で唱える。
30分ほどゆるいアップダウンを繰り返し、もう1つ崖崩れゾーンを越えると長い吊り橋がある。ここはたぶんカリガンダギにかかる橋でもいちばん高く、長いのではないかと思う。正直ちょっとビビった。渡ったところにまたアーミー。ここがチェックポストということで今回初めてパーミットのチェックを受ける。見たところ北上するトレッカーはほとんどいないようだ。
軍はこの橋周辺とガーサ下村にキャンプを造っているので、もうこのルートでマオイストに遭うことはないのではないか?チェックポイントから10分で"Welcome to Ghasa"の看板があり、ガーサ下村に入る。左には水路、右側に石積みの家が建ち並ぶ。この村も非常に長く、下村を抜けるのに15分、さらに間をおいて上村に着くには看板から30分かかった。ツーリストの姿は全くない。上村に入る手前でダウラギリが見える。この村あたりからタカリ族のエリアに入り、チベット色が出てくる。タカリ族の子供は風呂に入らないようで、髪ボサボサ、肌カサカサでいかにもチベタンといった様相だ(笑)。ここのNationalというロッジに泊まったが、ここがダニベッド(涙)。この後数日痒みに悩まされることになった。
↓タトパニ温泉
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