今朝はからっと晴れたので近郊にあるタキシラ遺跡に出かける。ここはパキスタンでも最大級のガンダーラ遺跡で、世界遺産にも登録されている。
バスを乗り継いで約1時間で博物館前着。しかし、ここもまた入場料外国人200Rs、しかも遺跡群は別途200Rsが必要という高額スポット(涙)。昨日、観光案内所のオヤジは10Rsくらいって言ってたのに…交渉するがダメ。昨年までは外国人もローカルも4Rsだったらしい。一気に50倍値上げするとはひどい話だ。
とりあえず博物館は入らず遺跡群へ向かうことにした。リキシャ兄ちゃんが3ヶ所チケットなしで入れるところがあるというのでまずはそこへ向かうことにする。リキシャに乗らなくてもローカル用の乗合スズキが走ってるのでそれを利用、いちばん離れたところにあるジョーリアーン遺跡へ行く。車道から2km弱歩いて到着したその遺跡はリキシャ兄ちゃんの話とは違っていて要チケットだった(涙)。見学に来ていたパキ人学生にストゥーパとは何か?など質問を受け面白かった。が、結局外から見ただけ、学生連中も200Rsは高すぎだといって係員に抗議してくれたがダメだった。ここを出て近くのピッパラへ、ここは無料だったが小規模な遺跡でおまけみたいなもの。続いて道を戻るような感じで3ヶ所の遺跡を巡るが、やはり無料スポットは小規模なものに限られている。
昼頃から雲行きが怪しくなり、ついに雨が降り出した。あららと思ってたらリキシャの兄ちゃんが停まってくれ「Money, No Probrem」といってタダ乗りさせてくれた。次の遺跡前で降りたらちょうど雨も止んでいた。ラッキー。続いてはこの遺跡群最大のシルカップ。ここはBC2世紀にギリシア人によって建造された都市で、残された石積で町の様子が想像できる。かなり大規模な都市遺跡だ。ここも当然要チケットなのだが、平地の中にあるので外から容易に外観を見ることはできる。しかし、インドに近いこの地までギリシア人が来て町を作っていたとは…古代ギリシアの力を思い知った。
ここから東にある丘に登って上から遺跡を眺め、そのまま最後の遺跡ダルマラジカへ向かう。30分強歩いて裏から遺跡へ入る。途中でチケット!と咎められたがシルカップから歩いてきたといったらなぜかチェックなしでガイドしてくれた。ここもかなり大規模な遺跡で巨大なストゥーパと僧院、裁判所跡が残っている。わずかながら仏陀像も残っていた。見学が終わるとき、おっちゃんがガイド料を要求してきたのでポケットにあった小銭6Rsを渡したらあまりにしょぼかったのか「学生なのか」といって返してくれた。今日はたまたま1000Rs札に40Rsしかなく、小銭を出すと帰りのバス代が足りなくなってしまうのだ。
5時間以上歩きつづけて全ての遺跡を見終わった。もう2時半、博物館に戻りダメもとでもう1回交渉するが、門番のオヤジが博物館館内に入らなければ見て回っていいと自分の権限内でできる最大の譲歩をしてくれたものの結局ディスカウントはできず。
ここの感想として、遺跡の規模も大きく、石積も独特のものがあるがあまりガンダーラ(=仏教)遺跡という感じはしなかった。辺りには麦畑が広がっており、遺跡を巡りながら散策するのは気分がいいものだ。しかしトータル400Rsは取り過ぎでしょう。
タキシラのバザールに寄って宿を出て以来の食事(ナン2枚)を食べる。おかずなしでナンだけを食べるのはよほどの貧乏人だけらしく、道行く人の奇異な視線を感じる。あるおっちゃんが肉食べんのか?というので今日は金がないのだと答えると、お茶をごちそうしてくれた。それから幹線道路まで歩きラワールピンディへ帰る。帰りも雨になったがバスの車内だったので助かった。
↓ダルマラジカ遺跡(タキシラ)のストゥーパ
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