早朝6時前に起こされチラスの村にあるゲートでポリスチェックを受ける。他にも数人外国人がいたのでチェックは少し時間がかかった。チェックが終わり、明るくなって気づくといつの間にかインダス川沿いの道になっていた。さすがにかなり寒い。この周辺は山賊による襲撃の可能性があるためバス等はしばらく停車し、固まって出発する。そのため次に朝食で起こされた時もバスはほとんど進んでいなかった。相変わらず食欲はなく、チャイだけ飲んで出発。
この先はインダス川を右に見ながらの谷沿いルートになるが、道から谷底まではさほど深くないので大した恐怖感はない。しかし、左側の山肌はガレ場が続き、防護ネットもないので落石を受けないだろうかと気になる。実際、KKHでは昨年日本人旅行者が落石で2名亡くなっている。11時頃ようやくギルギット、フンザ方面へ向かうKKHから分岐しスカルドゥへの道へ入る。
しかし、分岐からすぐの所にかかる橋で修復作業(おっちゃんが1人吊り橋のワイヤーの足場につかまってハンマーでトンテンカンテン叩くのをずっと繰り返しているだけなのだが…)が行われていて2時間足止め(涙)。出発したのは1時過ぎ。
今日も曇、時々雨といったさえない天気で晴れていれば見えるはずのナンガパルバット等の8000m峰も雲の彼方。ま、疲れ果てていたので景色を楽しむ余裕もあまりなかったが…。スカルドゥ方面への道に入ると集落の数もずっと減って岩と雪、それに川の世界になる。そこでたまに見かける人々は毛布のような大きなショールを羽織っていて、スターウォーズの惑星タトゥーインみたいな風景だ。
もう暗くなった6時半頃スカルドゥ近くの橋を渡り最後のポリスチェックを受ける。それから約40分後、真っ暗になってようやくスカルドゥの町に到着。出発してから約28時間が経過、さすがに疲労困憊。尻が痛い。
宿探しも面倒だなぁと思っていたら、Nさんの友人でここでNPOの活動をしているHさん、Aさんが迎えに来てくれていて事務所に泊めていただくことになった。お茶をいただいてから近くの散髪屋で久々のシャワー。疲れ果てていた体が一発で甦った。食欲も回復して夕食をいただいて、1日ぶりに横になって睡眠。あぁ快適。
↓岩に描かれた仏陀像(スカルドゥ)
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