7時頃起床、今日はまずまずの天気。青空は少ないが北の方にある山はかなりよく見渡せる。朝食後8時頃から作業を開始。村人の参加者は昨日より少ないようだ。今日もフェンス移設作業の続き。昨日で概ねフェンスの撤去は終わっていたので今日は新しい場所へフェンスを固定していく作業が中心。数m間隔で穴を掘りそこに支柱を埋めて釘でフェンスを固定していく。ハンマーの数が限られているので同時に作業は進められない。作業をしている間、だんだん寒くなってきた。気がつくといつの間にかまた雪雲が空を覆っていて、風も吹きだしていた。
昼近くなって作業終了し、お茶を飲んで一休み。それから昼食をとり、2時ころトンガルの村へ出かける。僕らが泊まっている小屋は村から一段下がった平地にあり、村へは20分ほど坂道を上がっていかなければならない。村に着いて、子供達を集めてもらい学校へ寄付するよう預かってきた鉛筆を一人一人手渡しする。お礼を言う習慣がないので、「シュークリア(ありがとう)」と自分から言う子は一人もいない。鉛筆を渡しながらお礼を言いなさいと言ってみるが、子供達は鉛筆を受け取るとそのまま走り去っていく。援助というのは言葉では簡単だが、自立を妨げるような援助は一時的に彼らを助けたとしても長い目で見れば「頼り癖」をつけてしまうだけだ。多くの援助機関がそれに気づいてはいるものの受け手のニーズとの調整が難しいことは容易に想像がつく。きっと多くの関係者がこの問題に頭を悩ませていることだろう。
村の男の大半は作業に参加してくれていたようで見た顔が多い。作業の中心になってくれた2人のお宅に招待されお茶をごちそうになる。家に招かれている間、子供達がずっと窓から身を乗り出して僕らを覗いている。でも、こっちから近づくと女の子は蜘蛛の子を散らすように逃げてしまう(涙)。この辺りは水が少なく標高も高いので風呂に入ることはほとんどないようだ。そういった生活は非常にチベット的、肌も同じようにカサカサで黒く、子供はリンゴほっぺ。素足のままサイズの合わないぶかぶかの靴を履いているのが痛々しい。
村に来てようやくここの女性を間近で見る機会を得たが、写真は少女を含め一切撮らせてもらえなかった。赤いつば付装飾帽子をかぶっているのがここの女性の特色。よく見る装飾に中国の古銭や日本の5円玉が使われていた。どこから手に入れるのだろう???
↓薪拾いの子供達

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