2005年05月06日

Day293 ジャワからバリへ

4時頃目覚めたら車掌が何か言っていて、乗客の半分くらいが降りていった。何だか分からないが不安だったので確認してみるとジャカルタの到着バスターミナルが数箇所あるため別のバスと調整をしているようだった。自分が目指すターミナルの名前が分からなかったが、近くの地名を言ったらそれならあっちのバスだと移された。移った先のバスは1列5人掛けなので狭い。しかし、すぐにまた眠りについてしまった。
次に目覚めたときはもう6時過ぎ。ジョグジャを出たときはあまり早く着いても困るなぁ、なんて考えていたが6時を回ってもまだ着かず、しかもちゃんと予定していたバスターミナルに着くのかも分からない状況になると余裕かましてた自分を後悔し始めていた。というのは11時半のフライトでバリに飛ばなければならず、ジャカルタの恒常的な渋滞を考えると9時過ぎには友人宅を出なければならなそうだからだ。
7時半過ぎにバスターミナル到着。しかし、友人宅からは遠く離れたターミナル。ここで、再度行先を確認すると、これから次のバスターミナルへ向かうという。後は渋滞に巻き込まれず早く着いてくれることを祈るだけだ。8時20分ようやく予定していたターミナル到着。すぐタクシーを拾って友人宅へ。運悪くボッタクリタクシーに当たってしまい、指摘するまでメーターを倒さないし、メーターも細工してあったようだ。急いでいるので1区間だが高速を使う。出口から友人宅は500mも離れていないのに、高速出口では6800Rpだったメーターが着いてみると19500Rpに跳ね上がっていた。そしてドライバーの要求額は2万Rs(怒)。さすがに切れて5000Rp札2枚だけを彼に投げつけて一方的に車を降りて去った。
さて、友人宅に入ると、幸い、昨日スマトラに帰る予定だった彼が今日の午後発に予定変更していて在宅だった。再会を喜ぶのもつかの間、フライトが11時半だというともう30分ちょっとで出ないと危ないという。シャワーを浴びる間もなくパッキングを済ませ朝食をとる。午後の便に変更できれば一緒に空港に行けるので、可能かどうか聞いてもらうがチケットをFAXしてその確認ができてから判断するという。通常、フライトをミスしたら次のフライトに振替えになるだけなのに事前に聞くといろいろ確認が必要になるなんて変な話だ。結局、FAXして回答を待つ時間もないので、9時半過ぎお世話になった友人とその家族に別れを告げ空港に向かう。しかし、予想通りの渋滞。数km先のBlockMまでに45分かかり、そこからエアポートバスに乗るが空港は遠い。時間はどんどん過ぎ胃がキリキリするような時間を過ごす。結局、空港のチェクインカウンターに着いたのは出発時刻2分過ぎ。しかし、該当のカウンターは開いていたのでフライトが遅れたのかと思ったら、やはり「11時半の便はもう出たので次の便になるぞ」と言われる。あぁやっぱりダメか。だったらもっとゆっくりしてくればよかった。次の便の出発までは約1時間、大した待ち時間でもないのでバリの予習をして過ごす。
1時過ぎ、バリ行のフライトが出発。機内では昨夜なくしてしまったインドネシア語カンペを作り直していた。1時間半ほどでバリ島到着。この空港、タクシーしか交通機関がないという非常に不親切なところだ。しかも、そのタクシーが数km先の町クタまでで25,000Rpもとる。しかし、他に選択肢もないのでタクシーでクタへ。車から見るクタは多くがオージーと思われる白人だらけだ。完全な白人ツーリストタウン。また嫌気がさしてきた。クタに滞在する気はないので、内陸の村ウブドへ行くシャトルバスのオフィスへ行く。ここで最終4時半のバスを予約。1時間余裕があったので荷物を置いてクタの町を歩いてみる。日本語のインフォメーションがあったので入ってみると日本人の女性がいていろいろ教えてもらった。ふと、4時半のバスでウブドへ行くと言ったら、彼女が「え、もう5時ですよ。ジャカルタから1時間時差があるから…」と言う。え~!知らなかった。あわててオフィスに戻るとちょうどバスに乗客が乗り込んでいるところだった。ウブドまでは1時間強の道のり。宿を決めていなかったので客引きのバイクに乗って1泊朝食付35,000Rpの部屋を見る。コテージ風の造りで部屋も広くグッドバリューだ。400円でこのレベルの宿に泊まれるならそこら中にある100ドル以上する宿はどんな部屋なんだろう???
一休みして7時過ぎにバリの古典舞踊を見に行く。ティルタ・サリという有名な舞踊団のショーで驚くほどの観客であふれていた。2列目に1つだけ空いていた席に陣取ってダンスを見る。ジャワの音楽がソフトでスローな癒し系なのに対し、バリの音楽は時に激しく、音も金属的で対照的。ハチャトゥリヤンの「剣の舞」を思い出したほどだ。ダンスは近くで見て大正解。美しい踊り子(おばさんが2名いたが…)が指先から眼球まで使って物語を表現するもので、動きは非常に大胆かつ素早くリズミカルだ。ほとんど目を離すことができないまま5部構成2時間のショーを堪能。僕的には大満足。ただ、時折入るコミカルな演出は好きではない。あくまでトラディショナルなものを見せてほしかったが、白人家族連れなどにはユーモラスな味付けが必要なのかもしれない。珍しいのは女形のパフォーマンス。男性が女装してガムランを演奏したり踊ったりするのだが、歌舞伎のほっそりとした美しい女形と違い、ここのは一歩間違うとお○まちゃんショーになってしまうような普通のおじさんだった(笑)。

↓ティルタ・サリの舞踊
0506Tirta.JPG

Posted by kimkatsu at 2005年05月06日 11:32 | トラックバック
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