今朝早く、Iの弟Cと一緒に従姉妹宅からIの家へ帰るが、I母のリクエストですぐに魚を買いに行くことになった。ここの(全てではないだろうが)魚屋は魚をいけすで飼っていて、客の注文を受けてからいけすから網ですくって売っている割烹屋のような店だ(しかし、魚は鯉)。刺身を食べるわけでもないのだからそんなに鮮度にこだわらなくてもよさそうなのに…。
今日あたりからIの家族がぽつりぽつりと各家に帰って行く。午前中にIの妹夫婦、3番目の弟が帰って、この家もだいぶ人が少なくなった。Iは昨夜もお泊りだったので、弟Cがジャカルタの人たちが週末によく出かけるアンチョルというビーチ&遊園地に連れて行ってくれることになった。まずは、近くのスーパーでビールを買ってから高速にのって北へ向かう。概して高速道路は混んでいないことが多い。ジャカルタでタクシーに乗るならできるだけ高速を使ったほうがいいと思う。
しばらく走ってアンチョルに到着。週末を家族と過ごす人達で賑わっており、駐車場もほぼ満車。僕らは車を停め、ビールを飲んでから海へ向かう。海は濁っているし、砂浜は人工的に作られたごく一部の箇所しかない。金沢八景の海の公園よりずっとショボイ。本当に都会に住む人達用に作られたビーチという感じ。島から成り立つインドネシアでこんなビーチが作られていることに(逆の意味で)驚きを感じた。が、それでも家族連れやカップルなど人は多く、思い思いに週末を楽しんでいる。ボートに乗らないかと声をかけてくるおっちゃんが少しうざったい。一通り海岸沿いを歩いてからソーマイという屋台の料理を食べる。なお、イスラム国だから子供は水着だが、水着ギャルはいなかった。
ここにいる間にIから電話があり、この近くで待ち合わせをしてジャカルタの南、ボゴールに近いプンチャ峠に行くことになった。Iと合流して再び高速にのって南下、1時間ちょっと走ってプンチャ方面へ下りようとしたら道を閉められていた。I曰く、週末のプンチャは混雑するので、夕方以降上りが混雑するのを避けるために警察がブロックしてしまうことがよくあるらしい。やむなく次のICで下りてアップダウンの続く裏道を通りプンチャへ向かう。途中、何度となく道を聞くが、(道を示すという)それだけのことでチップを要求してくる連中が非常に多い。そして、Iもかなりの人に500~1000Rpを払っていた。インドネシアではショッピングセンター等で駐車場に車を停めるだけで交通整理係(?)が勝手に車を誘導してチップを要求してくる。そして、ドライバーは皆チップを払っている。金を払うに値するような行為とは思えないが…車を持てるくらいの金がある人は比較的貧乏な人たちに喜捨をして当然ということなのだろう。I自身、インドネシア人はアドバンテージにつけこんでくると言っていたので、外国人である僕にこの状況を見せるのはあまりうれしくないようだった。僕もこの手の「親切の押し売り→チップ要求(→払わないとキレる(笑)」輩は好きになれない。生きる知恵かもしれないが、やっぱり図々しいとしか思えない。まだ、黙って手を差し出してくる物乞いの方が好感を持てる。
さて、裏道を1時間近く走って幹線道路に出る。周囲は茶畑が広がっていていい景色だ。また、ここはだいぶ標高が高いので涼しい。カーブの連続する坂を登って頂点がプンチャ峠。近くに大きなレストランがあり、そこでお茶を飲んで、日が暮れていく様子を眺める。夕日で染まった空とその後、闇の向こうに点々と見える街の明かりは美しかった。お茶を飲んでしばらくして帰路へつく。
↓夕暮れのプンチャ峠
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