2005年03月23日

Day249 スカルドゥ散策

今日はまあまあいい天気。昨日は暗くなってからの到着だったので気づかなかったが、ここは周囲を数々の雪山に囲まれていてラホール、ラワールピンディとは全く違った場所だ。葉を完全に落とした白いポプラ並木と雪山が寒々とした雰囲気を醸し出しているが、辺りの木々をよく見ると蕾がかなり膨らんでいて春の訪れが近いことを教えてくれる。
午前中はいろいろ周辺地域の話やギルギットの状況などを聞いたりしてゆっくり過ごし、午後、車でバザールへ送ってもらう。ここはバザール=大通りという感じ、区切られたものではなく、町の中心地がバザールだ。スカルドゥはトレッキングの拠点としては知られているがあまり観光客がやって来るところではないようで土産物屋は少なくほとんどの店はローカル向けの商店だ。人出はかなりあるがとにかく男しかいない(笑)。たまに少女を見かける程度。この辺りの人は(特に年配者)ギルギット帽をかぶっている人が多く、いい味だしている。ちょっとビンラディン系の顔も目につく。
パキスタンの田舎ではほとんど女性が表に出ることはないようで、買物も男の仕事。女性は家事と育児担当だ。この近辺もかなり保守的な土地らしく、学校の先生が男だと女の子を学校に行かせるのを嫌がる親も多いらしい。
時間をかけてぶらぶらしてみる。女性の連れがいたせいもあるがかなり注目度は高い。たまに声をかけてくる人もいるが、たいていは何者だろうと遠目に見ているだけだ。中国国境がかなり近いせいか、商店に並んでいる品物は中国製品が多い感じ。また、気候的に農業が難しいようで野菜・果物類はかなりくたびれたシロモノばかり。一通り回って、僕もギルギット帽を購入(80Rs)。ローカルも含めなかなか好評(笑)。
ちょっと驚いたのは焼かれた家やホテルがあったこと。これは今年に入って北部地域で始まったシーア派とスンニ派の抗争によるものだという。スカルドゥでは死者こそ出ていないが、かなりの被害が発生していることが分かる。4階建てのホテルが焼け跡になっていたので旅行者もターゲットにはならずとも危険がないわけではないだろう。ギルギットでは数十人の死者が出ていて、バザール、学校も開いていないというのでさらに深刻な事態であることは容易に想像できる。フンザに向かう道中がちょっと心配だ。

↓スカルドゥの女の子
0323SKARDUgirl.JPG

Posted by kimkatsu at 22:12 | コメント (0) | トラックバック