家族で過ごす鬼怒川年末休暇モデルプラン(その1)

2016年の年末休暇は、家族で鬼怒川温泉に来ています。ここに来るのは3年ぶりです。前回は妻の両親と一緒に車で来たのですが、今回は往復東武スペーシアの電車+バス旅にしました。あまり移動せず、温泉中心にのんびり過ごす旅行なら昼から飲める電車がいいか、というわけです。家族連れのモデルプランとして旅行情報を書いてみました。

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巨大迷路パラディアム

12月28日(水)の浅草駅8時発「スペーシアきぬ」に乗って10時頃鬼怒川温泉到着。日光江戸村に向かうつもりが、なんと水曜は定休日。代わりに、江戸村の近くにある「巨大迷路パラディアム」に入ってみました。これが思った以上に手応えがあり、脱出レースをして5歳の息子に負けるというまさかの結果となりました。

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受付で、「出てくるまでだいたいどれくらいかかるんですか?」と聞いたところ「平均40分くらいです」との答え。大して広いようには思えなかったので、ウソやろ~と思いつつチャレンジしたのですが、実際にかかったタイムは44分…なめてはいけないです。

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スタートとゴールにタイムカードがあるので打刻します。50m×70mの迷路エリアのコーナーに、き・ぬ・が・わのチェックポイント(櫓)があり、そこでスタンプを押して行き、ゴールを目指します。スタートのところに大きく書いてありますが、トイレを済ませてからチャレンジしましょう

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実際やってみると「急がば回れ」というか、直線的にチェックポイントの櫓をめざしてもたいてい失敗します。階段のある立体交差が2箇所ありますが、その使い方がポイントだと思います。攻略法として櫓や橋の上からだいたいのルートを見てから進むとよいかと思いますが、タイムトライアルに燃えるのではなければ自然体で1時間迷子体験をするつもりで遊ぶほうがよいのではないかと思います。とはいえ、何度も同じところを歩いていると精神的にマイッてきますが…

なお、料金は、大人:800円、子供(4歳以上):500円です。

移動はバスで

鬼怒川での移動は、バスは本数が少なそうなのでタクシーを使うつもりで行ったのですが、鬼怒川のタクシー料金は都内と同額の初乗り730円でした。ちょっと高いですよね。一方、日光江戸村やおさるの学校、東武ワールドスクウェアを回る日光交通のバスが9時台から3時台までは1時間3本くらい出ているので、観光には十分使えます。

鬼怒川温泉駅から日光江戸村までは片道410円しますが、駅構内の観光案内所で820円の1日乗車券が販売されているので、江戸村へ行くのであればこちらを購入しておくほうが両替の手間もなく便利かと思います。なお、日光交通ではSuica,PasmoなどのICカードは使えません。

鬼怒川温泉ロープウェイとおさるの山

鬼怒川温泉駅に戻って昼食をとってから、鬼怒川温泉ロープウェイに行ってみました。観光案内所で割引券をもらえます(割引額は50円ですが…)。割引券に送迎バスの電話番号が書いてあるので送迎を依頼する時は予約をしましょう。送迎バス乗り場は金谷ホテルの脇です。

ロープウェイ乗り場は、あさやホテルの向かいで、運行は平日が30分おき、土日祝は20分おきです。丸山山頂駅までは標高差700m、時間にして3分ほどの旅です。ゴンドラに乗り切れない時は、すぐ折り返しの臨時便?を出してくれます。

丸山山頂には、サル園「おさるの山」があり、タイワンザルが20匹くらい飼育されています。ここではサルのエサが100円で販売されていて、エサをせがむサルを見るとついつい買ってあげてしまいます。

また、山頂には鬼怒川温泉一帯を見下ろせる展望台や神社がある他、ここを起点としたハイキングコースもありました。寒かったのと、妻が途中でiPhoneを落とすという事件が発生したため僕らは30分ほどで下山しましたが、暖かい時期だったらハイキングもよさそうです。

料金は、ロープウェイ往復で大人:1,100円、子供(4歳以上):550円です。正直言って、コストパフォマンス的には満足とはいえず、施設の老朽化も目立ち、予算がないにしてももう少し努力できることもあるのでは…と思う部分もありました。残念な点もあったロープウェイですが、まだしばらくは楽しめるでしょう。

宿泊はホテル大滝で

今回の宿は、以前に引き続きホテル大滝にしました。以前にも記事にしたとおり、リーズナブルな割には建物もきれいで非常に気に入っています。スタッフは少なく、旅館のフルサービスは期待できませんが、反対に煩わしさはなく、気ままに過ごせる宿です。

2回めになると勝手知ったる…という感じで、夕食はジョギングがてらスーパーに買い出しに行って、部屋でミニパーティ的な過ごし方をしていました。お風呂と朝食は、姉妹館の鬼怒川プラザホテルの施設を借りるので、そのつどマイクロバスで送迎してもらいます。

今回の宿泊費は、12月28・29日の連泊で朝食付大人2名・幼児1名で1泊20,200円です。鬼怒川プラザホテルですと1泊でもこの値段では泊まれませんから、やっぱり断然コスパが高いです。宿泊にフルサービスを求めない方にはいい宿でしょう。

まとめ

鬼怒川周辺というと、家族で楽しめるところが少ない印象があるかもしれませんが、半日遊べるところはそれなりにあるものだと再発見しました。次のエントリーでは、王道の「日光江戸村」「東武ワールドスクウェア」を紹介します。

わが家は住まいが横浜市なので、近場で温泉というと箱根、湯河原、伊豆方面で、鬼怒川というと少しアクセスが悪いのですが、仮に埼玉県の東武沿線に住んでいたら、2か月に一度くらい家族で来てしるかもしれません。

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