Thunderbird(IMAP)で「送信済みメッセージ」が消える現象

10年以上にわたってThunderbirdでGmailをIMAP接続して使っていたのですが、4月末に「送信済み」フォルダから、4月26日以前に送信したメールがごそっと消えてしまうという現象が起こりました。その数、約1万5000通です。

ブラウザでGmailを見ると「送信済み(sent)」ラベルが付いたメールが残っているのでサーバー上にあるのは間違いないのですが、なぜかThunderbird上では消えているのです。この現象が発生した時期がタイミング的にGmailのアップデートに重なるので、Gmail側の問題も疑ってみました。色々調べた結果、根本的な解決ではありませんが、原因と消えたメールの復活ができたので対処方法をメモしておきます。

原因

Thunderbirdのフォルダ分けは、Gmailのラベルに基づいて行われます。今回の現象が起こってから、ブラウザでGmailを使って送信済みメールを探してみると、従来[Imap]/sentというラベルがついていた送信済みメールが、システムラベルの「送信済みメール」になっていました。そして、[Imap]/sent ラベルがついているメールは、4月27日以降の送信分しかありませんでした。

Thunderbirdの送信済みフォルダは[Imap]/sent に対応したものなので、Thunderbird上は古いメールが消えてしまった(ように見えた)というわけです。これらの現象から疑われるのは、4月26日頃に送信済みメールのラベリングルールが変わったのではないかということです。

対処方法

ラベリングのルールを元に戻す(送信したメールには[Imap]/sent ラベルをつける)ことでThunderbirdの送信済みフォルダに消えてしまったメールを復活させることができました。
具体的には、Gmailをブラウザで開いて、以下のようなフィルタを設定します。

「含む」の項目を label: sent として、システムラベルの「送信済みメール」全てを対象とし、右下の「続行」をクリックします。

以下の警告画面が表示されますが、かまわずOKで次へ進みます。

Thunderbird上で送信済みメールと認識させるために、「ラベルを付ける」項目にチェックを入れ、プルダウンで [Imap]/sent を選択します。

これで送信されたメールには自動的にシステムラベルの「sent」とThunderbirdが送信済みメールと判断する「sent」の両方が付けられるので、Thunderbirdを再起動させると、消えてしまった15,000通のメールが送信済みメールフォルダに復活しました。

周囲では同様の現象が起こっている人がいなかったので、僕の環境でだけ起こったことかもしれませんが、もし同様の問題でお悩みの方がいらっしゃったらお試しください。

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