Apple Watchのバッテリー診断はリモートで可能

Apple Watch series2を2年前の10月に購入し、大きなトラブルもなく使ってきましたが、さすがにバッテリーの持ちは購入時と比べると衰えを感じるようになってきました。

Apple Care+に入っていたのでこの延長保証期間が切れる前に、バッテリーの性能が交換規定以下のレベルになっていたら換えてもらったほうがよいかと思い、Apple StoreでWatchを預けずに1時間未満でバッテリー診断ができるのかどうかをAppleのサポートに電話して聞いてみました。

オペレーターの対応

最初に電話に出たオペレーターからは、店舗でWatchの診断にどれくらいの時間がかかるかは店舗でないと分からないので直接最寄りのApple Storeに電話してほしいと言われました。

そこで、言われたとおり、最寄りのApple Store福岡天神に電話をしてみると、修理担当に確認します、と言われしばらく保留された後、「診断は店舗ではできずいったん預けることになる。期間としては約2週間みてほしい」という回答。Suica定期も入っているWatchを2週間預けることもできないので、諦めかけましたが、実際に診断した例がないかググってみると、リモートでバッテリー診断をしてもらったという事例を見つけ、再度サポートに電話をしてみました。

今回も、電話に出たオペレーターからは、iPhoneならリモート診断ができるが、Apple Watchは確認しないと分からないと、いまいち頼りない回答。しばらく保留された後、リモート診断は可能だが、iPhoneとペアリングされている、iOS、WatchOSともある程度新しいものである等、いくつかの条件があるがクリアしているか?と聞かれました。

条件は満たしている旨回答すると、Apple Watchの担当に引き継ぐのでしばらくお待ちください、と再び保留。続いて、Watchの担当者が対応してくれ、診断ツールを送信するのでメールアドレスを教えてほしいと言われました。アドレスを伝えるとすぐに診断ツールへのリンクが記載されたHTMLメールが届き、早速診断をスタートします。

電話をサポートにつないだまま5分くらいで診断は完了し、結果確認を確認してもらうと、『全項目「合格」でした』との回答。安心したような、(AppleCare+が掛け捨てに終わり)ちょっとガッカリしたような気分です。

ちなみに診断ツールでは、Apple Watchの他に持っているiPhone8も選択肢に現れましたが、診断ツールを使っても結果はAppleサポートでしか分からないので、ユーザーが自由にバッテリー診断できるものではないそうです。

まとめ

今回、何度か電話をかけてみて、AppleのサポートチームもiPhoneについては安定感のある対応をしてくれるのに対し、Apple Watchについては問い合わせが少ないからか不慣れでちょっと頼りない印象を受けました。

Apple Watchを長期間預けなくてもリモートでバッテリー性能の診断をしてもらえますので、性能の低下を感じたらApple Care+が切れる前にサポートに連絡してみるとよいでしょう。なお、AppleWatchの場合、修理対応はなく問題があれば新品交換になるようで、運がよければニューモデルになって戻ってくることもあるようです。

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