Day11 Back To Tibetな気分

7時頃起きてシャワーを浴び、髭を剃ってサッパリ。朝食をとってからパッキングをすませ9時過ぎに宿を出て広場を通ってバス停へ向かう。小さな村なので2日間ぶらぶらするだけでだいぶ顔見知りが増え、何人かが僕を見つけるとバイバイと挨拶してくれた。
今日は200kmほど西北にある馬楽康(マルカム)というアバ州の州都へ向かう。9時40分ころウェンチュアン発のマルカム行が通るのでこれに乗車。ギリギリで席があった。いちばん後ろの席だったこともあるが、やたらと跳ねる[:ぶー:]
2度ほど座席から落ちそうになったくらいだ。初めは道が悪いのだと思っていたが、よく見るとさほどボコボコでもないので、このボロバスのサスペンションがほとんど機能していないのだと覚った。あまりに揺れるので寝ることも本を読むこともできず、ひたすら音楽を聞いて過ごす。今回はメモリ512MBのMP3プレイヤー持参なので6時間くらいは曲が重複せず聞ける。長時間移動にはありがたい。
事前情報では4000mの峠を越えてマルカムへ降りるようだったが、ショートカットできる有料のトンネルが最近できたようで標高3300mくらいまでしか上がらなかった。Tシャツでは寒くなってきたところだったので助かった。トンネルのおかげかマルカムには意外と早く14時半到着。このバスターミナルは最近郊外に建てられたものらしく、マルカムの中心部までは3kmあるという[:びっくり:]
道を聞いた近くの宿の兄ちゃんにお茶を誘われしばらく話をして過ごし、明日はここに泊まることにする。市バスで街へ移動し、宿を探すが、ガイドブックに書いてあるところは大幅値上がりでとても泊まれない。20元の招待所を見つけ荷物を解いていると、外国人は泊められないから賓館へ移ってくれと言われる。この街は数年前に外国人にも開放されているはずなのだが、宿はまだダメなところがあるのだろうか?仕方なく賓館をあたるがやはり高い。他の招待所も30元以上、どうしようかと思いつつダメモトであたった招待所が20元でパスポートを出しても問題なかったので即チェックイン。
遅い昼食を取りに出かける。久々に砂鍋飯を頼むとスープが真っ赤なくらい辣が入っていた[:モゴモゴ:]普通に食べても咳き込んでしまうくらいだ。明日お腹こわすだろうなと心配しつつ食べる。
食後、街を散策。州都だけあってかなり大きく、5階建てくらいの新しい建物が多い。しかし、歩いている人はチュパ姿のチベタンや坊さんも多く、久々にチベットへ帰ってきたような気分になる。ここのチベタン女性は変わった帽子をかぶっている人が多い。

本日の1曲 SADE「Jezebel」

↓マルカムの路上市場

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