Day16 さらば大草原

2日ぶりの晴天。7時半に起きて再び鳥葬場に行ってみるが、今日も葬儀はなし。2日連続の残念賞。近くを歩いていたらまだハエがたかっている頭蓋骨と女性の髪の毛がそのまま残っている骨だけの上半身を発見[:唖然:]
骨でもウッとくるのだから、鳥葬を見るのは耐えられなかったかもしれない。
セルティ・ゴンパを出て一度宿に戻り、パッキングをして荷物を預けてからキルティ・ゴンパへ。昨日雨宿りさせてもらった回族の家に寄ったら、また歓待され、朝食までごちそうになってしまった[:ラッキー:]
ゴンパでは昨日閉まっていたカーラチャクラ学堂を見ることができてラッキーだった。これで2日滞在した郎木寺はおしまい。12時発の合作行バスでのどかな村を後にする。このバスは今までになくきれいでエアコン付だった。再び大草原に入り、2時間ほど走るとルーチゥに到着。
ここから合作までの間、車窓は徐々に草原から畑へと変わっていく。7月も下旬だというのに菜の花が満開で緑の中に黄色い四角がいくつも見える。いつの間にか標高もだいぶ下がっていて2600mくらいになっていた。やはり標高が3000mを超えるあたりから農業は難しくなるのだろう。
ルーチゥから約1時間で合作に到着。けっこう大きな街だ。バスは南ターミナルに着いたが、目指す夏河行等北方面へのバスはここからは出ていないらしい。夏河、臨夏と呼び込みをしてるおっちゃんに着いていったら、バスに行くのではなく外にある三輪タクシーに連れて行かれた。市バスもあったができるだけ早く夏河に着いて洗濯をしたかったので5元の言い値を2元にまけさせて北ターミナルへ移動。
甘粛省では外国人がバスに乗る際、特別な保険(30元?)を購入しないといけないらしいので、久々にウイグル帽子をかぶって変装し、切符を購入。外国人とばれなかったのか、大して(保険について)うるさくはないのか普通に買えてしまった。しかも(80kmくらいの距離なのに)9元と安い[:OK:]
四川省のバス代が高いのか?今までのバス代をキロ当たりに換算すると区間によって倍以上の差がでている。最も高かったのはマルカム→ゾルゲの区間で300km未満なのに82元もした[:怒りマーク:]
ターミナルを出たバスは町外れの交差点で30分以上客待ちで停車。そういえば、4年前ビンリンスーに行くときもものすごい客待ちスロー運転&停車をされて(市街を出るのに2時間かかった!)、さすがに切れかけたことがあったが、あれも甘粛省だったなぁ。ここは需要に対してバスが過剰なのかもしれない。
ようやく走り出したバスだが、今度は道路がほぼ全面工事中。一方通行ばかりでなかなか進まない。夏河への分岐までの40kmに2時間以上かかった[:悲しい:]そこからは順調に進み、7時前に夏河到着。ここに来た目的であるラブラン寺まではバスターミナルから2km近くあるので、歩きながらいくつかの宿をあたる。ちょっと汚いが招待所が2人部屋貸切で25元だったのでここにチェックイン。
ちょうど小姐が洗濯してたので混ぜてもらい一緒に洗濯。日が長いので日没に十分間に合った。
夕食は炒麺。四川から何度か食べたが、ここのが一番美味かった。

本日の1曲 SMAP「Alone In The Rain」

子供の遊びは共通。日本から伝わったのか、中国から日本へ伝わったのか?

↓あやとりをする女の子(そういえばパキスタンにもあやとり少女がいた…)

↓メンコをする子供達

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