Day96 間抜けな移動

イランビザも取れたので今日はラワールピンディへ移動だ。ちょっと早起きして7時過ぎにチェックアウト、ギンギラバスでバスターミナルへ向かう。ピンディへはラホール行に乗って途中下車かと思っていたが、ラホール行のエアコンバスはノンストップだからコースターに乗れと言われる。幸いコースターもAC付だった[:ラッキー:]
8時過ぎに出発して10時45分頃にはピールワダイモールに到着、ここでGPO行ワゴンに乗り換えてサダルバザールへ。順調に来て11時過ぎにはここの常宿Al-Azamにチェックイン。フンザ出身のマネージャーはWelcome Backと迎えてくれた。期待したとおり日本人もかなり泊っているらしい。ここに滞在中に誰かからイランガイドをコピーさせてもらわなければ先行きが不安だ。
着いたらいきなり停電だったので扇風機も回らず暑い。のども渇いていたし、荷物を置いたらすぐ外へ出てペプシを買う。(ラマダン中のため外では飲めないので)宿に戻る途中、何気に本屋を覗くと新聞の一面に載った崩壊したビルの写真が目に入った。その瞬間、頭の中で昨日の地震とピーンと結びついた。ざっと記事を読むとやはり発生時刻は昨日の朝。で、震源は…

イスラマバードの北西90km

え、震源に向けて移動してきちゃったの[:ムニョムニョ:]

間抜けだ。テレビなんか全く見ないからなぁ…しかたないけど。地震がおさまった時点で震源くらい確認しておくべきだった。新聞を買う前に店の兄ちゃんにここでどれくらい揺れたのか聞いてみる。やはりペシャワールより振動は激しかったようだ。とはいえ、この近辺の建物には何の損傷も見られない。
部屋に戻ってペプシを飲みながら新聞を読むと、写真のビルはイスラマバードのもので日本人の犠牲者も出ているらしい。こりゃ大変だ。明日イスラマバードの日本大使館へ行ってシリアビザのレターを申請する予定だったが、こんな状況ではイスラマバードへ行けるかも分からない。そんなことを考えているうちにまた余震があった。震源に近づいたことで怖さが増していく。下の部屋に替えてもらったほうがいいかなぁなどと考えるが、すぐ逃げられるようにしておけばいいだろう[:たらーっ:]
電気が復活したのでペシャワールで買った英語版winXPの上書きインストールを試してみる。すぐにエラーメッセージ、やはり言語が違うので上書きはできないようだ。必要なファイルのバックアップを取ってDドライブへ移しておく。これでCドライブをフォーマットしてもだいじょうぶだ。再度インストール開始、今度は中文版を削除し、英語版を入れる。が、ファイルをコピーしている最中に熱暴走でPCが落ちる。

ヤバイ…少しおいてPCを立ち上げるがwindowsのファイルが壊れてしまったらしく、SETUPが進まない。やむなくCドライブをフォーマットし、熱で落ちないよう濡れタオルで冷やしながら再度SETUP開始。今度は順調にファイルをコピーし終わり再起動[:拍手:]

が、NTLDR couldn’t open multi(0)drive(0)rdisk(0)partition(1) という見慣れないエラーが発生してSETUPの続きが進まない。中文に戻すなどいろいろ手を尽くしてやってみるが同じエラーの繰り返しでやはりインストールできない。数時間PCと格闘するも何の進展も得られず今日はあきらめる[:困惑:]
多少不便だったけど中文で我慢しておけばよかった…悔やんでも後の祭りだ。

↓ペシャワール旧市街のバザール

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