Day245 ポリオ

一昨日から始まったムシャラフの舌戦は続いており、今朝の一面もムシャラフがアメリカのプレスに対して不満を語ったという内容だった。このニュースはアメリカでもかなり大きな扱いを受けたようだ[:ノーノー:]
さて、今日は4日ぶりに(先生役の大学生が戻ってきて)学校が再開。僕も低学年の子たちが数字を書く練習をするのを手伝った。形をまねて書くのだが、ちゃんと見ていないと下から書き始めていたりするのでできあがった答案だけ見ててもいかんなぁと思った。また、ウルドゥ語では文章を右から書き始めるので、その流れで「18」を書きなさいといってもできたのは「81」というタイプの誤りも多い。[:たらーっ:]
学校を手伝っていると、いつの間にか保健省からポリオワクチンの投与に2人の看護婦(?)が来て作業を始めていた。何か始まってるぞ、と呼ばれて始めて気がついた。おいおい、裏口から入ってきて勝手にやるなよ〜[:ぶー:]
あわてて名簿を持っていったが既に相当数は終わっており、対象者のうち誰が投与済なのか把握することもできなかった。ポリオワクチンは注射ではなく目薬みたいな薬を口から2、3滴たらすだけなので子供の抵抗も少なく簡単だ。看護婦さんたちはさっさと仕事を済ますとテントに24人投与終了とチョークで書いてお茶も飲まずにまた裏口から去っていった[:グッド:]
それが終わってオフィステントに戻ると、2人のオヤジがローカルスタッフにNWFPのカードを作ってくれとか言っていた。何だ何だと話を聞くと、このテント村を出て村に戻ってから後、テント村にいたという証明のカードがあればNWFP(北西辺境州=地方政府の1つ)から食糧の配給を受けることができるのだそうだ。住民一人一人にはIDカードを渡してあるのだが、それじゃダメなのか?と聞くが違うものらしい。どんなものが必要なのか分からないからサンプルかフォーマットを持ってくるように伝え今日のところは終了。「被災者証明」というシステムは全国的にどうなっているのだろうか?ただのルンペンまで被災地域に集まってきてただ飯にありつこうとしている状況が推測される[:ムニョムニョ:]
午後はなんだかはっきりしない天気。青空が広がったかと思えば数十分後にはまた曇って強い風が吹き出したりした。布団干しを徹底させるのも迷ったのでとりあえず干してある布団だけ消毒して回る。

本日の1曲 SADE「Immigrant」

↓車のおもちゃ(3ルピー=約6円)で遊ぶ子供たち

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