Day254 みたびフンザ

朝、ウトウトしてたらバスに乗り込んできたアーミーの「お前、パキスタン人か?」という質問で目が覚めた。やはりチラス手前のポリスチェックで停まっていたのだ。促されるままに外国人登録に行くと今日の日付では他に名前がなかった。まだフンザに行くには時期が早いのだろう。
登録を終えるとバスはすぐ発車し、30分ほどでチラスの町に到着し朝食休憩。周囲の山には雪が残り気温も低い。ノーザンエリアに来たなぁと実感。残念ながら今日はうす曇りでナンガパルバットの姿も見えない。チラスの兄ちゃんが「ここからギルギットまで3時間だよ」と言っていたが、本当に3時間ほどでギルギット到着。まだ11時過ぎ、いつになく順調なバス旅だ。
ここで大半の乗客は降りて新たに数人が乗り込んでくる。30分ほどしてバスはアリアバードへ向かって出発。道すがら外を眺めると杏の花が所々で咲いている。しかし、周囲の緑まだまだで花だけがフライングして春の訪れを告げているような感じだ。昨年この2週間ほど後に訪れたとき、生き生きとした緑に目を奪われたのを思い出す。途中でまさかの昼食休憩があったため、アリアバード到着は2時過ぎ。ちょうど乗車してから24時間、心配していた体調の問題もなく楽なバス旅だった。バスを降りるとさっそく前にカリマバード行スズキが停まっていたので乗車。荷物がでかいのでちょっと気がひけたが、おっちゃんたちは「I’ll help you」と言ってバックパックを膝の上に載せていてくれた。時間が早かったので少し上の方にある宿を2軒ほどあたってみたがまだ営業してなかったり、高かったりでパス。結局、いつものHaider Innに入ることになった。
ハイダー爺は不在だったが、BT付のシングル部屋を開けてもらいここに落ち着くことにした。なんと、このHaider Innが宿泊客ゼロ。あと10日もすれば日本人、韓国人パッカーがどっと押し寄せるのだろう。嵐の前の静けさか。
カリマバードではまだ杏の開花は始まっていない。ちらほらと咲いている木もあるが、それはきっと種類が違うのだろう。つぼみはふくらんでいるので、暖かい日が数日続けば花が咲き始めるのだと思う。
荷物をほどいてからいつものパン屋へ行ってフンザブレッドを注文。メインストリート周辺をぶらぶらするが、旅行者の姿は日本人を1組見かけただけ、まだ開いていない店も多くシーズン前の静かなフンザだ。ネット屋に行ってみると受付の兄ちゃんが顔を覚えていて、アンタ3度目だねと言う。前回来たときもアンタ前に来たねと言われたのだが、この兄ちゃんはよほど顔を覚える能力が優れているようだ。
いつもは(旅行者が多いので)夕食は食べ放題形式の食堂もまだローカル相手の通常営業。ベジチョウメンを頼むと(この時期は)野菜がないというのが見え見えな具の少ないチョウメンが出てきた。ま、ボリュームはあるし旨いからいいけど。

本日の1曲 ケツメイシ「さくら」

↓開花を待つ杏

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