Day321 イスラムワールドへ

目覚めたら6時だったので洗顔もせずゴンパへ行ってみる。既に読経の声が聞こえていたがお堂は施錠されていて入れず。宿に戻って洗顔、歯磨きをすると、宿の兄ちゃんが茶を勧めてくれたのでラダッキブレッドと一緒にいただく。この地方では珍しいカワ茶だった。7時に再度ゴンパへ。こんなに何度も往復するんだったらゴンパのGHに泊まっておけばよかった。
今度はタイミングよくラマがドゥカンから出てきたところだった。昨日の嫌なラマだったので、また閉められるかと思ったが、メディテーションをするのか?と聞かれたので、中を見せてほしいだけだと答えると、拝観料20Rsを要求して扉を開けてくれた。チケットはくれなかったのでこの20Rsも嫌がらせか小銭稼ぎだったのかもしれないが、お布施と思えばいいことだ[:ふぅ〜ん:]
さて、ようやく見ることのできたお堂だが、ドゥカン、その奥のアプチカンともあまりインパクトはない。壁画が全くないし、仏像、ラマ像も目をひくものではなかった。向かって右側のナーローパ、マルパ、ミラレパのカギュパ始祖3像はガラス越しでしか見られず、これも反射してはっきりとは見えなかった。ラマは続いてゴンカンも開けてくれた。ここには壁画あり。しかし、質は高くないしやはりインパクトに欠けるお堂だ。どうもラマユルは中身より外見で人を惹きつけるゴンパらしい。チャンバ・ラカンは開けてくれず。ま、あまり期待もしていないのでいいだろう。帰り道もう一度センゲガンへ行ってみるがやはり閉まったまま。5回も足を運んだがムダだった。宿へ戻りパッキングをして8時半にチェックアウト。100Rsを渡したらチャイ代10Rsを請求してきたがニッコリ無視。こういう田舎でビジネスライクにGHをやっていくのは難しいだろう。ホスピタリティで評判をとらなければリピーターも来ないし、旅行者同士の口コミも期待できない。
道路沿いにバックパックを置いて腰かけて車を待つ。このあたり、やはりレーから来る車が多いようで交通量は午後の方がずっと多い。9時15分、意外と早くスリナガル行J&K州公営バスが来たので乗車。満員状態をイメージしていたのだが、車内はガラガラ。しばらくするとシーク教徒のヒゲオヤジが運賃を招集しに来た。その言い値が150Rs。100kmの距離を行くバスにしてはありえない金額だ[:びっくり:]
公営バスだからボリはないと思っていたが、やはりインド人がコンダクターだとダメなのか…レー発カルギル行の運賃をチェックしておけばよかったと後悔するが遅い。しばらく交渉し、「100Rs払え、さもなければ降りろ」というところまできたので仕方なく100Rsを支払う。バスのナンバーを控えておいて、カルギルに着いたら公営バスのオフィスで告発してやろう。これでカルギルでやることができた(笑)。
バスはほとんど乗ってくる人もなくガラガラのまま進む。それなりにアップダウンはあるがずっと舗装道路なのでチベットに比べると楽なものだ。フォトゥ・ラなどの峠を越え、ムルベクへ。このあたり時間があれば1泊してもいいなと思うエリアだ。ムルベクの磨崖仏は車窓から見ることができた。思ったよりデカイ。約4時間半でカルギル到着。カルギルへ入るためには川を渡らなければならず、その橋が小さく一方通行なので橋渋滞が起こっていた[:ムニョムニョ:]
カルギルについてツーリストレセプションが目に入ったのでまずそこに行ってみるが大した情報は得られず。メインバススタンドにはジープタクシーしか停まっていないし、スリナガルへ行く私営バスはないのだろうか?私営バスのほうが安くて車体がいいというのでできればそちらを使いたいのだが、聞いてみるとレー行しかないらしい。やむなく公営バススタンドへ行ってチケット購入。夜2時半という意味不明な時刻の発車で、走行距離200kmなのに240Rsと高い。さっきのバスがぼったくりだったかどうか確認するためレー行の値段を聞くと220Rs。ヒゲオヤジはレー〜カルギルが250Rsだから100Rs払えと言っていたので、嘘つきではあるが正規運賃との差は10〜15Rsと思われるので(自分がよっぽどセコいと思われるのも嫌だし)告発はやめておいた。2時までの仮の宿を探すが、さんざんあたって個室だと最低150Rsと高い。ほとんどの宿は乗り継ぎ客用に1ベッド50Rsのドミ方式にしており、どこも似たり寄ったりだ。PCの充電をしたかったのでコンセントのあるところを選んでベッドを確保。それから昼食に出かける。バザールの外れに明るい店があったのでここでダル&ライスを食べる。汁っぽいダルカレーながら少し日本のカレーっぽい味がしてうまかった。ご飯おかわりもOKで昨夜食べなかった分までがっつりいただく。食後にチャイを飲んだら4Rs。ここまで来ると平地料金に近づくようだ[:ラッキー:]
食後、町を一回りしてみる。この町は完全にムスリムタウンでゴンパはなくあるのはモスクだけ。メインロード沿いがバザールになっていて、オールドバザールが平行してあるところなどスカルドゥの町並みを思い出させる。さすがにスカルドゥよりは女性の姿が多いし、その顔立ちもラダッキ顔がだいぶ混ざっている。特別な見所もなさそうだし、ドミ宿で荷物が心配なので1時間ほどで宿に戻り日記を書いたりして過ごす。明日の午前中には3週間ぶりに下界か…暑いだろうなぁ。

本日の1曲 Ricky Martin「Maria」

↓カルギルの少女

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