青蔵鉄道開通

中国の西部大開発プロジェクトの目玉「青蔵鉄道」が先日開通した。
青は青海省、蔵は西蔵(チベット)自治区をさし、その名の通り青海省のゴルムドからチベットのラサを結ぶ鉄道だ。標高5000mを超える世界で最も高い場所を走る鉄道で、高山病対策のため車内では無料で酸素が吸えるらしい。(高度対策のため)窓が開かないのはいいことだ…じゃなければ、皆ゴミを窓から捨てるだろうから[:たらーっ:]
時刻表はコチラ
そして、この鉄道、ラサ止まりではなく3本の支線を延ばす計画があり、2010年までにはシガツェ林芝(ニンティ)、亜東(トモ)まで列車が通ることになるらしい。ちなみに林芝は八一の先、川蔵南路沿いにある小さな町、亜東はインド、ブータン国境近くの町でたぶん外国人非開放地域だろう。そうなったらホント、チベットは秘境でも何でもなくなるだろうなぁ[:ムニョムニョ:]

去年、伝わってきた情報ではこの鉄道の開通と同時に外国人入域許可証が廃止されるということだったが、現時点ではパーミットが必要という状況に変化はない。というわけで、外国人の場合、駅で列車の票だけ買っても乗車できず、必ず旅行会社を通じて入手しなければならないようだ。
要するに鉄道開通で漢族(ハンゾゥ)観光客が倍増、チベットの漢化が加速するということになりそうだ。乗ってみたい気もするが…ちょっと複雑な気持ちだ。

ところで、↓ラサ駅ってどのあたりにあるのだろう???

↓食堂車も付いている

本日の1曲 RATT「Round and Round」

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