パキスタン地震から1年

2005年10月8日、ペシャワールのホテルにいた僕は大きな揺れを感じあわてて外へ飛び出した。そして、数日後イスラマバードへ移動しこの地震が深刻な被害を与えていることを知って被災者支援活動に参加した…そこで、多くの人たちと知り合い、一緒に仕事をし、いろいろな経験をした。

あれから1年。多くのNGOは引き揚げ、現在はパキスタン政府主導の復興活動が行われているが、山間部ではまだまだ十分な支援がなされてはいないようだ。実効性のある活動が行われないのは、復興ファンドの金額の問題よりもシステム(不十分な調査、偏った配分、そして汚職…)の問題なのだと思う。

この時期、冬が近づいてどんどん寒くなってくる。2度目の冬をまだテントで過ごさなければならない人も大勢いる状況をなんとかしてあげたい。
今の自分にできること…その1つが「伝える」ことなんだと思いつつこの日記を書いている。

以下に改めて僕が支援に関わった団体の活動をご紹介します。
NWA(日パ・ウェルフェアー・アソシエーション)
SPB(セーブ・パキスタン・バンク)
僕が撮影したパキスタン地震の記録写真

最後に、この地震の犠牲になった多くの方々へ心から哀悼の気持ちを表して…黙祷

本日の1曲 Bryan Adams「Remembrance Day」

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コメント

  1. ふう より:

    お久しぶりです。お元気ですか。イスラマは過ごしやすくなってきましたよ。
    トラックバックさせていただきました。

  2. きむかつ より:

    お久しぶりです。ラマダン痩せしてませんか?
    マルガラタワーで追悼式があったんですね。残念ながら日本では「パキスタン地震から1年」という報道はほとんどなかったように思います。