朝鮮半島初上陸

今年は大型連休の前後に休暇を加えて韓国に行ってみた。実はこれが初めての韓国訪問。今まで「いつでも行けるや…」と相対的な優先順位の低い状態が続いていたが、アシアナ航空のマイルが連休中でも使えることが分かったので、連休の目的地にしてみたのだ。

4連休前日の成田南ウィングは…

ガラガラ[:びっくり:]

ま、昼の時間帯に出る便が少ないということなのだろうが、チェックインカウンターやイミグレでの長蛇の列を覚悟していた身には拍子ぬけ。空港ラウンジで時間をつぶしてから搭乗ゲートへ移動、のOZ101便に搭乗。機体はエアバスA330。
フライトはスムーズ。搭乗時間が短いので映画の上映はないが、機内食はしっかり出た[:グッド:]

2時間ほどで仁川に到着。ウォンを持ってないのでとりあえず1万円を両替→約9万3千ウォンになった。
ソウルまではデラックスリムジンバスを利用(14000W)。バスではシートベルトを締めるようアナウンスがあった。何を勘違いしたか手に持っていたウェストバッグのバックルとシートベルトをはめようと格闘してしまった([:たらーっ:]
約1時間後、コリアナホテル前で下車して予約してある北村ゲストハウスを目指す。おおざっぱなロケーションは分かるのだが、ウェブサイトの地図をプリントアウトしてらず、頼みは「地球の迷い方」のみ。当然、なかなか見つからない。文房具屋のおばちゃんに道を聞いたりしてようやく到着。
北村エリアは伝統家屋の保存に補助金が出るらしく、平屋に瓦屋根、中庭という古くからの韓国式家屋が多く集まっており、このゲストハウスも例外ではない。奥さんが日本語を話すのでかなり気楽[:ニコニコ:]
一休みして仁寺洞散策へ出発。宿代を払ったら早くも手持ちのウォンが3万ほどになったのでこの近くのチェンマネ屋を教えてもらって第2回両替、ここは94800Wとレートがよかった[:拍手:]

仁寺洞から曹渓寺へ行ってみる。ここは韓国仏教寺院の総本山みたいなところで、ちょうど仏陀の誕生祭にあたったため、美しい提灯が吊られていた。本尊は釈迦如来向って右に薬師、左に阿弥陀という3如来連座パターンだ。チベットや日本だとお釈迦様と薬師如来が並ぶのは珍しいような気がする。



続いて鐘路に出て新宿のような賑わいを抜け景徳宮の先にあるうまくて有名なサンゲタン屋「土俗村」へ。食い倒れ韓国ツアー初日の夕食は烏骨鶏のサンゲタン。骨まで黒くてちょっと不気味だが肉は締まっていて美味。朝鮮人参、松の実などがたっぷり入ったこってりスープもGood[:鳥:]



すっかり満腹になってからソウル名物チムジルバン(健康ランド)体験のため明洞までてくてく夜のソウルを歩く。都内の夜と比べるとやや街灯が暗く感じる。市庁舎などを見ながら明洞のチムジルバンを何軒か見てみるが、いかにも日本人向けという感じだし、雑居ビルの数フロアを使用していてあまり広くなさそうだったのでSKIP。ソウル駅を渡ったところにあるシロアムという巨大店を目指し、再度てくてく歩き。
シロアムは延々歩いてきた価値のある巨大健康ランドだった(夜間入場料11000W)。フロントでタオルをくれないので、ロッカーで服を脱いだら地下の大浴場までみなチ○チ○ぶらぶらさせて歩いて行く。日本人としてはなんとなく気恥ずかしさを感じるシステムだ。浴場はかなり混んでいた。サウナ含め8種類くらいの風呂があっただろうか。あかすりもやってもらえるが順番待ちが続いていたのでここでは断念[:ポロリ:]

しかし、シロアムのすごさは風呂場ではないのだ。
風呂から上がってフロントで支給されるTシャツ・短パンに着替え、男女共有スペースへ移動。2Fから4F(だったかな?)までは、様々なタイプのリラックスルームがある。レンガ造りの息が詰まりそうになる炎熱サウナからマイナス8度の冷凍室まで趣向を凝らした部屋があり、入場者は好きなだけそこにいていろんな部屋を試すことができる。これを知っていたら初日の宿なんか予約しないでソウル駅のコインロッカーに荷物を預けてここで汗を流してゴロゴロして過ごしたのに…

しかし、今回は宿を予約してしまったので、しかたなくリラックスしきって半分眠りかけた状態でここを出て宿へ戻る。ソウルのタクシーは安いと聞いていたので、さっさとタクシーを捕まえようとするが乗車拒否の連続[:怒りマーク:]
近すぎて嫌われるのだろうか?これもガソリン高のせい?(ソウル市内でレギュラー1700Wくらいの模様、リッター単位だとすると日本より高い…)結局、タクシーを捕まえられずコンビニでビールを飲みながら宿まで歩き通してしまった。着いたのは深夜2時。初日から飛ばしてしまった。

本日の1曲  Madonna「Miles Away」

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