韓国 Day2

昨日寝たのが遅かったので9時ころ起床。この北村GHはキッチンも使えるし、朝食用のパンも置いてあるのだが、食欲をそそるものだらけのソウルではいつでも食べられるパンのために胃のスペースを割くのはアホらしいと考える人が多いのではないだろうか。
さて、というわけで朝食はとらずコーヒーだけ飲んで再び仁寺洞を抜けタプコル公園へ。



↑屋台ではよくカイコを売っている

ここは三一運動発祥の地として知られているが、今はじいちゃんばっかりでのんびりした雰囲気。奥にある石塔はとても立派なものだがガラスケース越しにしか見られないのが残念。
続いて鐘路3街近くにあるという安定食街を探し駅から北にある通りを行ったり来たりして探すが見つからず…あきらめようかと思ったとき、鐘路3街駅は地下鉄のラインによって複数あることに気づき、ようやく目指す店を発見。3000ウォン定食でもキムチは含め7品にご飯、味噌汁がつく豪華な定食。味もベリーグッド、またこの辺りの古い平屋街の町並みも興味深い。ソウルに来たらいい安食堂が集まっているので一度ソウルに来たらこのエリアに寄ってみることをお勧めする。



続いて、宗廟へ移動。ここの前にある公園ではじいちゃんたちが大勢碁や将棋をさしていた。韓国のじいちゃんたちは家に居場所がないのだろうか…
明日は宗廟大祭が行われるのでそのスケジュールを確認しておく。ここを出て東大門までてくてく歩く。東大門市場にはバンコクのマーブンクロン的な(大型ビルに小さな小売店がぎっちり並んでいる)ビルが3つもある。が、大して安くないのでバンコクのようには買い物をする気にならない。ここでは整形美女と思われる女の子を何人か見かけた。

韓国では学校の勉強が相当ハードらしく、学生はメガネっこ率が非常に高い。女子高生も皆一様に前髪を揃えた髪形で、全くさえないコがほとんどなのだが(屋台でがっつり買い食いしている風景をよく見かける…)高校卒業時にデビューして女子大生になるとおしゃれに気を遣いだすようだ。
さて、東大門から地下鉄で李氏朝鮮時代の王宮である景福宮へ移動。ソウルの地下鉄は日本のものより幅が広くゆったりしている。日本以外で網棚のある地下鉄も珍しい。また、なぜか運行中も携帯が入るのだ。さらに、発車時ではなく入線時にベルがなるのも変な感じ。見ていると、老人や病気・怪我の人など以外は優先席には座らないものらしく、優先席ではなく専用席となっている雰囲気。反対に老人たちのマナーは決してよいとは言えず、降りる人を待たずに空いている優先席へと無理やり乗り込んだりしていた。

この時期、ソウルでは「Hi! Seoul Festival」が開催されており、景福宮でも古代のセレモニーを再現したイベントが開かれていた。首里城と同様に位ごとにポジションが決まっているのだが、日本でいう正三位が正三品になっていたりするのが面白い。セレモニーはおいといて、奥に入っていく。中はかなり広く、故宮のような造りで各宮殿は首里城のような雰囲気。ここの龍が四本爪なのも琉球と一緒だ。雨戸を上にはねあげる仕組みはユニークだけど大変そうだ。内部は4畳半くらいの部屋に仕切られている。奥にある民俗博物館まで一通り見て戻ると、ちょうどセレモニーが終わるところで、引き上げていく女官役の美人をつかまえて写真を撮らせてもらった。



景福宮から一度宿に戻ってシャワーを浴びてから新村へ移動。ここは表参道を狭くしたみたいな雰囲気で、人が多い。一本はずれた歌舞伎町のような通りにある民俗酒場(居酒屋)に入ってマッコリとチヂミ&ジョン盛り合わせを食べる。たいていの店は日本語メニューが用意されているのに感心。マッコリは大きな器に入っていてお玉ですくって飲む。よく冷えていてうまい。たぶんビール大瓶1本分くらい入っているが、これで6000ウォンくらい。



冷麺を食べたかったので、そのままハシゴして冷麺屋に入る。冷麺と餃子を頼んだら、予想以上に大きいのが出てきて絶句。

むぅ、食欲に胃がついていけない

消化能力の限界を感じ、後ろ髪を引かれる思いで半分残して帰る。食い倒れ第2日終了。

本日の1曲  Def Leppard「GO」

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