スポーツマンシップ

北京オリンピックもそろそろ閉幕。
スポーツとニュースしかテレビを見ない僕には珍しくよくテレビ(といってもPCだったりワンセグケータイだが)を見た2週間だった。

もちろん世界の頂点を目指す戦いの中にはいろんなドラマがあって、日本選手がメダルを取った翌日には幼少期から現在に至るまでの秘話がこれでもかと紹介される。
だが、ここで紹介したいのはそういった秘話ではなく、あるインタビューでの言葉。

日本体操男子チームが銀メダル獲得後、NHKのスタジオに招かれてインタビューを受けていたときの1シーン。
(演技の途中、大幅に中国にリードされている状況で)「中国に追いつけると思っていましたか?」という質問に対し、選手全員が「NO」の札を上げた。
このシーンを見ていた人の多くは、そんなんだから勝てないんだよ、とか気合で負けてるんだよとか思ったのではないだろうか?
正直、僕はそういうふうに思ったし、どうして長い間金メダルを目標に厳しい練習に耐えてきた人たちが、絶対中国を抜いて金メダルを取ってやる、と思わないのだろうと疑問に感じた。
だが、次の答えで、自分の考えのレベルが低いなぁと思った。

自分の最高の演技をすることしか頭になかった

あぁ、これがアスリートの頭の中なのだ。
相手が誰であろうとどこの国であろうと関係ない。最高の舞台で自分の最高の演技をすることだけに集中する、4年間の練習の成果を出すだけ。メダルやその色は結果でしかないのだ。

体操を見れば、「中国ミスしろ〜、落っこちろ」、野球を見たら「韓国、三振しろ〜、落とせ〜」、サッカーを見たら「キーパー取るな〜」とか、とにかく相手がミスしてでも日本が勝てばいいやという観戦をしてるのは外野にいる人間のチンケな愛国心だったのだと反省。
オリンピックから学ぶのは努力や感動だけでなく、スポーツマンシップもあったんだな。今さらながら全ての選手が自分の力を出し切って悔いのない戦いをしてくれることを心から願います。

本日の1曲  B’Z「RUN」

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