Winter Vacation in 沖縄 Day3

今日は早起きして3泊した那覇の宿をチェックアウト。タクシーでバスターミナルへ。今日は、本島の東にある久高島(くだかじま)に宿泊予定なのだが、天気が崩れる予報が出ていたのでなるべく早く島に着いて雨になる前に島めぐりを済ませたいところだ。

知念半島を進むバスは9時5分安座真ビーチ着、しかし9時発の船は既に出てしまったので、数キロ先にある斎場御嶽へ行ってみる。ここは琉球王国最高の聖地とされ、近年まで男子禁制であったらしい。海側にある久高遙拝所からは「神の島 久高」を眺めることができる。



船の時間が迫っていたので帰りは走って港へ戻り10時のフェリーで久高島へ。所要約15分。思ったより乗客は多い。
久高島は人口約270人、琉球を作ったとされる神アマミキヨが最初に降臨した島と伝えられていることから、「神の島」と呼ばれ、島の北側には誰も住んでおらず、立入禁止の御嶽などがある。集落は小さく、野菜などはほとんど手に入らないし、食堂もほとんどないに等しいので宿泊する場合は本島から食材を持ってくるのがよいと思う。



我々は久高島宿泊交流館を予約していたので、さっそくこの島で建設中の小学校に次ぐ大きな建築物である交流館へてくてく歩いていく。まだ部屋には入れなかったので荷物を預けチャリンコを借りてさっそく島巡りスタート。この島、予想以上に小さかったので今思えば、自転車を借りず、歩いて回ってもよかったかも…[:たらーっ:]
まずは、島の北端カベールといわれるところまで走る。この北端の岬がアマミキヨが降臨したといわれるところ。道の周りはずーっとアダンやビロウが茂っている植物群落となっている(この群落は沖縄県の天然記念物に指定されている)。






海は予想以上に美しい[:拍手:]
ひとしきり水遊びをした後は気持ちよくてウトウト昼寝してしまった。岬から西岸沿いのロマンスロードで海を眺めながら南下し、ウボー御嶽へ。ここは島で最も大事な聖地で、立入禁止となっている。あとは縦横無尽に島内をチャリンコで走り、神事の前に禊ぎを行う井戸「ヤグルガー」や東側のピザ浜、漁港などひととおり見て回り、4時頃買物をして宿に戻る。






タイミングよく?、その頃から雨になり、宿(交流館)内の資料館で貸してもらえる島の文化・民俗に関するDVDなどを見て過ごす。この「神の島」では12年に一度イザイホーという神事が行われる。これは久高島で生まれ育ち、島の男と結婚した30歳以上41歳以下の女性が対象となるのだが、現在ではその資格を持つ女性がおらず、1978年を最後に行われていない。このままなくなるのか、要件を緩和して続けていくのか…どういう決定がなされるのか興味深い。

夕食は、昨日購入したイカスミそばと島豆腐をキッチンで調理していただく。うまかったけど、2人で食べるには多すぎた[:ムニョムニョ:]

あ、そうそう、もしこの交流館に宿泊する方がいたら、島の小学生が総合学習の時間を使ってまとめた冊子があるのでぜひ読んでみてください。(いろんな意味で)非常に面白いです。

↓本日の1曲
DREAMS COME TRUE「愛してる 愛してた」

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