見限られる理由

大相撲初場所は朝青龍の復活優勝。白鵬派の僕はちょっと残念だが、今年は相撲が俄然面白くなるだろうと期待させてくれる場所となった[:拍手:]
本割はややあっけない相撲で白鵬が勝ち、優勝決定戦は力強い相撲で朝青龍が取った。あの優勝した時の赤ちゃんのような笑顔を見るとあれだけ好き勝手してるように言われていても憎めないキャラだなぁ、と思う[:祝:]

優勝インタビューで最後にモンゴルの人たちへ一言いいですか、と言ってモンゴル語で話していたとき、(去年モンゴルに行ったので)最後の「バヤルタェ」という言葉だけ聞き取れた。
これは、「ありがとう」という言葉なのだが、モンゴルにいた1週間、使うことは多かったがモンゴル人が使っているのを全く耳にしたことのない一言だった。それをこんなところでで聞いたのでちょっと驚いた[:びっくり:]
よほど感謝の気持ちが深かったのだろうか…あるいは、朝青龍も長く日本の角界にいて思考回路が日本的になってきたためかもしれない。

さて、その劇的な勝利の後に内閣総理大臣杯を渡すために登場したのが麻生首相。きっと、小泉元首相の「感動した」を意識して、一言言うのだろうとは思っていたが「やっぱり横綱は強くなくっちゃ」と一言。
ま、それはいいのだが、ひどいのが

目の前にいる本人にではなく、横にあるマイクに向って話すな!

こういう仕草一つ見ても、人気取りのパフォーマンスだということが見てとれる。国民もバカじゃないから、こういうパフォーマンスを見て一国の首相として信頼できないと見限ってしまうのだろう。裏方仕事をすることの多い立場から言えば、あそこでマイクを正面に立て直さなかったのは致命的なミスだが、マイクの向こう側にいる国民に受けることしか考えてないと思われたら内閣支持率の再浮上はもはや難しいんじゃないだろうか。
小泉元首相の言葉にインパクトがあったのは、彼がその場で本当の気持ちを伝えようとしたという「」がテレビを通じても視聴者に届いたからなのだろう。それもパフォーマンスだったとしたら、もうそれは

役者の違い

という以外にない。

本日の1曲
The Police「Too Much Information」

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