勝麟太郎のお墓

先週の龍馬伝でようやく出番が回ってきた勝海舟=勝麟太郎。先々週の日曜日、そのお墓がある洗足池に花見に行ってきた。東急池上線沿いでは、昨年池上本門寺の桜を見たので、その少し先まで足を伸ばしてみたわけだ。



洗足池に来たのは初めてだったが、池ではボートに乗ることができたりするので、花見スポットとしては家族連れが多いみたい。池には1m近い巨大な鯉のほか、杭に乗っかって甲羅干しする巨大なミシシッピアカミミガメ(元ミドリガメ)がたくさん見られる。しかし、巨大なミドリガメは全くかわいくないので、捨てられてここでさらに巨大化してしまうの理解できなくはない(しかし、生態系破壊の悪人扱いされるのは彼らのせいではないので気の毒ではある)。ペットを飼うときは、最後まで面倒を見る覚悟で飼いましょう。



さて、30分ほどボートを楽しんだ後、勝麟太郎のお墓参り。夫妻の墓石が並んでいるが、奥さんのほうが少し小さく造られている。こうした絵を見ると仲の良い夫婦だったように思うが、実際のところは自宅で妻と妾(その数4人!)を同居させていたというので、よほどできた奥さんだったのだろう。明治になってからは、歴史の表舞台から消えてしまった勝麟太郎だが、実は77歳まで生きていたそうだ。龍馬の倍以上!



すぐ隣には江戸開城で直談判した相手である西郷隆盛の南州留魂祠があり、幕末の1シーンにタイムスリップした気持ちを味わえる。



都内の花見スポットとしてはやや知名度に欠ける印象があったが、桜もたくさん、出店も数多く立っていたりとなかなか盛況感のあるところだった。




本日の1曲 Mariah Carey「Honey」

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