【読書メモ】会計HACKS(小山龍介 山田真哉共著 東洋経済新報社)

小山さんのHACKSシリーズに「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
」の山田真哉氏が加わって作られた1冊。B/Sベースで家計簿をつけるなどなかなか斬新なアイデアが紹介されている。それを家計簿というのかはちょっと疑問だが、B/Sとして1,000円単位である時点の数字を切り取って見る、というのは、ローンなどの負債を持つようになったらすごく有効だろう。不動産を購入する際のポイントもすごく具体的で新鮮!

一方でラテマネー(毎日、カフェでラテを買うお金)のように習慣的に消費されていくものを年間の積み上げで見ることも大事。(350円×5日×4週×12月=84,000円 もうちょっとでMac Book Airが買えてしまう!)

最終章の企業会計の部分は読み飛ばしてしまったが、数々のHACK本の中でも役に立つアイデアがたくさん収められている1冊だ。この1500円の本に紹介されているHACKのいくつかを実践するだけで間違いなく数十~数百倍のリターンにはなるだろう。もちろん、読んだだけじゃダメで、「実践」しなきゃ何も生まないけど…

以下、いいなと思った部分を抜き書き。

3つのルールでHACK家計簿をつける(棚卸しを応用し、日々の金の流れは気にしない)
・残高ルール
・小銭を数えない 
・毎日つけない

固定資産の減価償却概念の導入→耐用年数のあるものは売却を考えて購入する
お金を奪っていくものは負債→(税金、維持費などがかかる)自動車は資産ではない
時間を奪っていくものも負債→生産性を上げるモノは資産

売上の増加→そのまま利益に結びつかない
支出の減少→イコール利益→「家計における利益=節約額」

節約は絶対額で考える。これは山田氏が以前から主張されていることだが、参照点依存症のマジックに引きずられないよう、「○割引」ではなく「○円安い」ことに着目する。

レシートの記録でムダ使いを見える化する
レシートを全て保管することで、いかに金を使っているかを実感する

必要/不必要で仕分ける→不必要=ムダ使い リスト化して弱点克服

口座を分ける
・日常(家計用)
・貯蓄用-手をつけない できれば1/4を貯蓄に
・投資用-余剰資金の活用 
 ↓
 投資の際は、リスクがリターンに比して高いものは要注意(ex投信の信託報酬もチェック)
通常、まずは返済が最優先(支払利息以上のリターンを得られる投資は少ない)
運用は複利で、いろいろ複利計算シート などで数字を算出して判断する

本日の1曲 Mr.Children「Prelude」

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