「ノマドワーカーという生き方」に触れて

今回はいつもの読書メモという形ではなく、本を読んで自分が考え直したことについて書いてみました。

著者の立花(@ttachi)さんのブログ「No Second Life」はアイコンがシャアだった頃から購読していて、ご本人のお話もNo Second Lifeセミナーにも出席した際などで直接伺ったことがあるので、3本柱で総合ブログを目指して始めたこと、優先順位を高くして更新に励んだことなどなど、既に知っていたこともありました。

しかし、それでも本書からは改めていろいろなことを学ぶことができました。特に、僕にとって衝撃的だったのは「夢と目標を具体的に管理する方法」でした。ガジェットやテクニックの話もなるほど~と思うことがいろいろありますが、本書のキモは「ノマドワーカーとしての生き方」ではなく、@ttachiさんが望んだ生き方が「ノマドワーカー」であり、自分が望む生き方をどう実現するかというところにあります。


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なりたい自分になるために

僕自身、この数年いろいろLifehack系の情報を収集しては試してを繰り返し、(近年の便利なクラウドツールのローンチもあり)タスク管理など仕事の効率はかなり向上したことを実感しています。しかし、効率化によって帰宅時間が多少早くなったとしても、自分の人生がよい方向に向かっているのかという点では相変わらずもやの中を歩いているような感覚が続いています。ブログにしても、以前の旅日記からなんとなく継続していたものの、コアになるものがなく、もちろん目標もミッションもありませんでした。

本書を読んで、数年前の@ttachiさんも、僕と同じように現状を変えたいともがいていたのですが、実際に変えることができたのは、夢→目標→日々のタスクという具体的な流れをつくり、それをしっかりやり抜いてきたからだということがよく理解できました。

まずは、夢、なりたい自分をはっきりイメージすることができなければ、今の自分が持っている迷走感は拭い去ることはできないのでしょう。

よく成功本で言われている「夢を紙に書き出すと数年後それが実現している」というフレーズに対して、「夢を紙に書いたけど実現しなかった」と多くの実践者(失敗者)と話すのを耳にしますが、@ttachiさんが言うとおり「夢を紙に書くだけでは十分ではない」のだと思います。

しかし、夢を紙に書き出すことすらしないで、夢が実現した人は宝くじに当たるくらいの確率でしか存在しないのではないでしょうか?

夢を書きだすのは、実現まで続く階段の第一歩で、何段登れば最上階に着くのか見えない階段を登り続けるためには@ttachiさんが行なってきたように、今日は何段登ったか、違う方向に進んでないかをレビューする仕組みと登り続ける強い気持ちが必要と改めて感じました。

まずは、第一歩=夢を具体的に書きだすことから始めてみます。

終わりに…11月3日に行われる那須塩原ハーフマラソンに@ttachiさんと一緒に走ります。たぶん、一緒なのはスタート直後くらいだと思いますが(笑)

本日の1曲 潘 恵子「フローネの夢」

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