「シンプルなLTを作るワークショップ」に参加しました

8日(祝)の夜、@fujimottaさん主催の「シンプルなLTを作るワークショップ」に参加しました。8月の東ラ研でプレゼンのお話を聴いて、自分もプレゼンに挑戦してみようという気持ちになっていたところに、その講師である@fujimottaさんがLT向けのワークショップを開催されるというので、グッドタイミングでした。

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photo credit: Thomas Hawk via photopin cc

今回の参加者は5名、今回たまたまでしょうが東ラ研とは異なり「IT系ゼロ」という個人的にはちょっと安心できる空間でした。あ、別にIT系の方に抵抗があるとかいうわけじゃないですよ…技術系の話や単語についていけないだけですw

講座は、比較的初心者向けに「LTとはなんぞや?」というところからスタート。LT=Lightning Talkの特徴は

  • 持ち時間は5分だけ
  • 5分たったら、強制終了

の2つです。そのため、話は短く端的に、大切なことを先に言う、ことが求められます。これは、商談などでのプレゼント異なる点ですね。

続いて、LT、プレゼンで一番大事なこととして挙げられたのが

 人が、人に話をする

ここでは「オーディエンス、スピーカー分析シート」が用意されていました。オーディエンスが多数の場合でも、その中にいる知人をイメージしてその人に対して話をするのがよいそうです。シートが埋められない程度しか聴き手のことをよく知らないのであればリサーチをする必要があります。

この手法は、ちょうど読んでいた「プロの資料作成力」という本でもターゲットプロファイルとして紹介されていました。この本で紹介されているポイントとワークショップで教わったことは「いきなりスライドを作成しない」「ゴールを明確にする」「ストーリーボードを作る」などなど共通項が多く、納得感倍増です。非常に実践的で多くのビジネスマンに役立つと思われる本なので紹介しておきます。

 プレゼンの前後の差を明確にする

LTを聴いてもらって、その結果どうなってほしいか、を考えます。言い換えれば、現状 と理想 の具現化です。ここで僕が持っていた「東ラ研のような場でIT系でもない自分が何かオーディエンスの役に立てることを話せるのだろうか?」という疑問を講師にぶつけてみました。@fujimottaさんは、「初心者なりの視点、自分の業界はこうでしたという話は、十分(IT系専門職の聴き手にも)役に立つ情報です」と言ってくださいました。

Presentation Arc の空欄を埋める形でワークを行います。今回は、プレゼンネタとして2つ用意していったのですが、前段の「相手をイメージする」プロセスで、そのうち1つは相応しくないなと思えたので、残ったネタで作成。この程度でも役に立つといいのですが…

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このあたりまでは、前回東ラ研でのお話とかぶる部分もありましたが、少人数で、思いついた時に質問できる雰囲気のためか重複感はありませんでした。僕自身は、質問をすることに躊躇するタイプではないのですが、それでも5人と50人では気安さが全然違います。

 ストーリーラインを作成

いよいよ、プレゼンのストーリー制作です。用意されたストーリーラインの左側にポイント(スライドに載せるテキスト等)右側に口頭で説明する内容を書いていきます。

ここで紹介されたのが樋口裕一著「頭のいい人は「短く」伝える」で紹介されている「4行メソッド」つまり、結論先行型の4行+まとめの5項目構成です。ざっと、各項目1分でトークできればLTのリミットにおさまる計算です。

4行メソッドは、具体的には

  • 結論
  • 理由その①/その②/その③
  • まとめ

という構成になります。こういったテンプレートがあると書く前に悩む時間がずっと短縮されます。実際に、ストーリーに落としこむ段階になって、その前の「聴き手をイメージ」することが生きてくることに気づきます。この人に伝えよう!と思うことで、キラーフレーズというと大げさですが、刺さる表現が生まれてくるように感じました。誰もに伝えようとすると、平凡な言葉しか浮かんでこなかっただろうと思います。

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では、ストーリーラインもできたら、いよいよスライド作るぞ!とMac Book Airをフライングで出したのですが、

 下書き完成 → スライド作り まずは練習

ここでスライドを作るのではなく、まずは通しで練習してみるのが大事なのです。プレゼンの練習は、恥ずかしいところがあって、頭の中だけですませてしまう人が多いのではないかと思いますが、いいプレゼンにするためには、しっかりカメラの前や人の前でタイマーをかけて話してみることが必須だと教わりました。

ここでは、実際2人一組で練習をしました。聞き役としての評価軸は以下の3つ(今回はスライドまで作っていないので上の2つ)

  • 話は聞きやすいか?
  • 結論は伝わったか?
  • (スライドができている場合はさらに)スライドと話は合っているか?

通しで話してみると、どの程度話すと5分になるかが分かるので、少なくとも言いたいことを言えずに時間切れという自体は防げます。また、フィードバックはとても役に立つので、初対面同士で練習する際は、パートナーには「遠慮なく気づいたことを指摘してほしい」と告げておくとよいでしょう。

さて、これでほぼタイムアップ。あっという間の2時間半でした。最後に希望者は前に立ってLTをやってみてください、と言われたので遠慮なくトライさせてもらいました。さほど緊張感はなかったのですが、話があちこちに飛んでしまう悪い癖が出たなと反省。

講師から、5分程度のプレゼンなら、かっちり話す内容をセリフのように決めてしまうのも1つの方法だし、オーディエンスの反応を見ながら少し変えるくらいの余裕を持たせておくのもよい、と言われましたが、僕は前者のほうが向いているのかなと思いました。

 まとめ

今回、スライド作成まではいきませんでしたが、東ラ研で学んだことを少人数でその都度立ち止まりながら実践できたのでよかったです。「オーディエンス スピーカー分析シート」「ストーリーライン」などのツールも大変役立ちました。このワークショップシリーズは、今後も続けられるそうなので、(受講料もリーズナブルだし)また次のフェーズでぜひ参加したいと思います。

本日の1曲 THE POLICE「Too Much Information

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