西会津農家民泊ツアーに参加しました(Day1)

先月後半から週末出かける予定が多く、ブログの更新が全く追いついていない。仕事の業務量が多いこともあって、11月は結局エントリー”2”。3週間前のことがまだアップできてません。全くダメだなぁ。

さて、11月17・18日に西会津町振興公社主催の「越後街道束松(たばねまつ)峠ウォーキング&農家民泊ツアー」に家族+友人で参加してきました。西会津はもともと妻が縁あった場所なのですが、僕も一昨年「雪国まつり」ツアーに参加して、(気温は)寒いけど(人は)温かい西会津町と手づくり感あふれる田舎の体験型ツアーの魅力にとりつかれました。

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ツアー内容は、郡山駅集合で西会津へバス移動、到着後は束松峠ウォーキング、栄川酒造見学、温泉、そば打ち体験とうったそばで夕食、民宿で宿泊。翌日は、各民宿で農家のお手伝いをして、漬物体験というものです。かなり盛りだくさん。

電車大好きの1歳半の息子は郡山までの「なすの」が初めての新幹線。しかし、「乗る」より「見る」のが楽しい年頃で、乗車すること自体にはあまり興奮してませんでした。えきねっとの「得だ値」で15%引きの指定席を予約してましたが、席が離れてしまったので自由席に乗車。始発だったこともあり、全然余裕で座れました。あとは一路北へ。宇都宮を過ぎたあたりから車窓から山がたくさん見えるようになりました。

10時に郡山到着。天気予報どおり曇、いつ雨が降ってもおかしくない天気です。バスターミナルの集合場所から貸切バスに乗って磐越道を西へ1時間ほど走って西会津到着。車窓から見える紅葉は幾重にも色が重なってとても美しかったです。

現地集合の方も合流して、開会のセレモニーと昼食が始まりました。今回の参加者は11名。なぜか神奈川県から多数ご参加(ウチもですが…)。食事をしながらスケジュールの確認、越後街道の歴史などを聞きます。雨が降らないうちにウォーキングに行こうということで、少し順番を前後させ、束松峠へ。バスで軽沢というところまで移動し、車が入れるギリギリのところから歩き始めます。息子は最初少し歩きましたが、幼児の足ではどんどん遅れてしまうので、だっこひもで抱えて歩きます(窮屈でゴメン)。

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ゆっくり歩いて15分くらいで束松峠に到着。ここで一休み。束松とはその名の通り、いくつかの松が束になって(合体して)1つになったものですが、オリジナルの束松、子束松はもうなく、唯一残っているのは「ひこ束松」と呼ばれています。会津エリアも関東と同様に夏が長かったらしく紅葉は例年より遅めでギリギリ間に合ったかなというくらい。

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休憩後、下りに入り少し進むと旧越後街道と新道の分岐に出ます。この辺りから雨が降ってきて残念ながら傘をさしながらのウォーキングとなりました。旧道をしばらく歩くと洞門に出ます。この洞門は明治時代に地元の人たちの手によって掘られた約230mのトンネルです。もちろん現在は使用されておらず崩落していますが、実は今でも細々とつながっているようです。(内部はコウモリの巣と化しているようなのでチャレンジする方は要注意!)

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洞門見学を終え分岐に戻り、残る道を行きます。しばらく進むと鉄塔があり、ここに道を挟んで一里塚が残っています。ここから本名方面へ下っていくと、ひこ束松があり、ウォーキングツアーはほぼ終了。下山中には、ニホンカモシカを見ることができました。

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↓ひこ束松

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↓真ん中に見えるのがニホンカモシカ

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本名の集落で、迎えに来ていたバスに乗り込み、次の目的地「栄川(さかえがわ)酒造」へ。同じ漢字で、榮川酒造という蔵がもう一つ会津若松にありますがこちらは「えいせん」と読む別の会社です。この栄川酒造の始祖石川瑛作さんはアダム・スミスの「国富論」を和訳された方なのでした。西会津町にもすごい方がいたものです。

栄川酒造では、社長自ら酒造りの現場を案内してくださり、試飲もさせてもらいました。おすすめは「ちどりあし」。もちろんその場で一升瓶を購入。原発事故の影響で、現在福島の米は全て放射能検査を経て出荷されることになっており、そのため酒の原料となる酒米もまだ入庫していないのだそう。

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栄川酒造を出て、集合場所だったロータスインに戻り、お待ちかねの温泉入浴。ここの温泉はミネラル豊富でしょっぱいのが特長です。僕は露天風呂から星を眺めるのが好きなのですが、今日はあいにくの雨で何も見えず…残念。

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さて、入浴後のプログラムは「そば打ち体験」。僕も初めてそば打ちに挑戦しました。もちろん、会津でとれたそば粉を100%使用した十割そばです。プロセスとしては、混ぜて、こねて、伸ばして、切るということにつきますが、結構力が要ります。そば打ちは、近年、男の趣味として人気ですが、腕力的に男向きなんだろうということがやってみて分かりました。僕的には、きれいな円になるように「伸ばす」部分がいちばん難しかったです。

そしてできたそばを茹でていただきその場で食べます。見た目はともかく味は満足。そばは初めての息子もおいしいサインを連発しておかわりしていました。なお、ここで各グループが今夜お世話になる民宿の方と顔合わせ。「本当はそれぞれの宿で食事をするのがいいと思っていますが、民宿側もお客さんを迎えるのが初めてという状況であることから、今回は全員でそば打ち体験+夕食という形式にしました」という主催者の弁。

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さて、食後はいよいよ今晩お世話になる民宿「いろり庵」の奥さんに送っていただき上野尻ダムを渡ったところにある豪邸へ移動。昔は庄屋さんだったというこのお宅、いや~広い。以前、外国人のミュージシャンを招いてコンサートをされたときは150人が来たそうです。もちろん座敷の真ん中には宿の名前にもなっているいろりがあり、ご主人が炭を入れて待っていてくださいました。

今回のツアー名では「農家民宿」となっていますが、いろり庵は現在は農家ではなく、なんとご主人は西会津町で50名の従業員を抱える企業の経営者でした。広い家に大興奮の息子が寝た後は、いろりを囲み、続いてリフォームされたお部屋の薪ストーブ(優雅に見えますが、燃料の薪代で一冬◯十万かかるそうです)を眺めながらこたつに入って、ご主人や奥さんからいろいろな話を伺いました。歴史やしきたり、ご家族のこと、仕事のことなどなど、どの話も興味深いものでした。

ご夫婦には4人のお子さんがいらっしゃいますが、今はこの広いお家に二人(と犬1匹)でお住まいです。古い農家の作りを残した部屋と、リフォームしモダンかつ木の温かさあふれる雰囲気の部屋があるなんとも豪華な民宿(?)でした。さすがに豪雪地帯西会津町、いろりやストーブのある部屋から寝室に移るとひんやりします。重たいくらいふとんをかぶって、湯たんぽを入れてもらい就寝。明日のプログラムも楽しみです。おやすみなさい。

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本日の1曲 布袋寅泰「ミッション:インポッシブルのテーマ

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