年末年始に驚異の3000円台 鬼怒川温泉「ホテル大滝」に宿泊してきました

2013年の年末に妻の両親から「あしかがフラワーパーク」のイルミネーション見に行こうとのお誘いをいただき、ました。それなら栃木県内の温泉に泊まりましょうかという話になって12月15日にダメモトでじゃらんを見てリーズナブルな温泉宿を探していたところ、なんと12.5畳の部屋に4人宿泊で12,400円、つまり1人当3,100円という激安宿を発見、12月30日に空室があったので不安を感じながらも予約しました。

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その宿が「鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝」です。もちろんこの時期で1人1泊3,100円という価格はある意味”ワケあり“で、原則として素泊まり、温泉は貸切風呂か姉妹館の鬼怒川プラザホテルの大浴場を500円を支払って利用する、部屋にはローベッドタイプ(実際には分厚いマットレスの上に布団が敷かれている)が2つ用意されていて残り2人分は自分で布団を敷く、クレジットカードの取扱なし、といった条件があります。

しかし、この格安な料金から考えるとデメリットといえるレベルでもないし、部屋がやたら汚いとか、異臭がする、ゴキブリが出る、といったことでもなければいいだろう、と割り切って出発したのですが、悪い予感はいい意味で完全に裏切られ、きれいで居心地のよいホテルでした。義父は、この値段だったら毎月来たいくらいと言ってました(笑)。コスパ最強のホテルです。

ロケーション・外観

鬼怒川温泉駅とは川を挟んだ反対側になり、川からも少し離れた国道121号線沿いにあります。正直なところ、電車利用の場合、川沿いに宿が並ぶ鬼怒川温泉においては不便なロケーションといってよいでしょう。なお、駅からは、東武線の到着に合わせて出発し各温泉宿を周る「ダイヤルバス」の利用が便利です。

外観は上の写真のとおり、普通のホテル。8階建てでエレベーター2基。駐車場はあまり広いとは言えませんが、部屋数に対応した数はあるのでしょう。

施設・室内

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ロビーで靴を脱いで、近くにある鍵付きの下駄箱に預け、ロビーに置いてある浴衣、アメニティを自分で取って部屋に行く半セルフ式です。1Fには、漫画部屋、ラウンジ、喫茶室があり、甘酒無料サービス、電子レンジ、マッサージチェアが利用できます。山餐亭というレストランが併設されており、食事はここでとることもできます。

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僕らが泊まった部屋は8Fの12.5畳の和室で、内風呂(小さい)、トイレに冷蔵庫、金庫がついていました。一般的な温泉宿の部屋といえるでしょう。窓は川側についていますが離れているため鬼怒川は見えませんでした。

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温泉の利用

貸切風呂(50分 3000円)を利用しない場合は、利用料500円を払って姉妹館の鬼怒川プラザホテルの大浴場を使います。利用料を払うと宿泊中何度でも温泉に入れます。プラザホテルまでは1km弱で、夜は9時まで送迎バスが出ています。フロントで頼むとすぐマイクロバスで送ってくれ、帰りはプラザホテルのホテルに言えば迎えに来てくれます。30分おきの出発といった仕組みではなく、温泉に行きたいときにすぐ行けるのでさほど不自由は感じませんでした。

なお、駐車スペースの問題だと思いますが、車で来ていてもプラザホテルへは送迎バスを利用しなければならないのであまり遅く到着すると温泉まで歩いていかなければならないかもしれません。朝は9時まで送迎利用可能です。

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鬼怒川プラザホテルの大浴場「宝の湯」は、地下にあり眼下に鬼怒川が見えます。もちろん露天風呂、サウナもあります。アルカリ性単純泉なので無色透明、無臭でした。

最後に

宿泊する前は、怪しいまでの安さに疑心暗鬼でしたが、おそらくその安さの理由はロケーションと大浴場、食堂がない、というデメリットのためだと思われます。コスパ重視で、そのあたりを気にしない方は「ホテル大滝」お勧めの宿です。なお、8畳の2人部屋利用の場合は6,300円(1人当3,150円)です。

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鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝

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