アルバータの大自然で"自分に戻る"トラベルプラン(その3 コロンビア大氷原ツアー、キャンモア編)

アルバータ州トラベルプランの続きです。5日目はバンフ発のコロンビア大氷原ツアーに参加してみます。氷河はパタゴニアでいくつか見ていますが、その上を歩いたことはあまり経験していなかったので楽しみです。また、2014年にオープンするカナディアン・ロッキーの新名所「グレイシャー・スカイウォーク」も体験しましょう。

Day5
Brewster社のColumbia Icefield and Glacier Adventure1日ツアーに参加することにします。バンフの滞在日数が限られている方には、バンフ発でレイク・ルイーズも含まれた11時間半のロングツアーもありますが、僕はレイク・ルイーズ発、バンフ着の8時間ツアーにします。

ジャスパー国立公園_コロンビア大氷原_グレイシャー・アドベンチャー

ツアーは、まずボウ湖、続いてペイト湖、そしてアイスフィールド・パークウェイ上の最高地点であるボウ・サミットに立ち寄ってからアサバスカ氷河へ向かいます。下の写真はペイト湖ですね。まさにターコイズブルー…神秘的です。

アイスフィールド・パークウェイ02_ペイト湖

アイスフィールド・パークウェイ01_アサバスカ滝

アサバスカ氷河では、アイスエクスプローラーと言われる雪上車に乗って氷河の上をドライブします。このアイスエクスプローラー、地球上でココと南極にしかないそうです。そして、氷河の上をハイキング。

ジャスパー国立公園_コロンビア大氷原_アサバスカ氷河

アサバスカ氷河でのアクティビティを終え、Columbia Icefield Discovery Centreでランチをとった後は、できたてのグレイシャー・スカイウォークに向かいます。

ジャスパー国立公園_グレイシャー・スカイウォーク01

ディスカバリー・トレイルの先端が30mの半円状に張り出した「ディスカバリー・ヴィスタ」になっています。眼下にあるSunwapta Valleyの谷底からの高さは280m。高所恐怖症の僕的には、楽しみと同時に不安も大きいのですが…きっと大丈夫でしょう。

Glacier Skywalk - Discovery Vista

環境保全とバリアフリーをコンセプトに開発された施設なので稼働に必要なエネルギーは太陽熱を利用しています。

グレイシャー・スカイウォークでのアクティビティを終えたらバスでバンフに帰ります。このColumbia Icefield and Glacier Adventure(185カナダドル)、きっと人気のツアーになるでしょう。

Day6
明日はカルガリーから日本へ発たなければならないので、大自然でアクティビティを楽しめるのは今日が最後です。バンフで自転車を借りて20kmほど先のキャンモアに行ってみます。

2011 Transrockies TR7 Stage 6. Transrockies TR4 Stage 3.

キャンモアに着いたら、そのまま自転車でノルディック・センターに向かいます。このセンターは1988年のカルガリーオリンピックのために整備されたところで様々なマウンテンバイクルートが用意されています。リンク先のPDFを見るとその充実ぶりに驚かされます。

カナナスキス、バリア湖01

キャンモア周辺のハイキング、バイクトレイルで散策を楽しんでから、午後は洞窟探検ツアーに参加します。Rat’s Nest Cave(ネズミの巣)という洞窟をガイドと一緒に探検するツアーで総時間4時間半、洞窟内に2時間半という本格的な探検です。世界中探してもなかなか見つからない冒険心あふれるツアーではないでしょうか。

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photo credit: cbclove via photopin cc

洞窟ツアーは天候に関係なく楽しめるので、バンフ移動以降、登山できないような天気だったらこちらを先にすればよいでしょう。

キャンモアでもアクティビティを終えたら、バンフまでレガシー・トレイルを通って自転車で帰ります。28kmあるので2時間くらいでしょうか。地図もParks Canadaのウェブサイトでダウンロードできます。

これでカナディアン・ロッキー大自然を巡る旅は終了。明日はカルガリーからエア・カナダで日本へ帰ります。自分でいろいろ調べながらトラベルプランを立てているうちに、いつか行きたいという気持ちがどんどん強くなっていきました。スクランブルできる体力があるうちに(笑)実現させたいです。

もう1つ、カナダ、バンフのハイキング、サイクリング等のアクティビティについてオフィシャルな情報が非常に充実していることに感銘を受けました。観光立国を目指すなら、これくらいの情報提供が必要であることを改めて認識しました。

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