カナディアンロッキー家族旅行(Day2)

NH116便は予定通り現地時間14時55分の到着に向け順調に飛行し、着陸1時間半くらい前に軽食(サンドイッチ)が配られます。B787は電子カーテンなので、外が昼でも機内の明るさを適当に調整することができます。これは地味にありがたい機能です。

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無事にバンクーバー着陸したのですが、「駐機場が空いてない…」というアナウンスがあり15分くらい待たされました。

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ようやく駐機場も空いて、B787から降ります。涼しくはないけどカラッとしたカナダの空気が新鮮です。

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一足先に着いている妻子と合流。当初の予定では、バンクーバー市内で会うか、空港で会うか息子のご機嫌次第で決めるとしていたのですが、「空港で待っている」と言ってたそうで、バゲージクレームエリアを出たところで待っていてくれました。

バンクーバーからのVIA鉄道「」の出発予定時刻は20:30なので、5時間ほどあります。荷物がけっこうあるので、まずは列車の出発駅Pacific Central Stationへ行って、荷物を預けそれから少し市内観光をすることにしました。カナダドル現金は妻が100ドル分キャッシングしてくれていたので、そのまま空港を出ます。

バンクーバー空港から市内へはSkytrainで向かいます。 チケットはクレジットカードで買えました。Pacific Central Station の最寄駅は Main Street– Science World です。1Zone7.75$もしますが、空港発の電車のみ空港使用料5$が含まれているためこんなに高いらしいです。改札は開けっ放し、ノーチェックでスルーして出入りします。乗車すると陽気な地下鉄職員のおばさんが地図をくれました。Skytrainはゆりかもめのような無人列車で、まずは空港線終点のWaterfrontまで向かいます。途中から地下に入って20分ほどでWaterfront到着。こちらの地下鉄、何のアナウンスも発車ベルもないので唐突にドアが閉まって発車してしまいます。無人電車でアナウンスもなくて事故が起こらないのか不思議です。

Waterfrontに着きましたが、乗り継ぎの案内がほとんどなく、日本の地下鉄に慣れていると不親切に感じなくもないです。息子が眠ってしまったので抱っこしながらExpo Lineに乗り換え、4駅先のMain Street – Science Centerで下車します。出るときも改札は開けっ放し。地下鉄駅からPacific Central駅しい駅舎が見えたのでまっすぐ向かいます。

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幸い、だいぶ早い時間にも関わらず荷物のチェックインができたので、大きなトランクとバックパックを預けて身軽になってから街へ出ます。18時には、Panorama Loungeという乗客用の待合室がオープンするそうです。息子は列車のペーパークラフトをもらって大喜び。

外国に着いて僕がまずするのがマクドナルドとスーパーでの物価チェック。バンクーバーでどう過ごすかは何も決めていなかったので、まずは近くのサイエンスセンター前のベンチでガイドブックを開いてプランを考えます。カナディアン号では、夕食のサービスはないので食事を済ませてから乗らなければなりません。近くのThe Villageと呼ばれるエリアから対岸のYaletownまでAquabusというミニボートを使ってみることにしました。

サイエンスセンター近くのマクドナルド。カナダのマクドナルドではMの真ん中に国旗のメイプルリーフが入っていることを息子が発見。後で聞いたのですが、Wendy’sも「’」がメイプルリーフになっています。

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The Village側から見るサイエンスセンター。入場料がいいお値段だったのでパスしました(笑)。

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The Villageには、なぜか2羽の巨大スズメ像があります。この近くには、カフェやパン屋、リカーショップ、スーパーなどがあるのでVIA鉄道に乗り込む前の買物はひと通り済ませることができます。

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Aquqbusに乗ってみます。どのボートもノリの良い(たぶんバイトの)兄ちゃん・姉ちゃんが操舵していて、すごくユルい感じがいいです。チャオプラヤーエクスプレス以来の楽しい川の公共交通機関(?)かも。桟橋で数人の人が待っているのを見るとそちらに舵を切って、今乗っている人より待っている人の方が多かったら行先をその人たちの希望する方向に変更するくらい適当な運航です(笑)。往復で乗ると割引があり、チケットをくれますがOne Wayの場合はその場で料金を渡すだけです。

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YaletownのスーパーUrban Fareに買物に行くと、店内のテレビで女子サッカーワールドカップ決勝戦が放送されていました。スコアは5-2でUSA優勢、少し見ているともう試合終了のホイッスル。なでしこジャパン残念。今日、バンクーバーで試合が行われることは知っていたのですが、ちょうど自分たちが滞在する間が試合の真っ最中だとは思いませんでした。さらに買物を終える頃には、多数のJapan、USAサポーターたちの姿を街で見かけることになり、まさに隣駅のオリンピックスタジアムでその試合が行われていたことに気づくのでした。

Urban Fareはオーガニック系の商品も豊富なスーパーで、ローストチキンやサラダ、チーズ、水などを購入。酒類は扱っていません。円安もあってカナダの物価は日本より高め。ミネラルウォーター1Lで200円、ワインは1500円くらいから。ビールは6缶で1200円〜。

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日曜日だったので、鉄道博物館などどこも17時閉館で入れず、再びAquabusでVillageへ帰ると、ボートがスタジアム前に寄って、大勢のUSAサポーターが乗り込んできました。もちろん彼らは超ゴキゲンです。Villageに着いて川沿いのベンチでさっき買ったチキンなどを食べて夕食を済ませます。バンクーバーは自転車天国で、皆、バイクレーンをさっそうと走って行きます。連結自転車がユニーク。でも、パワーがないと無理でしょう。

そろそろ7時半なのでPacific Central駅に戻ります。バンクーバーは、世界一住みやすい街という評価を受けていますが、空気も濁っている感じで、妻と「あんまりクリーンな感じしないよな」なんて話していました。しかし、この時は近くで起こった山火事の煙のせいで街全体が霞がかかったようになっていたことを後で知りました。

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再びPacific Central駅に戻ってきます。駅の入口から入って左側が鉄道、右側はGrayhoundバスに分かれています。団体さんなどかなり人が集まっています。日本人の乗客もちらほら見えました。もうザ・カナディアン号の待合室はオープンしていたので、待合室前に設けられた受付で改めてチケットを見せて手続きし、昼食のクーポンをもらいます。

昼食は1stCallと2ndCallの2つがあって、グリーンのクーポンに印字してあります。希望は聞かれなかったのですが、言えば選べたのかもしれません。ちなみに僕らは1St Callでしたが室内にいて気がつかず、2ndCallに気づいて食堂車に行ったところ、問題なく食べさせてくれました。

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Pacific Central駅からは、国境を越えてアメリカへ行く列車もあるようでそれらに乗る乗客は通関の手続をしなければならないようです。ザ・カナディアン号の待合室には、セルフのコーヒー、紅茶、クッキーが用意されていて乗客が乗車の案内を待っています。20時30分の出発でしたが、団体客が優先のようで一般客は20時10分過ぎに乗車案内されました。

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ザ・カナディアン号は20両もあり、先頭に近い車両だった僕らは低いプラットホームかなり歩きました。お年寄りや体の不自由な方用にリリーフカーがあって、けっこうな人が利用していました。この列車の主な乗客はシニア層で、上品な老夫婦という感じの人が大半です。おそらくこの日の乗客で4歳の息子は最年少。ところどころでお年寄りに声をかけられていましたが、本人はガイジンばかりの環境でちょっと緊張の面持ち。

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いよいよ、今回のカナディアンロッキーの旅、最初のハイライト「 ザ・カナディアン号」が出発します。

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各車両には、カナダの探検家や名士の名前が付けられていて、その由来も車内のプレートに書いてありました。僕らが乗った220号車は”Wolfe Manor(領主)”という名前でした。

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個室寝台(Sleeper plus class)は思ったより広く、バックパックを持ってきてもよかったと思いました。トイレもついています。

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ファンや電気スイッチ類、コンセントが鏡の脇にまとまっています。

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初めはイスが置いてありますが、この上に2段ベッドが設置されます。

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アメニティもしっかり用意されています。タオル類のほか、オーガニック系のシャンプー、ボディソープが入っていましました。

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洗面台周り。飲料水も各寝台に用意されています。

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車内探検に出かけてみました。これは2人用一般寝台のようです。

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車内の通路はかなり狭く、すれ違いがちょっと大変です。個室寝台の車両と普通の寝台車両が分かれているわけではなく、個室寝台エリアを挟んでカーテンで通路と仕切るだけの一般寝台いくつかある構造です。個室寝台も鍵はありませんでした。

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ウェルカムドリンクを各個室に持ってきてくれるような記事を見たのですが、そうではなく、4両連結されているスカイライナーというラウンジ車両でスパークリングワインとオードブルが振る舞われました。7月の20時半はまだ明るく、乗車して数時間は景色を楽しむことができます。IMG_0975_R

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ラウンジ車両で、スパークリングワインとクランベリージュースを楽しんでいると、アクティビティ担当のKarinaが車内の楽しみ方などの説明をしてくれました。やはり、僕らと同じように1泊してジャスパーで降りる人が多いそうです。アテンダントは若くて陽気な人が多い。

そうしているうちに息子が眠ってしまったので、自分たちの部屋に戻ってシャワーを浴びてさっぱりリフレッシュ。シャワーは各車両についていて、着替えスペースとシャワー室があるので使い勝手に問題はありませんでした。息子と一緒に入るのはちょっと大変で、お湯が最初冷たかったり、勢い良すぎたりでギャン泣きでした。僕らも睡眠不足だったので、シャワー浴びてからは部屋から出かけずに睡眠。後で、ラウンジ車両から夜空を楽しんでおけばよかったとちょっと後悔しましたが…

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部屋を出るときにドアの外に札をかけておけば、戻ったときには担当のアテンダントがベッドを出しておいてくれます。僕らの担当は、ジェイ・アールさん、自己紹介を聞いて思わず吹きそうになってしまいました。ベッドは外人サイズなので幅、長さも十分で快適ですが、車内は冷房がけっこう寒いので暖かい服装を用意しておくほうがよいでしょう。なぜか個室の中にアテンダント呼び出しボタンが5箇所もついているのが不思議。

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ベッドメイクが終わると、枕元にチョコレートが置いてありました、こうした心遣いが嬉しいですね。

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