Google Play Musicがようやく日本でのサービス開始

以前から何度か紹介してきたGoogle Play Musicがようやく日本のサービスを開始しました。サブスクリプションサービスでは3,500万曲が提供され、月額は980円。妥当なところですね。僕は、以前からクラウド上に自分の音楽をアップしておき、それをストリーミング再生することでiPhoneのストレージが音楽でいっぱいになるのを回避するという使い方をしてきたのですが、正式なサービス開始後もこの機能は「ロッカー」という名前で無料で提供されます。

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今年に入ってサブスクリプション型の音楽サービスが次々とスタートし、ちょっと出遅れ感のあるGoogleですが、Apple Musicをいち早くスタートしたユーザーの3か月無料期間が終了する前になんとか間に合わせたのでしょう。Google Play Musicも無料で使用できる期間が1か月あるので 、ユーザーも約ひと月Apple Musicとサービスの内容や自分の好みのアーティスト、アルバムが収録されているかなど比較することができます。なお、10月18日までにサブスクリプション登録すると通常980円/月のところ、永年780円/月になるというのも、いいところをついた価格設定だと思います。

サブスクリプション型の場合、複数のサービスを使い分ける人は少数でしょうし、一度課金に入ると他のサービスを試す意欲も減退するでしょうから、無料段階でどれだけのユーザーに使ってもらいそのまま課金に入れるかどうかがビジネスとしての成功にかかっています。そのため、他社で課金が始まる前にスタートでユーザーを失望させないだけの(特に邦楽)アーティスト、曲が提供されているかというのは非常に重要なところで、僕がざっとApple Musicと比較してみた感じでは「かなり頑張っているな」という印象を受けました。

Google Play Musicは、従来からUS版のインストールをして、初回ログインだけUS環境にしておけばその後は普通に使用できたわけですが、Android、iPhoneアプリでは正式サービスに伴い改めてログインとクレジットカード登録を求められました。なぜかiPhoneではログインに失敗し(ログイン画面でグルグル回転して進まない)、一度アプリを削除し再インストールすることでようやくサービスに入ることができました。

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Apple Music同様、最初に音楽の好みを聞かれ、続いて好きなアーティストを選択するとスタート。以下はブラウザ版の画面ですが、iOS、Androidも同じです。

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僕の場合は、既にライブラリに多くの楽曲が入っていて、好きな曲の評価などもしていたので、すぐに「今すぐ聴こう(Listen Now!)」にいい感じの候補が表示されました。

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使用感はSpotify、Appleといった先発組とさほど変わらず、「今すぐ聴こう(Listen Now!)」にGoogleアルゴリズムによるオススメが表示され、ジャンル、アーティストや楽曲から似たような曲を選曲してくれる「ステーション(ラジオ)」も使えます。「新作(New Release)」もApple同様、僕にはさっそくBon Joviの新作がリコメンドされました。

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Appleにないのが「トップチャート(Top Charts)」で、今最も聴かれている曲、アルバムが表示されます。どれくらいの頻度で表示が更新されるのか、単純に日本で聴かれている曲の多数順なのか、Storeで購入された楽曲も反映されるのかなど詳細は不明です。Appleでは、検索時にトレンドが表示されますが、そちらは検索されているアーティスト名であって、聴かれているアーティストではないようなので、Googleのトップチャートは、人気の曲を押さえておきたいという方にはありがたい機能でしょう。ここからはiPhoneのスクショです。

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この通り、サービスの内容は先発組と大きな差がないので、やはり気になるのが提供されるアーティスト、曲の数です。洋楽では、しっかりTaylor Swiftが入っていますし、Spotify、Appleとほぼ同じレベルではないかと思います。邦楽については、Appleにないところとして、ドリカム、AKB48、松田聖子、Princess Princessを発見。2か月間Apple Musicを使ってサブスクリプション型の音楽サービスでいいなと思うのは、今まで購入やレンタルまではしなかったけど昔聴いていた曲やアーティストを気軽に聴けるところにあったりするので、懐メロ系が揃っているとうれしいです。サービス提供者が増えることで、邦楽もデジタル化が進んで提供される楽曲数が増えていくことを期待しています。

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あと、残る大物はAmazonですね。USのようにPrimeを100$くらいまで値上げしてそのサービスに組み込むのか、音楽配信だけで課金するのか…前述の状況を考えると、近いうちに発表があるかもしれません。

Google Play Music
カテゴリ: ミュージック
現在の価格: 無料

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