100年日記をつけるのに「10年日記」アプリを使ってみた

コボリジュンコさんの『あなたの夢を叶える「100年日記」 』を読んで、連用日記という概念を初めて知り、過去→現在→未来(夢)をつなぐツールとして日記を改めて使ってみようと考えました。

実は、昨年も年始から数ヶ月日記をつけていたのですが、平日に書いたことがほとんど「業務日誌」のようになっていて、全く見返すことがなく(見返す気にもならず)、”日記をつけるぞ!と決めた義務感”以外に書き続ける意義が見いだせずにやめてしまいました。しかし、100年日記は、ただその日の記録を残すものではなく、未来の”こうありたい”自分に近づくための、そして過去からの成長を把握するためのツールとして、日記に新たな意義を与えてくれました。

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photo credit: That’s My Story…(Where Were You?) via photopin (license)

紙の運用は明らかに自分向きではなかったので、さっそくコボリさんのウェブサイトからサンプルのExcelブックをダウンロードして、今月のメインイベントなどを入力してみたのですが、幼児がいて毎晩読み聞かせ→一緒に寝落ちという僕の環境では平日職場にいる時間以外でPCを開くことが少なく、Excelで毎日日記つけるのが難しいという問題に直面しました。

“日記をつける”という毎日すべき行動には、やはり通勤時間を使いたい。そのために手軽なスマホアプリを探してみました。以前日記をつけていた頃に使っていたのはDay Oneという人気アプリでしたが、連用日記としての機能がなく断念。

いろいろあたった末にたどり着いたのが、その名も「10年日記」でした。10年日記は連用日記のためのアプリなので、10年分は日付を基準として前後の年の日記を参照することができる上、テンプレートが使えるので、ここに100年日記の「<今日の最も重要なこと>・<天気>・<体調>・<前進>・<幸せ>」といった項目を入れておけば、毎日自動的にその項目が表示されます。

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その他、写真も貼り付けができる、位置・気温情報が自動で記録されるなどスマホアプリならではの機能もついています。座右の銘を入れると右上に常時表示されるなど、アプリ作者は目的達成型日記を意図して作っていることが察せられます。

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唯一気になっていたのが、100年日記のコンセプトを考えた場合、超長期の運用を見据えなければならないので、10年を超えた場合にどうなるのか、またアプリのサービス自体が終了してしまったらどうしよう、という点でした。しかし、この懸念に関しても、日記のエクポート機能があるので、記録していたものが全くなくなるという最悪の事態は避けられそうです。

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エクポートは、PDFの他にテキスト形式があり、そのままDropboxに保存したものを開くと文字化けしていましたが、一度テキストエディタを経由して文字コードをUTF-8に変換するとExcelで開くこともできました。これを毎週末のレビューのタイミングでExcel上の100年日記に貼り付けるのがよいかと思ってますが、今のところ実行していません。とはいえ、あまり溜め込むと絶対こんな作業はできなくなるので、やるかやらないか早めに決めなければならないですね。

↓はカレンダー画面です。

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タグをつけられたり、お気に入りにする機能、そして検索ができるので、長期間継続すればするほどアプリの利点を活かせるのではないでしょうか。アプリは無料ですが、広告枠を外す場合アプリ内課金で360円かかります。作者は、ユーザーのリクエストに応えて頻繁にアップデートしてくれるようで日記アプリという競争の激しいジャンルにあってAppStoreでも評価4+も納得です。

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