Kindleで洋書をお得に買う方法

2016年に入り、あれよあれよという間に円高にふれてきたので、この機会に洋書を購入しておこうと久々にKindleストアで気になっていた本をいくつか探してみました。僕は、以前からAmazonで洋楽MP3を安く買うためにUSアカウントを2つ作っていたのですが、改めてKindleストアで洋書の値段を比較してみると、USアカウントでも日本在住とUS在住ではかなり価格差があることが分かりました。

 

Amazonアカウント3つのパターン

僕が持っているAmazonのアカウントは以下の3つです。

  • Amazon.co.jp(日本)アカウント
  • Amazon.com(US)アカウントA…日本のクレジットカード・住所情報で作成
  • Amazon.com(US)アカウントB…クレジットカードなし、US住所(かつて留学していたハワイのホームステイ先)情報で作成

以前の記事で紹介していますが、USアカウントBを使うときは、USアカウントAでAmzonギフトカードを購入してアカウントBへチャージすることで支払いを行います。(今回改めて試してはいないので、現在は変わっているかもしれませんが)これは、USアカウント登録の際、住所だけではなく、クレジットカード情報でも居住国のチェックを行っているからで、普通に日本のクレジットカード情報を入力すると、「日本でUSアカウントを利用しているユーザー」=アカウントAと認識されます。

アカウントの種類による価格の違い

さて、ここからが本題ですが、Kindleで洋書を購入する場合、同じUSアカウントでもAとBでは価格差がありました。数冊チェックしてみたところでは、アカウントAの価格は日本のKindleストアでの洋書販売価格に連動していて、実際にアメリカ国内で販売されている価格(アカウントBでログインした場合に表示される価格)より高めになっています。

しかも、アカウントAでは、検索して「候補」として表示されている段階ではアカウントBの金額表示になっているにも関わらず、該当の図書を選択し、購入する段階になると金額が上がってしまいます。また、不思議なことに、たまに候補表示段階でもAとB金額が異なる場合があります(なぜかアカウントAの方が安価でした)。

↓アカウントBで Chris  Guillebeauの検索をした結果表示。

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↓アカウントAで Chris  Guillebeauの検索をした結果表示。1冊だけ安くなっています。

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↓日本のKindleストアで洋書検索をした結果です。実は、日本オンリーのバーゲンが行われていて、なんと新刊以外は一番安く買えるのです!「100$Startup」なんかアメリカの半額以下で購入できます。(検索結果は2016年4月10日のものです)

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続いて、アカウントAで書籍を選択し、購入画面へ進みます。

検索候補結果では13.99USDと表示されていた新刊「Born For This」が19.68USDに上がりました。日本円にして700円近い値上がりです。何なんでしょう!

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アカウントBでは、当然、表示価格に変化なく、13.99USDで購入できました。

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USアカウントごとの価格検証(旅行ガイド)

続いて、Lonely Planet社の旅行ガイドブック「Iceland」をKindleストアで購入してみます。

まずは、アカウントAです。22.31USD=2432円(1USD=109円の場合)という金額が表示されます。

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続いて、日本のアカウントでKindle洋書ストアにログインしてみると、2,484円=22.9USDですね(1USD=109円の場合)。

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では、以下はUSアカウントBでログインして同書を見つけた結果です。Kindle Unlimitedを利用していれば無料ですが、そうでなければ16.01USDが代金です。1USD=109円で計算すると約1,745円で済むわけです。

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やはり、USアカウントの方が安いですね。

わかったこと

日本で、住所偽装をせず普通にUSアカウントを登録しても、実際のところアメリカで販売されている価格で安く購入できるわけではなく、日本のKindle洋書ストアとほぼ同水準でしか購入はできないようです。最初の例で見たように、日本のKndle洋書ストアでセールをしていることもあるので、小細工せず日本のアカウントを使うほうが安く買える場合もあります。

一方、手間は少しかかりますが、アメリカ国内の住所ということにしてアカウントBをとっておけば、かなりお得に洋書を購入することができます。また、洋書をたくさん読む時間と英語読解スピードのある方はKindle Unlimittedサービスに入って定額(9.99USD/月)読み放題を利用することも可能です。それなりの数の洋書を購入される方は、円高のうちにUSギフトカードを買っておくとよいでしょう。

USアカウントで買物をする場合の注意点

僕の場合は、以前からUSアカウント(アカウントB)をとっていたのでKindle書籍の購入はスムーズにできましたが、(Amazon.comの規定を読んでいないので推測ですが)アメリカに住んでない人が国籍を偽って買物をする場合、規約違反としてアカウントが取り消しになる可能性もあるでしょう。書籍などの商品なら仮にアカウントが削除されても、まさか買ったものをアメリカから取り返しに来ることはないでしょうが、Kindle書籍の場合はアカウントの取り消しによって購入したはずのものが永遠に見られなくなる事態も十分考えられます。

安く買えるという記事を書いておいてブレーキを踏むのも残念なのですが、USアカウントを取得する際は、US価格での購入によって浮くコストとアカウント取り消し等のリスクを考慮して、自己責任でお願いいたします。

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