【読書メモ】マニャーナの法則完全版(マーク・フォスター著 )

タスク管理ではよく目にしていた本、「マニャーナの法則」が2016年に完全版として発行されたので、遅ればせながら読んでみました。話の肝は、新しくきたメールや仕事にいちいち反応して作業するのではなく、緊急でないものは明日着手することを原則とし、1日にすべき仕事の量を制限しきっちり片付けていくというものです。

マニャーナの法則
1. 今日新たに発生した仕事を集めておく
2. 仕事を類別する
3. 類別した方法に従って翌日まとめて処理する

本書を読んで早速試してみましたが、間違いなく効果アリです。集中してリストに書かれた仕事に取りかかり、終わったら消していきます。それによって、その日に予定していた業務はしっかり18時までに終えることができました。

今までも毎朝To Doリストを作成し、それを消し込むように作業をしていましたが、上司からの指示やメール、電話などの割り込み仕事に対応するために、日によってはリストの半分も手付かずで翌日に持ち越してしまうことが多々ありました。こういう状況になってしまっている人には、ぜひ「マニャーナの法則」を読んで実行されることをオススメします。

ただ、実際問題として、指示された仕事にその日は着手しないというのは、なかなか気まずいものがあります。「自分はこういう仕事のスタイルだから」という周囲からの理解を得るのは、ある程度のポジションの人なら許されるかもしれませんが、若いうちはちょっと難しいかもしれません。

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【読書メモ】幼児教育の経済学(ヘックマン著 東洋経済新報社)

わかったブログでかん吉さんが紹介されていたので、5歳の息子を持つ親として読んでみました。
先にお断りしておくと、本書は個々の家庭における幼児教育の方法についての書籍ではなく、ノーベル経済学賞受賞者である経済学者が、アメリカでの研究結果を基にして、教育を「投資」と考えた場合において、国家や地方自治体単位で未就学児に対して行う幼児教育がリターンが大きくかつ公平なものであると唱えた論文です。
僕自身、少しは自分の子育てに関するヒントでもあるのかな、と思って読んだのですがそうした意味では期待に応えてくれる本ではありませんでした。とはいえ、6歳までの幼児期に行う教育の重要性が様々な裏づけをもって書かれていますので、手法は示されていなくても、事実として知っておくことは有意義でした。

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【読書メモ】Action Reading アクションリーディング(赤羽雄二著 ソフトバンククリエイティブ)

ゼロ秒思考」の著者が読書術について書いた一冊。読書術とは言っても、いかに読書のスピードを上げるかという速読術のようなテクニカルな内容ではなく、受け身の読書から「攻め」の読書スタイルへの転換、つまり、ビジネスマンの読書スタイルは、読書の時間を作り、必要な本を選び、読んだ内容を自分の血肉としていくことが必要ではないか、ということがメインテーマになっています。

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【読書メモ】1秒で「気がきく人」がうまくいく(松澤萬紀著 ダイヤモンド社)

元ANA客室乗務員の著者が「100%好かれる1%の習慣」に続いて発行した1冊。人づきあいにおいて気をつけておきたいポイントが多くのエピソードとあわせて紹介されています。

元CAマナー講師が書いた本はたくさん出版されているので、本書も既視感を覚える箇所がありますが、実践しなければ!と思うことはいろいろありました。著者のキャラクターを押し出した編集になっているように感じますが、著者はポジティブであるとともにセンシティブな一面もあるようでその人間性に惹かれ、この人の講演を聞いてみたいと思わせる本業へのうまい導線になってるのでしょう。

「気がきく」というのは、特にサービス業においては、非常に重要なスキルですが、「気がつく」ことはできても、「おわりに」で著者が述べているとおり「行動・言葉・態度で表現する」ことをしなくては、「気がきく」人にはなれません。

本書では、自分から行動することの重要性が説かれていますが、僕としては、現在大きなテーマとして考えている「どうすれば『気がつく人』に変われるのか」という部分についてのヒントがもう少しほしかったなと思っています。「察する力は、よく見ることで身につく」という項がありますが、それだけでは気づかない人を変えられないでしょう…ここは次作に期待したいです。

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【読書メモ】「自分の言葉で人を動かす」(木暮太一著 文響社)

僕自身、普段、仕事で文章を作る機会は多いほうだと思いますが、定型的なビジネス文書に関しては過去のストックがたくさんあるので、たいていのものはテンプレートを加工するような感じで済ませているのが現状です。
そうして安易に文章を作成していたので、本来考えるべき「文章を書く目的」が頭から抜け落ちていました。

言葉を通じて人を動かす

本書を読んで、改めて何のために文章を書いているのかを考えるよいきっかけとなりました。そして、今までの自分の文章の傾向として、全体的なあらすじ説明のボリュームが多く、どこが刺さったのか、なぜ心に響いたのかを読み手に伝えていなかったことを再認識しました。
これからは、ただの説明、紹介に終わらない文章を書く、もちろん話すときも相手を動かすという視点を意識していくようにします。

 

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【読書メモ】米軍式 人を動かすマネジメント(田中靖浩著 日本経済新聞社)

モノが売れず、想定外のことが頻繁に起こる現代では、PDCA至上主義の日本の計画-管理型マネジメントがうまく働かなくなっています。本書では、計画型のマネジメントからOODA(Observe:観察→Orient:方向づけ→Decide:決心→Act:実行)をベースとした機動戦マネジメントの活用へシフトすること、それによってマイクロマネジメントから脱却し、現場に任せることで利益を上げることが提案されています。非常に納得感の高い本でした。

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【読書メモ】すごいメモ(小西利行著 かんき出版)

「すごいメモ」というタイトルですが、メモというよりは「ノート術」に近いという印象を受けました。「メモ」に対するイメージは人それぞれでしょうが、僕の感覚的には、メモとは電話メモに代表されるように短期記憶を紙切れに転記しておくだけのものです。
しかし、本書では著者が「メモは腐るもの」と書いているように、後で見返して使うモノとして考えられています。その場合、当然紙切れに書くわけではなく、本書88ページで紹介されているようなノートに書き留めていくタイプになるでしょう。
では、タイトルに釣られただけで「違うな…」で終わったのかというとそんなことはなく、ノート術、アイデア作成術として有効なエッセンスが詰まった本でした。初めは、○をつけるだけというメソッドとも言えないような(失礼)手法が紹介されていて、「何だこりゃ!?」と思ったのですが、第2章「つくメモ」あたりから、なるほど!というメモ術が披露されています。
備忘録、議事録的なメモではなく、アイデアのネタ帳としてのメモ(ノート)を書くことの意義を改めて認識しました。

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Kindleで洋書をお得に買う方法

2016年に入り、あれよあれよという間に円高にふれてきたので、この機会に洋書を購入しておこうと久々にKindleストアで気になっていた本をいくつか探してみました。僕は、以前からAmazonで洋楽MP3を安く買うためにUSアカウントを2つ作っていたのですが、改めてKindleストアで洋書の値段を比較してみると、USアカウントでも日本在住とUS在住ではかなり価格差があることが分かりました。

 

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