【読書メモ】20歳のときに知っておきたかったこと(ティナ・シーリグ著 阪急コミュニケーションズ)

シリコンバレーにおけるアントレプレナーシップ(起業家精神)がどういうものかがよく分かる1冊です。アメリカの大学らしい学生の殻を破らせるワークショップがたくさん紹介されていて、本当に20歳のときにこんな授業を受けていたらなぁと思います。

とはいえ、社会人が読んでも遅いかというと、全くそんなことはないでしょう。この本は、安全な道を選ぶ以外の選択肢もあるということを改めて思い出させてくれ、そして自信を与えてくれます。ただ、読んでいるときは、まっさらな学生に戻ったような気持ちになり、自分には無限の可能性があるように思うのですが、しばらくして日常に戻ると情熱を賭けられるたった一つの「何か」もなく、殻を破るような独創的なアイデアもないことに失望してしまうのが難点です(笑)。そうはいっても、現時点では私が今年読んだ本の中ではいちばん「読んでよかった」と思える書籍であることは間違いありません。

以下、印象に残ったポイントをメモ。

  • 最初の課題「今、手元に5ドルあります。これを2時間でできるだけ増やせ。」→常識を疑った結果、元手に手をつけずに、身近な問題を解決することで金を稼げることに行き着く。
  • チャンスは無限にある。問題を解決すれば稼ぎになる。問題が大きければ大きいほどチャンスも大きい。
  • 問題を広く捉えると、問題は可能性というレンズで捉えるようになり、どんな問題でも受けて立とうという気持ちになる。
  • 学校の評価制度→相対評価(ゼロサム・ゲーム) 社会に出れば→チームで仕事をする→自分が勝てば回りも勝つ
  • 目を凝らして身の回りにチャンスを見つけ、そのチャンスを徹底的に活かす→イノベーション・トーナメント
  • 現場にいる人は日常的に問題にぶつかりその状態に慣れてしまう→問題に気づかない
  • 常識を疑う。ex.シルク・ドゥ・ソレイユ サーカスの常識の正反対をやってみる
  • 最悪の選択肢から発想を変え、革新的なアイデアを産み出す
  • ルールは破られるためにある「許可を求めるな、許しを請え」、「決まりきった次のステップとは違う一歩を踏み出したとき、素晴らしいことが起きる」
  • 人間は2つのタイプに分けられる。誰かに許可されるのを待っている人と自分自身で許可する人
  • 他の人が捨てたアイデアに目をつけ、それを何らかの役に立つものに変えるのも1つの方法。財布の演習: ペアのために新しい財布をデザインする
  • 失敗こそシリコンバレーの強みの源泉 失敗を前提として見込みの低いものは早めに見切りをつけるのも一手
  • ジェフ・ホーキンス: 物事が順調な時ほど心配する→いざというときの心の準備を忘れない
  • キャリアの進歩は二次元のハシゴではなく、三次元のピラミッドを登るようなもの→水平移動で経験という土台を作る
  • スティーブ・ジョブズのスピーチ

  • 最善の選択をするためには、身の回りで集められるデータはすべて集め、先人の知恵に学ぶ
  • 情熱は出発点に過ぎない。自分の能力と周りの評価を知っておく。情熱・能力・市場 を常に考える→趣味に留めるのか、仕事にするかを判断する。
  • 幸運を呼びこむために 周囲で起きていることに絶えず注意を払い目の前に転がってきたチャンスを活かす
  • 感謝の気持を示す 評判は大きな財産 世の中は狭いと心得よ サンキューカードを贈ろう
  • 判断に迷ったときは、将来その時のことを胸をはって話せるように
  • 交渉のKEY 全員にとって有利な結果を引き出せるように全員の利害を探りだすこと
  • 相手の利害やスタイルに合わせて交渉のやり方を決めるべき
  • BATNA(不調時対策案)交渉を始める前に他の選択肢を知っておくことで、どこで席を立つべきか決められる
  • ランディー・コミサー「あるバーチャルCEOからの手紙」 「正しい行為」と「賢明な行為」を混同しない
  • 自分にとってベストな判断を正当化することは「正しい判断」ではない
  • 最低限の条件をクリアする”及第点”を目指すのではなくベストを尽くし「光り輝くチャンスをつかめ」→いつでも期待以上のことをすると決意する
  • 競争→ゼロサム・ゲーム 目標達成の意欲が高い→自分自身の情熱を掻き立てて事を起こす
  • コーペティション(強調と競争) 自分だけでなく周りもうまくいくことをめざす
 

そして最終章「自分自身に許可を与える。常識を疑え、失敗をしてもよい。不確実性こそ人生の本質であり、チャンスの源泉である。」このフレーズだけは忘れずに覚えておきます。



本日の1曲 The Smashing Pumpkins「Try Try Try」

このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年かなまら祭りに行ってきました(まとめ付)

昨年に引き続き川崎金山神社で行われる「」に行ってきました。といっても、今年は休日出勤だったので神輿が出るところで失礼せざるをえませんでしたが…

実は、私にとっては地元の祭りなので事前にスケジュールなど情報を仕入れることができるのです。昨年は、震災後で神輿が自粛になったのかと思ってましたが、神社の氏子の方にお話を聞くと「神事なので自粛するつもりはなかったが、警察が出動できなかった(東北に人員を割いた?)ために行わなかった」そうです。

さて、私は妻子と一緒に10時過ぎに金山神社に行ったのですが、昨年とは比べものにならない人出。すでに境内に入るのも難しい状態です。関係者によると例年の2倍くらいいるのでは?という話、年々見に来る人が多くなっているようです。




そして、驚くのは外国人観光客の多さ!3割くらいは外国人と思われます。海外ではこの祭り「」と呼ばれているそうですが…それにしてもどこで情報を仕入れるのか???




例年通りコスプレイヤーも多く、こんな交通整理のお兄さんもいました。


11時から神輿が出るのですが、時間がなくその前に川崎大師駅から出勤。

後の様子は、妻とその友人から聞き、いくつかブログも見てましたが、かなりやばいバットマンが注目だったようです。また、ち○こ飴や、ま○こ飴を10本くらい買っていく外国人もけっこういたとか。妻は、ま○こ飴を見つけた欧米系の女の子に「Is that pussy?」と聞かれ困ったそうです(笑)。

せっかくなので、NAVERまとめを使って記事をキュレーションしてみました。やっぱりバットマンはヤバイ。



本日の1曲 KISS「Crazy Crazy Night」

このエントリーをはてなブックマークに追加

パキスタンバザール 2012に行ってきました

今年は日本とパキスタンの国交が樹立して60周年になるのだそうです。それを記念してか、パキスタン大使館等の主催で3/24・25日の週末代々木公園で「パキスタンバザール2012」が開催されました。

バックパッカー時代のパスポートに3つのパキスタンビザを持つ私としては顔を出さずにはいられないイベントです。子供連れのため、初日は雨で見送り、2日目の日曜日に行ってきました。運よくパキスタンつながりの@ktcjohnnyさんと、たまたま代々木公園でバッタリ見つけた?妻の友人エリさんとご一緒できて、にぎやかに晴天の週末を楽しんできました。


先にプログラムをご紹介しておきます。実際どうなったのかは確認してません…

パキスタンバザール ステージプログラム Pakistan Bazar Stage Program
3月24日(土) March 24th
10:00 – 10:20 Opening Ceremony 開会式
10:20 – 11:20 Qawwali (Traditional music from Pakistan) Badar Ali Khan & Group
カウワーリー・イスラーム神秘主義民族歌謡 ハダル・アリー・カーン楽団
11:20 – 12:00 ‘Japan – We Stand by You’ Tohoku through Pakistani eyes, Taiko Perfornance
「日本ー私達はあなたのそばに」横浜国立大学「みんけん」和太鼓ほか
12:00 – 12:40 Pakistani Musical Performance by Japanese Artists パキスタン音楽。「トゥンバ弾き語り」&「ちゃるぱーさ」
12:40 – 13:40 Swaras – Pakistani Band from Canada パキスタンアーティスト・サ-ワラスによる音楽パフォーマンス
13:40 – 13:55 Special Appearance by Mr. Antonio Inoki アントニオ猪木氏特別出演
13:55 – 14:15 Cute Pakistani キュート・パキスタニ パキスタンの子どもが大集合!
14:15 – 15:00 Mr. Handsome Pakistan – the most handsome pakistani, seen through Japanese eyes-「Mr.ハンサム・パキスタン」コンテスト
15:00 – 16:00 Mehndi & Fashion Show パキスタンの結婚式とファッションショー
16:00 – 16:30 Mughal Court Dance Performance ムガル宮廷舞踊カタック みやびカタックダンスアカデミー
18:00 – 18:40 Candle Lighting & Prayers for Great East Japan Earthquake Victims チャリティーキャンドルセレモニー 東日本大震災追悼の祈り

3月25日(土) March 25th
10:00 – 11:00 Pakistan – See the Unseen まだ知らないパキスタン
10:00 – 10:40 Trekking Heaven – Mr. Nazir Sabir 「トレッキング・ヘブン」 登山家ナジール・サビール氏が語る山の魅力
10:40 – 11:00 Magic Hands – Pakistani Handmade soccer balls. 「マジック・ハンド」 パキスタン特産の手縫いサッカーボール
11:00 – 11:45 ‘Japan – We Stand by You’ Tohoku through Pakistani eyes, Taiko Perfornance 「日本ー私達はあなたのそばに」横浜国立大学「みんけん」和太鼓ほか
11:50 – 13:00 Instrumental Music/ Mughal Court Performance パキスタン音楽、「トゥンバ弾き語り」&ちゃるぱーさ」、 ムガル宮廷舞踊カタック
13:00 – 14:00 Mehndi & Fashion Show パキスタンの結婚式とファッションショー
14:00 – 14:20 Special appearance by Mr. Yukihide Takekawa 特別ゲスト、タケカワユキヒデ氏
14:20 – 15:10 Qawali (Traditional music from pakistan) Badar Ali Khan & Group カウワーリー・イスラーム神秘主義民族歌謡 ハダル・アリー・ハーン楽団  15:10 – 16:10 Cute Pakistani/ Dancing King of Paksitan
キュート・パキスタニ&「ダンシング・キング・オブ・パキスタン」コンテスト
16:10 – 16:30 Closing Ceremony / Jeeway Pakistan 閉会式

会場は代々木公園のメインステージ周辺。このあたりに14のパキスタン料理屋台をはじめとして、輸入業者、NGO・NPO等が出店しています。改めて感じたのはパキスタンコミュニティの大きさ。よく秋葉原などではシャルカミ着たパキスタン人を目にしますが、多いもんですね。来場者の1/3~半分くらいがパキスタン人かな、というくらいの割合に思いました。地元川崎では圧倒的にインド人ですが、パキスタン人は埼玉に多く住んでいるようです。特に女性や女の子たちはちょっとおめかしして、日本の感覚で「ハレ」の日に仲間たちと会うのを楽しんでいたようです。

うちの家族+エリさんが会場に着いたのは昼過ぎ、ステージでは日本人がパキスタン音楽に合わせて踊っているところでした。@ktcjohnnyさんと合流してまずはお昼ごはん。久しぶりのパキスタン飯。カレーだけではなく、プラオやチャッパルカバブ、串焼きなどなかなか盛りだくさん。なんせ14も店が出てるんですから。だいたいどれも500円以下なので価格も良心的ではないでしょうか。




僕らはカレー2種セット+ナンにタカタク+ライス、プラウ、プラタにラッシー4つを注文。「アッサラームアライクム」-「ワーレイクムアッサラーム」のやり取りが懐かしい。調子に乗って飲み物を頼むときに「エック・ラッシー、ティン・マンゴラッシー」と言ってみたが、???な顔をされてしまった。ショック!

公園内の芝生にレジャーシートを敷いてランチ。どれも美味かったです。特にタカタクはイスラマバードで食べた記憶はないんですが、非常に美味しかったです。ラホールでポピュラーなんでしょうか?ということは頼んだ屋台がパンジャブ系のお店だったのかな?


食後、しばらく物品の屋台を見て@ktcjohnnyさんと共通のパキスタン友人ベイグさんも合流。久しぶりにお話をしていたらステージにゴダイゴのタケカワユキヒデさんが登場。なぜこの人がパキスタンイベントに出演するのか???だった私の連れですが、教えてあげました。

”ガンダーラ”だからさ

ちなみに昨日のスペシャルゲストはアントニオ猪木。こちらは1976年にカラチで行われたパキスタン人アクラム・ペールワンとの異種格闘技戦が縁のようです。


さて、タケカワ氏、期待に応えて1曲目はガンダーラ。サビはこの日に合わせて”They say it was Pakistan”にしています。そしてモンキーマジック、ビューティフルネームに続いては銀河鉄道999とゴダイゴ王道のミニコンサートを楽しみました。残念ながら僕の「ニルスー!!!」(ニルスのふしぎな旅)という一人アンコールリクエストの声は届かなかったようです。

イスラマバードのイトワールバザールからそのまま持って来られたような古着も売られてましたが、USEDジャンボブラジャーを買う日本人はいないでしょうねぇ。


このあたりで、息子が活動限界を迎え会場を後にしました。よくある屋台大集合的地域イベントを超えて楽しめる内容だったので、パキスタンにあまり関心のない方にもオススメです。来年もまたあるとよいのですが…


本文と関係ないですがDellでお買い得な新生活応援セールをやっていたのでご紹介です。
デル株式会社
本日の1曲 ゴダイゴ「ガンダーラ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

「よこすか東海岸・走水ランニングツアー」に参加しました

東日本大震災からちょうど1年の3月11日「よこすか東海岸・走水ランニングツアー」に参加しました。Nikeの”Run Together“も行われるので、今日走ることで寄付にも貢献できます。

さて、このイベントのことを知ったのは京急の中吊り広告ですが、オプション豊富で参加費が2,200円と非常にリーズナブルなのです。当日、主催者であるJTBの方から「観光庁からモニターツアーとして補助金が出ているため、実際には1万円前後のイベントがこの価格で催行できています。だから、アンケートはしっかり書いてください。」と説明がありました。これが低価格の理由だったんですね。

簡単にランニングツアーの概要を書きますと、馬堀海岸から観音崎まで海辺の景色を楽しみながらのランニングと横須賀美術館の見学や猿島観光が楽しめ、ランニングの後は、観音崎京急ホテルSPASSOで入浴、ランチにはよこすか海軍カレーが食べられる、というものです。レースではないので公道区間の1.5kmは歩かなければならず残念。

申込は3月4日にJTBのサイトから行ったのですが、受付完了の自動返信のメール後、しばらく連絡がなく、7日の朝に集合時間を決めるため運動の頻度を今日中に返信してほしいとのメール、そして9日に集合時間等の案内と運営サイドの混乱ぶりが垣間見える感じでした。今後はもう少し参加者が安心できるインフォメーションをお願いしたいところです。


当日は、馬堀海岸駅から少し歩いたところにある市営プールに集合。ここで着替えて荷物を預けてインストラクターによるウォーミングアップ開始。なのですが、スタッフの方から「貴重品は預かれない」との説明。だったら、事前にその旨教えてくれないと、ポーチもポケットもないランニングウェアでは、どうしようもありません。仕方ないので責任持ちませんと言われつつ貴重品含め荷物を預けてウォーミングアップ開始。Restartランニングクラブの高橋コーチによるウォーミングアップは、今までウォーミングアップなど適当に済ませていた私にはとてもありがたい内容でした。


それから海岸沿いのコースに移動してスタート!ペースセッターには、マラソン2時間8分の記録を持つ早田俊幸さんがついてくださいました。設定ペースは7分/km…なんともったいない(笑)。ペースセッターを気にせずマイペースで走ってください、との説明でしたので、協調性のない私は遠慮なくいつも通りの5分/kmで走りました。他の皆さんは日本人らしくほぼ集団で走っていたので、期せずして独走態勢に。海岸沿いのコースを2回折り返すと約4.5kmで、そこから1.5kmは公道ウォークになります。途中、走水の湧水を給水し、坂を上がりきったあたりで道路を渡り、再びランニングコースとなります。が、横須賀美術館の裏山の公園に上がっていく坂はかなりキツく、川崎市民になって以来すっかり平坦な道しか走らなくなった身には辛かったです。坂を登り切ると後は当然駆け降りるだけ。30分前にスタートした前のグループに追いついてしまいました。


ゴールは観音崎京急ホテルです。ここで、預けていた荷物を受け取り、入浴、食事、美術館、船の4枚綴りの当日限り有効チケットをいただいたところで、一応このツアーは終了ということになるようです。ずいぶんアッサリ。


さっそくスパで汗を流します。思ったほど風呂も混んでなく快適。ここには過去何回か来ていたので勝手知ったるという感じです。サウナで瞑想し、海を眺めながら露天風呂に入る…あぁ最高。普段、カラスの行水と言われる私ですが、45分くらい入浴を楽しみました。

お風呂の後は、昼食。B級グルメ?「よこすか海軍カレー」です。名前だけは聞いてましたが、なぜ海軍?他のカレーと何が違う?といったことは全く知らなかったので、そういうウンチクもこの場で披露してもらえるとローカルイベント的にはよかったのではないかと思います。出てきたカレーは、具が豚トロ3つだけのシンプルなものでした。辛さはかなり強めです。


食後、アンケートを記入、提出して次のオプションである横須賀美術館へ移動。と、その途中チケットが見当たらないという大失態。真剣に探すも結局見つからず食堂へ戻ってJTBの方に事情を話すと、快く再発行してくださいました。ありがとうございますm(_ _)m


横須賀美術館は以前にも来ていたし、時間も限られていたので、特別展「正岡子規と美術」だけ眺めて退館。とてもいい美術館なので、三浦半島に来た方はぜひご覧いただきたいところです。


そして、最後のオプション、モンキーアイランド”“。実はこれが初めての渡航です。美術館の少し先の防波堤からチャーター船で向かいます。以前は観音崎からも猿島行き定期船が出ていたようですが、今は横須賀三笠公園からの往復のみになっています。猿島は、馬堀海岸からはすぐ向こうに見えていましたが、観音崎の堤防からは見えません。


14:30に出港し、なかなかいいスピードで沖に出ていきます。しばらく行くと前方に木に覆われた猿島が見えてきました。ちなみに猿島には猿はいません。名前の由来は、日蓮上人が乗った船が嵐に逢い、進行方向さえわからなくなってしまったときに、一匹の猿が現れて船の舳に立ち、この島へと案内したという伝説によるそうです。

20分ほどで到着。船着き場近くの崖にはウミウが群れをなしているのが見えます。上陸するとすぐレストハウスがあり、その脇から島の奥へ入っていく通路が続いています。横須賀行の船まで1時間ちょっとしかないので、さっさと奥へ向かいます。少し行くと切通しの猿島要塞跡に出ます。猿島は明治時代に欧米の攻撃に対する東京湾の防御として要塞化され、軍事施設である様子は外からは全く見えないように設計されている”秘密基地”なのでした。残念ながら、かつての軍事施設エリアは施錠されていて入れません。地図はコチラ

















切通しと並行するように山道もあり、途中はちょっとした公園になっています。ここにかつてショッカー秘密基地として使われた展望台があるのですが、残念ながらこれも老朽化で危険なためか立入禁止になっています。島の北の方にはトンネルが3つあり、北端には日蓮洞窟と呼ばれる洞窟があります。ここからは弥生式土器や人骨などが発見されているそうです。今は無人島ですが古代から人が住んでたということですね。ということはこの島では真水が出るんでしょう。


これでほぼ行けるところは行ってしまいました。全体を見て回るだけなら1時間でちょうどよいくらい。最近、猿島ではコスプレ撮影がよく行われていると聞きますが、今日も1組コスプレイヤーズに出会いました。しかし、なんのコスプレか分からず…15:45の船で横須賀三笠公園へ帰ります。この後、妻子と合流して妻がお世話になった方のお宅で夕飯とお酒をごちそうになりました。




こういったスポーツと地域をからめたイベントはこれから盛んになってくると思います。いつでも行けると思っていると、実際にはなかなか行くことがないまま時間が経ってしまうことがよくありますが、イベントがあると、そこにきっかけが生まれます。イベントをトリガーとする仕掛けをどんどん地域が作って観光客をよんでほしいものです。

本日の1曲 Genesis「Land Of Confusion」

このエントリーをはてなブックマークに追加

JAL国際線エグゼクティブクラスで食事体験

さて、救難訓練体験に続いて第2部は国際線エグゼクティブクラスでのおもてなし体験。こちらがお目当ての参加者も多いかもw。訓練センターから集合場所の機装ビルに戻って、客室モックアップのある巨大スペースに移動します。後で聞いたのですが、このスペースは昨年解散したJALラビッツが練習していた体育館で、チームがなくなってから機材を移して訓練スペースとなったそうです。







ファーストクラスからエコノミーまで様々なシートが並んでいます。シートだけでなく、当然、訓練に必要なギャレーやトイレもあります。ここで、改めて今回のイベントを支えてくださったJALスタッフのご挨拶。今はWebを担当されている男性も以前はCAをしていたという経歴には一同驚きを隠せませんでした。

そして第2部スタート。まず、ファーストクラスの座席についてご紹介。JAL最高の座席はスイートと呼ばれるほぼプライベートなもの。NY,北米便の他、ジャカルタ便!などに8席あり、けっこう満席になるそうです。これに乗るのは、庶民にとってはあこがれを超えた「夢」レベルかも…


ヨーロッパ線のファーストクラスシートに移って、機内食についてのご説明。ファースト・エグゼクティブクラスでは、特別なライススチーマーを使って機内で炊いた魚沼産コシヒカリが提供されます。機内では気圧も異なるため、美味しいお米を炊くために試行錯誤を重ねられて実現に至った空の炊きたてご飯なのです。


いよいよ、参加者が国際線エグゼクティブクラスシートについての試食会。まずは、和食、洋食(ビーフ・フィッシュ)を選んで、搭乗券をもらいます。スタッフの皆さんの努力で、こんな特別搭乗券が用意されていました。

この試食会では、リアル感を出すためにシートも搭乗券に記載してあるところに指定され、チェックインコールから本物さながらに行われました。これは感動モノ。なお、座席は両隣と自分のを見れば3種類すべての料理が見られるように食事の種類ごとに配置されています。


この訓練用モックアップでは、前のモニターからギャレーの様子が見えるようになっています。チーフパーサーの挨拶に続いて、まずはシャンパンが振舞われます。JALのエグゼクティブクラスでは、パーソナルサービスといって、基本的にブロック単位で同じCAがサービスにあたることになっているので、担当CAが挨拶にきてくれます。シャンパンは〈ジョセフ・ペリエ〉キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット。リッチな味わいで美味しい。2回おかわりさせていただきましたw

さて、今回のメニューはNY、パリ、シカゴ路線で現在供されているものです。和食が九つの小鉢膳「旬味彩菜」、洋食(肉)が和牛フィレ肉のグリル、魚がイトヨリ”巣籠”スタイルというラインナップ。私は魚をチョイスしました。なお、メニューは四季に合わせ、年4回見直されるほか、洋食のメインは毎月変わるそうです。

シャンパンに続いてアミューズが出されます。鱈のエスカベッシュとセロリラブのムース 海老のマリネと生ハムを添えて。う~ん、エスカベッシュ…書いていて意味が分かりません。美味しい。続いてくるものが楽しみです。次にオードブル、サーモンと蟹のテリーヌ、ラムロースト、フォアグラテリーヌです。一緒に出されるパンはメゾンカイザーのものです。普段、あまり食べ物に関心のない僕でも、食べることが楽しいと思う貴重な瞬間です。





そして、メイン登場。イトヨリって魚、たぶん食べたことないんですけど…バルサミコのソースがしっかりしてます。機内で食べるにはこれくらいのボリュームがちょうどよい感じですが、僕らは訓練をした後なので、さらにご飯と味噌汁も頼んでしまいました。ご飯は先ほどのスチーマーで炊かれたコシヒカリ。ホント美味しいです。お隣は和食膳。こちらは彩りがすごくいいですね。外国人の方も喜ばれると思います。







ビーフも写真を撮らせてもらいました。これも食べたい…



最後のデザートはヨーグルトムースと黒胡麻ババロア。甘すぎず、スイーツを食べない僕でも美味しくいただきました。食後は、コーヒー、紅茶、ハーブティーから選択。JALはコーヒーに力を入れていて、クラスによって豆が違います。国内線の場合はあまり関係ありませんが、国際線に乗る際はチェックしてみるとよいでしょう。

至福の時間もこれで終了…残念。飛行機に乗る機会は、この20年くらいで価格に様々なバリエーションができ、昔よりずっと多くなりましたが、機内で過ごす時間ってまだまだ特別なものだなと再認識しました。国際線エグゼクティブクラスの運賃は、庶民にはなかなか手の届かないレベルですが、よく飛行機を利用する方ならマイルを活用するのも一つの手段です。エコノミーからのアップグレードだと、北米路線の場合50,000マイルでエグゼクティブクラスに乗ることができます。

最後は、皆さま並んでのお見送り。これまた感動の一瞬です。さらにお土産にファーストクラスのマグカップ、手書きのサンキューカードをいただきました。エグゼクティブクラスに乗ると担当CAから手書きのカードをもらえるんでしょうか?


さっそくJALに乗ってみたくなった方はこちらから。

本日の1曲 Sarah McLachlan「Sweet Surrender」

このエントリーをはてなブックマークに追加