BenQアンバサダーモニタープログラムの一環で、2016年12月発売のプロジェクターHT2150STを1か月お借りしています。わが家にはテレビを置いていないので、映像を見ること自体ほとんどなく、たまにPCでYoutubeかAmazon Primeビデオを楽しむ程度です。テレビをダラダラと見るのは嫌いなので今後も買うことはないと思いますが、映画などの作品を20インチ程度のPCモニターで見るのは味気なく、そんな時にプロジェクターを使ってみようかと思い申込んだところ、運良く当選しました。
まずは、HT2150STの特徴とファーストインプレッションを書いてみます。
HT2150STの特徴・スペック
短距離の投射短焦点
1.5mで100インチの画面に投影することができます。テレビとの比較でこういう書き方になっているのでしょうが、単位がメートルとインチが混ざっていて分かりにくいですね。メートルに統一しますと、1.5mの距離で対角線約2.5mのサイズで投影されるということです。
ホームシアター用の部屋があるセレブな家庭は別にして、わが家のように白い壁に写す環境では、横2mくらいの幅しかとれないことが多いのではないかと思います。その場合、少し離れたところに椅子を置けばすぐ迫力ある映像を楽しむことができます。
↓の場合、壁から130cmのところにプロジェクターを置いて、壁には幅160cmの映像が映されています。
ゲームモードを搭載し、大きな視野角、高度な応答性を実現
応答速度に優れたDLP方式が採用されています。ゲームはしないのでゲームモードは使っていないのですが、カンフーアクションのように動きの早い映像も大迫力で楽しめます。もっとも、近距離・大画面で動きの早い映像を見ると目が追いつきません…
<主要スペック>
投写方式: DLP
画素数: 1080p (1920 x 1080)
対応解像度: VGA(640×480)~WUXGA_RB(1920×1200)
輝度: 2200ルーメン
画面サイズ: 60型~300型
投写距離:
60インチ: 約0.91~1.11m / 80インチ:約1.22~1.47m
100インチ:約1.52~1.83m / 120インチ:約1.83~2.20m
ズームレンズ: 1.2倍
その他、仕様の詳細はメーカーサイトをご覧ください。
サイズと使用感
届いたときのダンボール箱が巨大で少々驚きましたが、開封すると、持ち運びしやすい専用バッグに入っていて便利そうです。
サイズは380.5 x 121.7 x 277 mm、重さは3.6kgですが、家電販売店で見ていた家庭用ポータブル機と比較すると、正直大きいな…という印象を持ちました。13インチのMacbook Airより一回り大きいくらいですが、重さはかなりありますね。
このサイズだと理想は、投影する壁(スクリーン)を決めて天井吊り下げで固定してしまう形かなと思いますが、わが家はひと月のモニターなので、1. リビングで椅子に置いて使う、2. ベッドルームの出窓に置いて使う、の2パターンを試してみました。
Macbook AirからHDMI出力して使っていますが、何の設定も不要でケーブルを刺すだけで映像ソースを検索し表示してくれました。接続されると、ボリュームコントロールがリモコンでしか効かなくなるようです。映像が映し出されたら適当なサイズに置き場所を変えて調整するだけすぐホームシアターを楽しめます。
ファーストインプレッション
本体については、「大きい」という印象でした。使用感については、本当に単距離で細かいところまで映るのに驚きました。使う前は壁からの距離が確保できずにボヤッとした映像になるのでは…という懸念を持っていたのですが、実際に使用してみると、むしろ問題はホームシアターの大迫力を楽しめるだけの画面(壁)がないことでした(涙…)。ベッドルームで壁一面に投影しようと対面の出窓に置いてしまうと画面が壁の範囲を超えて天井にはみ出してしまうため、もう少し手前に台を用意する必要がありました。
次回は、映像のクオリティなどについて書いてみます。
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