4,980円のロゼッタストーンでロシア語習得に挑戦してみます

世界的に評価の高い言語習得ソフト「ロゼッタストーン icon」がSOURCENEXTから販売されています。その価格が激安で、通常価格27,593円のところ、今なら30万本限定で4,980円(税別)で購入できるのです。大手書店でデモ販売されているのをよく見かけましたが、数万円するイメージがあったので、積極的に試してみたいと思ったことはなかったのですが、5,000円を切る価格となればハードルがぐっと下がります。

もともと関心を持っていたところに、リンクシェア・サロンで「ロゼッタストーン 説明・体験会」が開催されるとのご案内をいただき、6月30日に二子玉川の楽天クリムゾンハウスへ行ってきました。

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説明・体験会の様子

ソースネクスト社の方から「ロゼッタストーン」の特徴や、言語のラインナップ、どのくらいのレベルまで習得可能かといった点について一通り説明いただきました。一言で言うと、ロゼッタストーンの特徴は、”日本語に訳さずに外国語のまま考え、習得する“という点にあるようです。説明も早々に、さっそくデモに移ります。

デモでは、英語版を使って初級レベルと上級レベル2パターンのレッスンを見ることができました。初級は、英語ということもあってかなり簡単な印象ですが、さすがに上級は真剣に聞かないと簡単には答えが選べなかったです。

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デモを終えて、質疑応答に移ると、参加者の皆さんから次々に質問が飛び出しました。既に自分でロゼッタストーンを使っている方も多いようで、担当の方も回答に困る具体的な質問もありました。

せっかくの機会なので、僕も「全く初めての言語に挑戦しても大丈夫でしょうか?それとも、単語を読める程度の知識がある言語を選ぶ方がよいのでしょうか?」という質問をしてみたところ、力強く「大丈夫です!」という回答が返ってきました。この質問をしたのは、今回の説明・体験会に際し、ソースネクストさんからモニター用に1ライセンスをいただくことができ、せっかくなので全く馴染みがない言語に挑戦してみようと「ロシア語」を選んでみたからでした。

また、外国語の習得といえば通勤時間の活用が王道ですが、ロゼッタストーンはスマホ対応しないのか?という質問に対しては、今後の課題としてPCとモバイルをリンクさせるアプリの開発を進めていくという嬉しい回答がありました。モバイル化されていないことがネックでロゼッタストーンを使っていない方も、キャンペーン価格のうちに購入しておく方がよいのではないでしょうか。

まずはインストール

説明会を終えた翌日が土曜日だったので、さっそくロゼッタストーンをインストールしてみました。

ダウンロードの前に、ソースネクストのユーザー登録と製品シリアル番号の入力が必要です。これで「マイページ」に製品が登録され、ロゼッタストーンをダウンロードできるようになります。

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ダウンロード後、ファイルを展開しインストールします。ファイルサイズが2GB超とかなり容量を食います。残念なのが、インストール先を選べないこと。これだけのファイルサイズなので、余裕のあるHDDを選んでインストールできるようにしてくれるとありがたいです。

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インストール後、アクティベーションコードを入力します。アクティベーションコードはPC2台まで有効です。

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続いて、学習者を登録します。これでレッスンを開始することができるようになります。ファイルサイズが大きいこともあって、セットアップにはトータル20分くらいかかりましたが、実際にかかる時間は通信環境によると思います。

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実際に使ってみた

準備ができたので、早速、ユニット1のレッスン1から開始します。

画面はこんな感じで、何の説明もなく、写真とロシア語で絵の内容を示す単語が表示されます。この時点では、ロシア語の単語の知識がゼロなので、単語が写真の何を指しているのか(例えば、女性なのか、「食べる」という行為なのか)はっきりとは分かりませんでした。

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しかし、発音をマネながらどんどん進んでいくと写真のパターンが変わっていくので、自然とそれが「女の子」を指す言葉だと分かってきます。次のステップとして、「女の子」「男の子」が飲み物を飲んでいる写真、何かを食べている写真が加わり、組み合わせの選択肢が4つに増えます。写真を替えこの練習を数回繰り返すと、自然に「飲む」「食べる」という言葉を覚えるようになります。

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さらに、名詞に「(大人の)女性」「男性」。動詞に「走る」「読む」が加わり、単語のバリエーションが増えていきます。

次の段階で、「女の子」「男の子」「女性」「男性」に複数形のパターンが加わりました。主語となる新しい名詞が出る時は、今までに出ていた動詞との組合わせになるので、見当がつかないという事態にならないのがポイントですね。うまくできていると思いました。

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さらに進むと、代名詞が加わります。文法的な説明は一切なく、全て4枚の写真と音声・単語だけで進んでいきますが、単語の増え方が2つずつくらいなので、数回繰り返すだけで何となく単語を覚えていきます。もっとも、今のレベルでは”書く”という意識がないのでスペルは全く覚えていませんが、レベルが上がるとライティングも出てくるようです。

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ユニット1のレッスン1終了時点で、主語「女の子」「男の子」「女性」「男性」「彼」「彼女」の単数/複数に、動詞「飲む」「食べる」「読む」「書く」「走る」「泳ぐ」「(料理を)作る」を覚えることができます。

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まとめ

こうしたレッスンを続けることで、自然とロシア語を覚えていくことになるのだろうと思います。レッスンはトータル50時間分もあるので、それだけやり切れればかなりのレベルに達することが期待できるのではないでしょうか。このボリュームで4,980円という価格は破格だと思いますので、先着30万本がなくならないうちにお求めになることをオススメします。

まだほんのさわりだけですが、ロゼッタストーンが言語学習ツールとしてよく考えられていることは分かりました。とはいえ、社会人の語学学習のキモは「ゴール設定」と「学習時間の確保」にありますので、まず、2018年の夏休みはロシアでホームステイといった時間を決めた目標設定をしなければなりません。そして、学習時間については…ソースネクストさんに早くアプリの開発してほしい、と願っています。

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