トヨタカムリ

昨日、朝早かったので今日はゆっくりして10時過ぎにチェックアウト。食事をしてからアンコールワット見物の拠点となる町、シエムリアップ行トラック乗場へ行ってくれとバイタクに頼む。すると、トラックがなかったのか乗合タクシーに連れていかれた。値段はトラックやバスと一緒のようだったので、このカムリに乗って出発。助手席に2人、後ろに4人を乗せて、まずは50km先のシソポンまで行く。この間、道はほぼ舗装されていたが、穴ぼこだらけなので日本の道のようには進めない。平均時速で50kmいってないだろう。
シソポンで車を換えてシエムリアップへ続行。この区間、2/3は未舗装。道は少し小高いとこに作られていて、周りは湿原状態。半分水没といってもいいだろう。水田が広がり、水牛が鋤を引いているといったカンボジアの農村風景がすーっと続く。道は埃っぽいので、バイク兄ちゃん達はサングラスにクロマーという布で口や首を覆った「月光仮面」状態で疾走している。
同乗したカンボジア人のケータイがしょっちゅう鳴っている。なかなかきれいな和音着メロに驚く。彼が特別金持ちというわけでもなさそうだが…、意外と所得水準は高いのだろうか?おいカンボジア人、ケータイ買う金あるならちゃんと税金払っていい道作れ!
だいたい、こんなバイタクや乗合タクシー、個人商店みたいなのばかりじゃ、適正な所得の申告なんてしないのだろうから、所得税中心の税制は成り立たないだろう。こうなったら、(生活必需品以外について)消費税20%といった大胆な課税をせざるを得ないのではないか?
さて、話を道に戻すと、面白いことに、この道路を走る乗用車の9割はカムリなのだ。トヨタ車のシェアが90%という状態には別に驚かないが、1車種でシェア90%というのはさすがに異常だと思う。なんでカローラじゃなくてカムリがこんなに走っているのだろう???
なお、タイは日本と同じ右ハンドル左側通行だったけど、カンボジアは反対みたいだ。いつの間に替わったの?それって危なくない?
助手席2人乗りに疲れてきたころ、出発から約3時間半でシエムリアップ到着。車が着いたところが、予定していた宿のそばで助かった。1泊4$を3$に値切ってチェックイン。なかなかいい部屋だ。CATVがあり、NHKも入ったのでしばらく見ていたら寝てしまった。4時過ぎ、出かけようと思ったら、またスコール。この時期は夕方決まって降るのだろう。雨は仕方ないが、道がぬかるみになってしまうのが困る。
雨がやまないので、7時頃近くの商店兼食堂で値段を聞かずに夕食をとったら超ぼられた。
カンボジア人、油断できねえなぁ(><)

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