Day184 入場料値下げでお得なイランです

6時前にシーラーズのバスターミナルに着いてしまった。このバスターミナルは町の中心まで歩いていけるという好ロケーションなのだ。さすがにまだ真っ暗だったので日が出るのを待って行動開始。幸いシーラーズはザーヘダーンに比べるとだいぶ暖かい[:桜:]
記憶をたどりつつ5年前に利用したDarya Hotelに行ってみる。料金は5万リアル(約5.5$)とちょっと高いがカウンターに(先日捨てられてしまった)「旅行人ノートアジア横断」があるのを発見、コピーほしさに即決で泊まることにした。
部屋に入ってみるとストーブがついていた。これはありがたい、しかもホットシャワーも出る。2晩ぶりにベッドで腰を伸ばして仮眠[:zzz:]

10時すぎに起きてまずは両替。すぐ向かいが銀行だったので楽だったが1%のコミッションを取られたのが誤算だった。それからガイドブックをコピーし、忘れてきた歯磨きセットを購入。一度部屋に戻ってガイドブックを読んでから町へ出かける。
まずは前回訪問時に行けなかったハーフェズ廟へ。入場料がガイドブック記載の金額より大幅に安い3000リアルになっていた。外国人料金が撤廃されたということだろうか?イラン全国同様ならすごくありがたい。ハーフェズ廟はイランで一番有名な14世紀の詩人ハーフェズの棺が納めてあるちょっとした庭園でなかなかいい雰囲気だ[:ニコニコ:]
それにしてもイランは5年間でだいぶ様子が変わった。というのも以前は頭から足まで全身黒のチャドル姿というのが女性の一般的な服装だったが、今ではジーンズにスカーフといった格好のイランギャルも普通に見かける。しかし、顔がよく見えるようになったのはいいのだが、皆一様に化粧が濃いのはいただけない。また、化粧をする前段階としてひげを剃るべきだというのは僕以外にも思っている人がきっといるはずだ[:ムニョムニョ:]
男も革ジャンにタックズボン(いわゆるイランジーンズ)といったスタイルからスリムなパンツが主流になってきたようだ。若いカップルの姿も目にするし、だいぶ開放的になったのだろう。
ハーフェズ廟を出てバザールノウからバザールヴァキールへとバザール巡りをする。天井の高いレンガ造りのバザールで雰囲気はいいのだが、売られているものの多くは大量生産されたどこにでもあるような品物と高価な(?)カーペットばかりで購買意欲は全くわかない[:ノーノー:]
バザ−ルを出てマスジェデ・ヴァキールへ向う。今回のイラン訪問で初めてのモスクだ。久々に精緻なイスラミックタイルと幾何学的な空間美の融合を堪能する。ここのモスクの特筆すべき点はホール内部に立つ「くねり円柱」だろう。この後キャリーム。ハーン要塞に行ってみるとここも入場料大幅値下げ。要塞の内部は庭園になっていた。この時期のイラン庭園はどこもミカンが実をつけているが、誰もとって食べている人はいないので一応禁止となっているのだろう。
要塞を出てザンド周辺の商店街をぶらついてからイラン名物サンドイッチの夕食をとって宿に戻る。フランスパンにはさまれた大きなピクルスの輪切りが美味い[:ラッキー:]
そういえば、僕はイランでピクルスを食べられるようになったんだっけ…

本日の1曲 Mr.Children「タイムマシーンに乗って」

↓ハーフェズ廟

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